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MOURNING途中でちょっと迷走したので供養。会話メイン。一緒にお風呂に入る五悠ですが恋人未満のふたり。
勝手に術式について妄想してるとこがあります。
優等生じゃいらんねぇ!「あーやっちったなー……」
深夜、俺は高専寮への坂道を歩いていた。べったりと頭皮や肌に張り付く髪。汚れた制服。汗なのか泥なのか呪霊の体液なのかわからない色々に塗れている。多分全部だろーけど。
人里離れた山の中で任務だったから半日走り回ってたらもうこんな時間だった。すぐシャワーを浴びて横になりたかったけどそんな宿なんて近くにあるはずもなく。ただでさえ汚れた格好で補助監督の人の車に乗るのも申し訳ないし、さらに宿のある街まで行ってくれとは口が裂けても言えない。最短で高専に帰るのが最善だと思ってここまで来た。
でもなぁ、もうこの時間大浴場閉まってんだよなぁ……。
タイミング悪く部屋に備え付けのシャワーは故障中。だからこそ浴場が開放されている時間には戻って来たかったのに、呪霊のせん滅に時間がかかってしまった。
5706深夜、俺は高専寮への坂道を歩いていた。べったりと頭皮や肌に張り付く髪。汚れた制服。汗なのか泥なのか呪霊の体液なのかわからない色々に塗れている。多分全部だろーけど。
人里離れた山の中で任務だったから半日走り回ってたらもうこんな時間だった。すぐシャワーを浴びて横になりたかったけどそんな宿なんて近くにあるはずもなく。ただでさえ汚れた格好で補助監督の人の車に乗るのも申し訳ないし、さらに宿のある街まで行ってくれとは口が裂けても言えない。最短で高専に帰るのが最善だと思ってここまで来た。
でもなぁ、もうこの時間大浴場閉まってんだよなぁ……。
タイミング悪く部屋に備え付けのシャワーは故障中。だからこそ浴場が開放されている時間には戻って来たかったのに、呪霊のせん滅に時間がかかってしまった。
nebu_fu_5725
REHABILI第三者目線と風景の描写のリハビリ。語彙の引き出し貧弱なので、できる限りわかりやすい言葉を使ってどこまで風景がかけるかに挑戦中。
…桜関係ない…あれ?
no title桜の開花宣言が出されたのはつい先日のことだ。
桜が咲いたからとはいえ、まだ頬にあたる風には冷たさが残っている。
「さすがにまだまだ入りたいとは思えないね」
ザザァ…と引いていく波間を見つめながら目を細める夏油の後ろで五条はふっと顔を崩した。
「なに?オマエ泳ぐ気だったの?」
「だって、せっかく海に行くなら足くらいはさ」
「えー俺濡れるのパスー」
いつもの軽い調子で、べぇっと舌を出したあとにすぐに真剣な顔になった五条にうっすらと違和感を感じたのだろう、夏油は眉を顰める。
「どうした?…悟?」
「いや…」
ああ、この感じは何を問うても歯切れの悪い返答しか返ってこないと判断したものの、体調が思わしくないのではないかなどと心配をしてしまうのは所謂夏油の母性本能というものなのか…
1053桜が咲いたからとはいえ、まだ頬にあたる風には冷たさが残っている。
「さすがにまだまだ入りたいとは思えないね」
ザザァ…と引いていく波間を見つめながら目を細める夏油の後ろで五条はふっと顔を崩した。
「なに?オマエ泳ぐ気だったの?」
「だって、せっかく海に行くなら足くらいはさ」
「えー俺濡れるのパスー」
いつもの軽い調子で、べぇっと舌を出したあとにすぐに真剣な顔になった五条にうっすらと違和感を感じたのだろう、夏油は眉を顰める。
「どうした?…悟?」
「いや…」
ああ、この感じは何を問うても歯切れの悪い返答しか返ってこないと判断したものの、体調が思わしくないのではないかなどと心配をしてしまうのは所謂夏油の母性本能というものなのか…
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DONEタイトルママご都合設定満載五←悠
幼児化した🐯を⑤がお世話するお話『……五条先生。虎杖が、子供になりました』
ワンコールで出ると思わなかったのだろうか。伏黒恵はやや驚いたように僅かに息を飲んで、関口一番、そう言った。元からお前たちは十五の子供だろ、と五条悟は思ったのだが、動揺している教え子が珍しいので指摘は止めたのだった。
「わぁホントだ。見事に呪われてるねぇ」
暫くして高専に戻ってきた一年生三人を五条が出迎えた。
見慣れた光景のはずが、物足りない。伏黒の腕に抱えられているのは、余程高校生とは言い難い小さなシルエット。
「電話でも話しましたが、おそらく二、三歳くらいまで退化していると思います。『虎杖悠仁』という自覚はあるみたいですが、それ以外はほとんど……俺たちのことも最初わからなかったので、精神的にも」
7961ワンコールで出ると思わなかったのだろうか。伏黒恵はやや驚いたように僅かに息を飲んで、関口一番、そう言った。元からお前たちは十五の子供だろ、と五条悟は思ったのだが、動揺している教え子が珍しいので指摘は止めたのだった。
「わぁホントだ。見事に呪われてるねぇ」
暫くして高専に戻ってきた一年生三人を五条が出迎えた。
見慣れた光景のはずが、物足りない。伏黒の腕に抱えられているのは、余程高校生とは言い難い小さなシルエット。
「電話でも話しましたが、おそらく二、三歳くらいまで退化していると思います。『虎杖悠仁』という自覚はあるみたいですが、それ以外はほとんど……俺たちのことも最初わからなかったので、精神的にも」