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    pheas357

    @pheas357

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    POIPOI 80

    pheas357

    MOURNINGhttps://poipiku.com/IllustDetailPcV.jsp?ID=616318&TD=4445765
    ↑の続き部分。
    一度ボツったけどせっかくなので。

    ……………………………………………………………………………………一応完結済?だけどそのまま持ってきたので推敲とか全然してない✹(゚∀゚)アヒャ
    ふと目が覚める。まだ夜は明けていないらしい。
    なんだかおかしな夢を見たなあ、と、横になったままでミツルは考える。
    プリンに醤油をかけたらバチンウニの味という話は時々聞いた事があったが、まさか実践する夢とは。
    けれどもネジキはたしかに好奇心で試してしまいそうだとは思った。もしかしたら既にやった事があるのかもしれない。
    それに、プリンをお菓子とポケモンで間違えてポケモンのプリンに醤油をかけようとするだなんて、いくら何でもおかしいったらない。
    いったいなぜこんな夢を見たのか。原因はなんとなく分かっている。
    数日前、ダツラがかなり古い本を見つけてきた。魔法について研究していた何者かが書いたものらしく、ある程度は解読が出来たという。
    ただ、一部が消えたり紙が破れたりして何が書かれていたかわからなくなっている部分もあった。
    何かの魔術の手順を記した部分らしく、ほとんどは読める状態だったために、最後の欠けた部分がどうなっていたのか実践して確かめようとダツラが言い出したのだ。そして想定内というか、ネジキまで一緒にやると言い出した。
    もしも何かあったら止めてくれとミツルとカトレアに言って実行した結果、ダ 1171

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    DOODLEネジキ君とミツル君がプリンに醤油かけて食うだけの話。

    お菓子のプリンなので大丈夫です、作中ポケモンを食べる描写はありません🍮(゚∀゚)
    「プリンって醤油をかけるとバチンウニみたいな味になるんですっけ?」
    呼び出したネジキにミツルが問いかける。場所はちょうどプリンの一大生息地とされる平原だった。
    「そう言うけどね……って、まさかミツル、ポケモンのプリンに醤油かけて食べる気?」
    何を今さら、という顔でこちらを見るミツルにネジキは続ける。
    「ここでいうプリンっていうのはポケモンではなくてお菓子のプリンだよ」
    どうもギャグなどではなく本当に勘違いしていたらしい。プリンを捕まえる必要がないのなら、とそのまま近くの町へ移動し、そこで目についた店に入ってプリンと携帯用の醤油を買う。
    もしも本当にポケモンの方のプリンだったら本気で捕まえて食べるつもりだったのだろうか。それにしても肉はあまりついてなさそうだな、とネジキは何となく考える。
    適当に見つけた椅子に座って、ミツルがプリンのカップを開ける。
    「やっぱりまんべんなく混ぜた方がいいのかな」
    独り言のように言いながら、醤油を流し込んで付いてきたスプーンでかき混ぜる。
    「先に食べてみます?」
    人柱にでもするつもりだろうか。初めてこの噂を聞いた時から気になっていなかったといえば嘘になる。だ 1152

    pheas357

    DOODLE多分迷子になったタイレーツを仲間のところへ送り届ける話が書きたかった。

    …………工場長でやる意味?推しと推しの組み合わせは最高でないの(`・ω・´)キリ
    見渡す限り、緑の草原が広がっている。時々草の中から顔を出す岩の1つに座って、ネジキは一息ついた。
    岩の中には割れ目の入ったものが多くあり、今ネジキが座っている岩にもすぐ隣に大きなひび割れが入っている。ものによっては地下にある空洞で他の割れ目と繋がっているというが、中がどうなっているのか、今のネジキは知らなかった。
    野生のポケモンも生息しているだろう。すぐそばに大きめの出入口があるという事は、もしもここからポケモンが出てきたら、突然目の前に現れたネジキに驚いて襲ってくるかもしれない。
    荷物の中から小さな機械を出してスイッチを入れる。ポケモン子守唄のメロディーが流れ出した。周囲の野生ポケモン達を落ち着かせる事と、相手の視界に入らない位置から自分の存在を知らせるために使っている。ジョウト地方などではラジオから流れるが、受信出来るエリアが限られる上に、日替わりなので、いつでも好きな時に流せるように音源を入れた自作の小型プレイヤーを持ち歩いていた。
    軽く携行食を摂ってから少しだけ休憩するつもりだったが、子守歌にポケモンどころかネジキ自身がなんだか眠くなってくる。思えば今日は朝からずっと歩き通しだ 6284

    pheas357

    DOODLEホワイトデー工場長。
    あまりカプっぽくなってないけどその辺は例によってご自由にヽ(・ω・)

    出てくるお菓子の元ネタはこれ↓
    https://www.tabirai.net/sightseeing/column/0000851.aspx
    とホワイトデーは福岡のマシュマロの会社が発祥説(諸説有)
    何かの実験に使いたいらしく、ダツラからまとまった量のしらタマを送って欲しいと言われて、昨日はほぼ一日地下に籠っていた。必要なだけをなんとか掘り出し、ホウエンに送ろうかとなった時に、思い立って自分で持っていこうと、ヨスガ空港からホウエン行きの飛行機に乗り込んだ。
    ヨスガ空港にはおいしいが賞味期限が数時間という、他所の地方どころか町外でもなかなか食べられないパイが売っているのだが、飛行機なら間に合うと考えて手土産に買っていった。大量のしらタマはさすがに結構な重さでダツラにはだいぶ心配されたが、ドータクンを連れて行ったのでテレキネシスでなんとかなりそうだった。
    ホウエンに着いてから、ダツラとの待ち合わせ場所に向かう。ダツラにしては珍しく、まだ着いていないのか周辺に人影は見えなかった。
    一度荷物を下ろしてからドータクンをボールに戻し、ベンチに座る。数分後に遠くにダツラの姿を見つけ、相手が来る前にネジキの方から近付こうと立ち上がった。
    ダツラもこちらへ向かって来ているし、この距離なら大丈夫だろうとネジキは自力で荷物を持とうとする。ただ持ち上げるだけならばよかったが、うっかり走ろうとして重さに振り 1876

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    DONE南×北っぽい。

    元々は工場長の日に突発で出そうと思って書き始めたけど間に合わなかったやつ。
    どっちかというと北メインなのでせっかくだから今日出す(*'▽')
    例によって不穏な目にあってる

    元ネタ↓
    https://www.uta-net.com/song/117438/
    フォロワーさんからいただいたイメソン(ありがとうございます✨✨✨(*'▽')✨✨✨)があまりにネジキだったので(*'ω'*)
    ダツラがホウエンからシンオウに来るというので、聞いてからなんとなくネジキはそわそわしていた。普段からちょくちょく連絡は取り合っていたが、いかんせん拠点が遠く、直接会う機会はなかなかない。
    近くの駅に迎えに行くことにしていたが、出かける時にうっかり通信機を忘れてしまった事にしばらく進んでから気が付く。それでも大して気にせず、進み続けた。
    列車の時刻は決まっているというのに、なんだか気が急いたネジキは近道をしようとする。迂回していく道路をそれて雪の積もった林の中へ入り、駅の方向へまっすぐ突っ切るコースをとった。
    雪が深くて道らしい道もないが、人間の管理の手がしっかりと入り、季節を問わず普段からフィールドワークに来る事もあれば近所の人が散歩している事もある。決して油断はしていなかったが、そこまで危険な場所とも思っていなかった。
    その日、少し風が強かったものの、朝から晴れていて天気についても心配はいらないと考えていた。
    だが、それなりに気を付けていたことがかえって裏目に出る。滑ったり吹き溜まりを踏み抜いたりしないようにと足元をずっと見ていたネジキは、陽光の反射する雪に少し視界がおかしくなった。 6793

    pheas357

    DONE今日って工場長と夜景の日なんです?(なんか違う)

    ほら、シンオウって絶対夜景が綺麗な町あるし、ダイパリメイクの暁には舞台として追加してくれないかなって(*'ω'*)

    CPは有りでも無しでも左右どっちでも。
    所用でシンオウに来ていたダツラと会って話をしていた時に、ネジキはホウエンに戻るのを一日遅らせられないかと聞いた。滞在先から少し離れているが、夜景が綺麗な町があるから一緒に見に行かないかと。以前から気になってはいたものの、今回は寄れないかと思っていたダツラだったが、一日延長するくらいは出来るし、せっかくの機会だからと誘いを受ける事にした。

    町の近くにある小さな山に登って見ようとなったのだが、ダツラが山の様子も見たいと言ったので、かなり早い時間から出かけた。ダツラにとっては、植物も生息するポケモンもホウエンとは違っていて新鮮だった。全体的に整備され、気を付けてさえいれば遭難の心配もほぼ無いのをいい事に、あちらを調べ、こちらを探索し、と、山中を歩き尽くしそうなほどに夢中になっていた。
    ネジキもシンオウに住んでいるとはいえなかなか来る機会のない場所で、一緒になって楽しんでいたのだが、ふと気が付くと、だいぶ日が傾いていた。
    まだ頂上までだいぶある上に、整備されているとはいえ、明るい時間に歩く事を想定された道に灯りは最低限で、これはそろそろ切り上げなくてはと思う。それに、集中していると気付かなか 3278

    pheas357

    DONE前に出した初対面であいさつとして南に背中叩かれる北(話はつながってません)

    時系列的にはマス初期なので修練と大修練の担当。

    最初は特にカプ意識してなかったけど、後半はちょっと南×北っぽいかもしれない。
    パシオに招待されて、その時そこで初めてダツラとネジキは顔を合わせた。いずれは他のメンバーも呼ばれるだろうが、今の時点でここにいるフロンティアブレーンはこの2人だけ、しかもどちらも肩書はファクトリーヘッドという事で、互いにまあとりあえず挨拶くらいしておくか、といった気持ちだった。
    「はじめまして……」
    「おう、よろしくな」
    笑いながら、豪快ともいえる勢いで背中を叩かれて、ネジキは思わずつんのめりそうになる。
    「悪い、悪い」
    相変わらず笑いながらも今度はそっと触れられる。
    「しっかし細いなあ、ちゃんと食ってるか?」
    「……食べてます……」
    背を少し縮こめるようにしながら、普段より幾分低い声で答える。
    『むー……』
    これはなんだか苦手なタイプの相手だ。
    あまりあからさまに避けてしまうのは失礼だろうが、出来るだけ自分からは関わらないようにしておこう、とネジキは思った。

    そのつもりだったのに、それからしょっちゅう、様々な場所にダツラが居合わせる。常にいるというわけではなく、特に自分がいるところを狙って来ているようでもなく、もちろんネジキはなるべく会わないようにしているのだから、実際には偶然の範 4673

    pheas357

    DONE↓の続き(完結)
    https://poipiku.com/616318/3408739.html

    例によってカプ妄想はご自由に(*'ω'*)
    夜になって、付き添い用のベッドに横になったものの、どうしても眠れずにダツラは何度も起き上がってネジキの様子を見ていた。ネジキはあれからずっと目を覚まさない。呼吸は穏やかになったものの、逆に身動きひとつせず、あまりに静かに眠っているために、時折息が途絶えてしまったかと心配になるくらいだった。
    明け方近く、ダツラもさすがに疲れてきて少しうとうとしていたが、夜が明けきる前に、妙な気配に目が覚めた。
    隣を見ると、ネジキが昨夜より浅く荒い息をしている。痛むのかと思い、そっと握った手の熱さに驚く。昨日はむしろ冷たすぎるくらいだったのにと、とにかく焦って助けを呼んだ。
    処置中、声をかけても点滴の針を刺しても、あいかわらず何一つ反応を返さないネジキを見て、泣きそうになる。
    再び横になるがやはりどうしても眠れなかったダツラは、一度起き上がるとベッドを接するように移動させた。体を横向きにして両手を伸ばし、ネジキの右手を包み込むようにして握ってから目を閉じる。
    それから何度も、少し眠りかけて、ネジキの意識が戻る夢を見ては、目が覚めて現実を突きつけられるという事を繰り返した。丸一日以上眠り続けるネジキは、それ 2237