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    yoriri3

    @yoriri3

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    DONEキスディノ
    「…っ…えろ」
    オレは足元で動くディノの頭をなでて息を吐いた。ディノはオレのちんこを舐めてて、二人分の体重でオレのベッドがきしんだ。
    「…つ、…ゅ」
    ディノはオレのちんこの裏側を舌でれろーっと舐めていて、そのクソエロい姿にオレのちんこはますます元気になっていく。
    「はぁ…キース、きもちいい?」
    顔をあからめたディノの顔に。オレのちんぽの影がかかっている。いつも健康的なディノの顔にグロいオレのちんぽのコントラスト、は。あまりにも刺激的だった。
    「…おお、うん、きもちいい」
    オレはバカみたいな単語しか言えなくなって、そうくりかえす。ディノは口が疲れたみたいでオレのちんこから口を離した。ぷらんぷらんと勃起したままのちんこを持て余し、オレはディノのデコにちんこをこすりつける。さっきまで野球のナイトゲームを観戦しながらノートパソコンで書類をつくっていたディノは、頭の前髪をゴムで結んでいて。いつもは隠れているディノのおでこに全裸でちんこをこすりつけて、自分でもドン引きな変態行為をしている。ひくわーないわー。とか思うもののディノのデコやらほっぺたにちんぽをこすりつけて、オレはハアハハ荒い息をはいてるってわけ。
    3007

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    DONEドライブに行こうよ/ キスディノ降り出した雨はフロントガラスに滴り落ち、ワイパーがせわしなく左右に揺れている。
    キースはハンドルを握り、雨で煙る暗い街を睨む。
    「ディノ……手がかりはどこだよ」
    キースは車を走らせる。ディノが死んだ。そうブラッドから聞かされた。捜索も打ち切られた。
    だがしかしキースはディノの捜索をあきらめない。きっとなにかある。今だってこの雨のなかディノがどこかで生き埋めになっているのだとしたら、キースの助けを求めているのだとしたら!キースは車を走らせた。思いつくところを探し、くるぐると街を走る。そうしてロストゼロの現場まできて、キースは車から降りる。何度も探した廃墟を探索し、疲れて車に戻ってくるころ、キースは雨に濡れて髪の毛からしずくが落ちていた。シートに染みを作るのを気にせず、キースは運転席に座りエンジンをかける。ブラッドからしつこいぐらい着信があった。そろそろ帰らないと明日の仕事に差し支える。
    キースはアクセルをふんだ。ワイパーが激しく揺れる。街に戻るためにキースはアクセルを踏む。街灯の明かりが等間隔で窓に映る。
    静かだった。ほんの少し前までディノが助手席に座っていっしょにピザを食べながらドライ 3328

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    DONEどこかの星で会いましょう/キスディノ丘の上にはオレとディノだけだった。ランタンの明かりがオレとディノの顔を照らしている。少しつめてえ風が草を揺らしてる。
    ここはニューミリオンではなくディノの家の近くの丘だ。休暇を利用して家族に会いに行くディノにオレはついてきた。ブラッドの野郎が車を貸してくれると言ったけどレンタカーを借りた。だって嫌だよ。ブラッドの車はみるからに高級で穴ぼこでも開けたらめんどくせ。
    それでオレはディノの家まで交代で運転して、はるばるやってきた。じいさんばあさんの歓待ぷりはすごかった。オレはピザの歓待を受け、ピザを食べ、ピザを飲んで、まあピザ!おえ…オレの胃は常人なんだからカンベンしてくれ。
    「キース、お茶だよ」
    「こう寒いとウイスキーでも入れてえな」
    オレはディノからばあさんが淹れてくれた特製のお茶をとびりと飲んだ。さすがにお茶まではピザ味じゃあなかった。
    レジャーシートを敷いた地面からは夜の冷たさが這い上がってくる。まだそうそう地面に寝転がっても大丈夫って季節でもねえしな。オレはブランケットを被りなおした。
    丘の上にあるのはオレとディノと車とランタンってなとこだ。
    とうじてオレとディノがこんなところで寝 2749

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    DONEキスディノ「どうですかいい部屋ですよ」
    「ううん…」
    不動産屋さんの言葉に俺は返事を迷った。俺はアパートを借りようと思って内覧に来てるんだ。案内された部屋は高層アパートの一室。タワーにもまあまあ近いし部屋の明るさも十分だ。
    「まあ別にこれはこれででもいいんじゃねディノ」
    俺のアパートの内覧に付き合ってくれているキースはどっちでもよさそうに言った。たしかにキースの言うとおり悪くはない物件だ。そもそも今はルーキ―たちと研修で共同で住んでいるので居住性にそこまでこだわる必要もない。
    どうしてそれで俺がアパートを借りようと思っているかというと、ええと、共同生活だとキースとえっちが出来ないからです、はい。
    キースもアパートを借りているけれど、どういう訳か俺を部屋にあげてくれなくて。どうしてって聞くと言葉を濁される。なんとなくだけど…聞かれたくないっていうか、それって俺がいない間の四年間に関してのことかなって思う。何か知っているかジュニアに聞いてみようと思ったけれど、さりげなくフェイスに遮られてそれ以降はごまかされるのでたぶん、そう。というわけでこの事についてはこれ以上は俺からは聞かない事にしたんだ。
    「ど 3326

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    DONEキスディノ俺はそわそわしちゃってた。こう見えても鼻はいいほう。
    「あ、ねみ」
    エレベーターの中でキースはぼやいてる。キースの目は重たそうに半開き。
    「もうお酒いっぱい飲むからだろキース」
    「すんませーん」
    昨日の晩お酒を飲んで夜遅くなったキースは、ふああとあくびした。するとキースの服の下あたりからふわりと香水のにおいが香った。
    今日のキースは香水をつけている。っていうのも昨日お酒が入ったキースはシャワーを浴びずにねちゃったんだ。お風呂に入ってないにおいをさせて仕事をするとリリーさんの鉄拳制裁が飛んできかねないからキースは香水をつけて出勤してるんだ。
    俺とキースはたわいない雑談をして会議室にいった。定期的な報告会だ。メンターである俺たちはルーキ―の様子について意見をかわす。途中リリーさんがキースの隣を通ったけどリリーさんは顔をしかめなかった。むかしキースは同じようにお風呂を入らなかったのをごまかすために香水をたくさんぶっかけてリリーさんにくさいってこっぴどく怒られたっけ。そういう意味ではキースは香水のつけかたが上手になったんだな。こういうところに俺は四年間を感じる。
    それはさておき。
    ジュニアくん 2941

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    DONEキスディノ「わーーーーーーー!」
    と俺は深夜なんだけどベットから飛び起きた。はっとして同じ部屋で寝てるキースのベッドに視線を向けるけど、起こさなかったみたいだ。よかった。
    俺が深夜に飛び起きて(今日はテレビショッピングをみなかった!えへん)起きてしまったのは、つまり下半身が切迫したからだ。シーツをそろりとめくるとおちんちんがズボンを押し上げてた。半端に開いたままの窓から満月の光がまぶしい。俺はそわそわして自分と寝てるキースを交互に見る。うん、こうなったらトイレにいって自分で処理をしてしまうのがいいと思う。うん。そーするべき…なんだけど。
    俺はベッドを出てそっとキースのベッドに近づいた。えへ、こうみえても足音を消して歩くのはキースやブラッドより上手なんだ。って。
    俺はベッドで寝ているキースの寝顔をそっと覗き込んだ。キースは今日はお酒をビールいっぱいだけ飲んで寝た。明日早いからね。寝坊するとブラッドに怒られちゃう。
    「キース、かわいいな」
    俺はベッドのそばにしゃがんでそう呟いてた。うんキースはかわいい。っていうとブラッドなんか「は?」なんて返すけど、キースはかわいい。同い年の大人、(たぶん、おおざっ 2645

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    DONEキスディノ夢オチだよ☆どうして

    あとすこしだった


    キースは墓地でたばこを吸ってただそう思っていた。
    ディノはやっと戻ってきた。ゼロとしてイクリプスに関与していて、記憶も不安定だったものの。それでもキースはうれしかった。ディノが生きているのなら、それだけでよかった。エリオスを裏切ってイクリプスに与していたことを世間が許さなくても、キースはディノを守る気だった。それなのに。
    シリウスに操られたディノはブラッドやキースと戦った。そしてディノはブラッドに自分を殺してくれと懇願までして。それで。シリウスの攻撃にさらされたキースをかばってディノは。

    「死んだ?」
    キースはからからに乾いた声で呟いた。ここは共同墓地である。ディノの葬儀に参列したものは少ない。事情が複雑なので新聞にも死亡広告を打たず、身内だけでひっそりとしたもので終わった。
    たばこの灰がキースのダークスーツに落ちたが、キースは座ったままディノの墓を掘る人たちとその周りのブラッドたちを、ぼんやり、眺めていた。
    キースの手には箱がある。中身はディノの骨である。遺体の損傷が激しすぎて、エンバーミングもできず、火葬にされたディノはこじまりとした箱の中に納ま 2004

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    DONEキスディノ夜風に吹かれてキースとディノは走っている。公園のまわりには桜が咲いていて、街頭に照らされてきれいだ。ランニングをしている市民は走りながら上を見上げ、桜を見て笑っている。
    「……きれい、だなっキース」
    「おー」
    マラソンをしている市民をぶっちぎって走るディノはまっすぐ前を向いたまま走っている。
    キースはそのディノの後ろのポジションをだるだると走っていた。キースがなぜ夜にランニングをしているかというとディノに付き合って走っている。ディノはもう公園のまわりを何週もしている。なぜかというとムラムラしているから発散しているのだ。
    ディノもキースも若い。体力もある。そんなふたりがセックスをするとどうなる。朝までぶっ通しなのである。しかしいまはルーキーたちと同居状態である。そうそうできる機会もなく、明日は仕事である。なので体力を減らして寝るしかない。というわけでディノは走っているのだった。
    たったったと足を動かすディノのスピードは上がってきている。そろそろランニングの域を超えて短距離走でもするようなスピードにあがっていた。キースは徐々に離されていった。
    さすがに全力で走るのはだるいな、と思いつつキー 1533

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    DONEキスディノキース・マックスは喫煙室のニコチンとタールとため息がしみ込んだ黄ばんだ天井を見上げて煙を吐き出した。
    職場のタワーの大半の部分は禁煙で、ニコチン中毒患者は狭い喫煙所に押しやられている。いまはキースひとりしかいないので他人の副流煙は流れては来ない。キースは煙を吐いた。
    「減らせねえなあ、なかなか」
    酒とタバコを友人にし、怠惰に四年間を過ごしていたキースだが、もうその必要もない。というのに酒もタバコもキースの体にしみ込んで、関係を断ち切るのは難しかった。嫌な関係ほど断ち切るのが難しい、…父親とか。
    そんなことを考えていると喫煙所の扉が開いで人が入ってきた。
    「キース!」
    入ってきたのはディノだった。
    「わっ、すごいにおい!」
    ディノは日頃縁のない喫煙所の部屋のにおいに鼻をひくひくさせている。キースは喫煙所のニコチンとタールとため息であふれている部屋にディノを入れたくはなかった。健康に悪い。ディノには天気のいい芝生の上でキャッチボールでもしていて欲しい、とキースは思っている。怠惰なのは自分だけでいい。
    「おい、ディノ。どうしたこんなところに。なにか急用か?」
    なにか緊急事態ができわいているな 1777

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    FUJOSHI SAWキスディノ頬に一粒雨が落ちて空を見上げると、大粒の雨がなだれ落ちてきた。
    キースは手に持っていた傘をのっそり広げた。
    「ブラッドの奴の言う通りだったな」
    キースは人通りの少ない路地を歩きぼやいた。キースが休みなので外に出ようとしたときブラッドに会い、今日は雨が降るぞと忠告を受けた。いささか邪魔な傘を手にしてぶらぶらウエスト地区を歩いていると、ブラッドの言った通り雨が降り出した。
    「さて」
    キースは雨で人通りの少ない道を歩いている。休日とはいえ、べつにこれといって遊ぶ目的はない。しいて言えば先に部屋を出て遊びに行ったディノは傘を玄関に置いて出ていっているということと、この辺に新しいピザ屋が出来たと喜んでキースに報告していたこと。
    「ピザ屋ねえ…」
    キースは雨で閑散としている道を眺めて歩く。このあたりは夜に活気づくので昼間の今は落ち着いている。キースはぶらぶら歩きながら、ピザ屋の話をちゃんときいとけばよかったなと思った。どのみち放っておいてもディノがそのうち誘ってくるし、お店の情報をきちんと下調べするのはブラッドの役でキースはついていくだけ。がパターンだった。このパターンはディノがいない四年間すっか 1181