設定的なとある天使二人の会話ログ「ところでそんなにすごい魂なんですか?そのキバナってやつのは」
「フフフ、見たら驚くぜ。でも気になるからって横取りはやめてくれよな」
「オレ、平和主義なんで」
「あはは。ほら、これがキバナのデータだ」
「…ほう、ドラゴンの魂の持ち主。
ドラゴンといえば、神がこの世界がいっぺんリセットする前に『ふさわしい世界ができた』とかって妖精やなんかと一緒に魂を別世界に大移動させてませんでしたっけ」
「ああ。だが残ることを望んだものもいた」
「その一人がキバナ、と。奇特な魂ですね。
めちゃくちゃ昔のことだし、もうドラゴンとしての魂の輝きなんてだいぶ擦り切れちまってるんじゃないんですか」
「残念ながらな。でもそれでもここまできた彼の魂の輝きが、オレにはとてもいとおしいんだ」
570