曲 ラストジャーニー いよわ
どこかに連れていかれる大佐🤕と、置いていかれたロナ🧲妄想(死亡描写あり)
酷い戦争が終わって、舞台俳優として大成した🧲と、表向きの英雄として、今はもう大袈裟に称えられることはなく、書類仕事におわれる🤕。
告白したけれど、拒絶もせず、そのまま恋人未満の関係を続ける🤕とそれに甘えてそばにいる🧲…
気がつけば心ここに在らずというように一点を見つめる。理由は教えてくれないがなんとなく察しが着いている。厳しいようで優しい人だから、自分からは飛び込まないが、いつかその手に連れていかれそうな気がして。それが怖くなって、赤いアネモネを送った。何か花を贈りたくて、花屋の彼女に花言葉を教えて貰って、贈ることにした。理由がわからずその花を握っていた彼は、律儀にもその花言葉を調べて自分によく似合う花だと初めて力を抜いて笑った。
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