にたものどうしある日、気持ちいい風が吹く快晴の日だった。基地の近くにある一つの一本の木に少し休憩していた時だった。
そこにユウセイさんが来て、どうしようかと思った。俺は少しこの人が苦手かもしれない。俺自身も苦手なのかは分かんないけど、この人はあそこの元働き人だ。正直言って殺されるかと思っていたが、全然何もしてこないし、何もする気はないような接し方をする。何がしたいのかわからない。
それが多分苦手な理由なのかもしれない。
「ユウセイさん、どうしたんですかここに来るなんて。」
「…いや、少し一服しようかとな。」
「そ、うですか。」
わからない!何考えてるんだこの人は!
…けどこの人、ずっとなにかを隠している様な時があるような…。
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