まろんじ 主に作業進捗を上げるところ 今は典鬼が多い ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 544
ALL 典鬼 人間女子 江たろ がるまで 宇奈七 エルモリ ファフナー ファンノク ブルマリ むつじろ 何か その他 とうらぶ おヘル誕 ヘルルナ まろんじPROGRESS2023/05/19──蔵に仕舞うというんだから、俺は出されて使われるまでは自分を、そこにいないものと思うことにした。 1839 まろんじPROGRESS2023/05/18「お、鬼丸さん……」 前方から名を呼ばれて顔を上げると、乱が警戒するように瞳を尖らせていた。何だ、と尋ねようとして、声を失う。 1998 まろんじPROGRESS2023/05/17本丸内の畑や果樹園、厩や馬場のある区画は、草木に覆われた自然豊かな場所だ。野生の動物も何種類かおり、図鑑を作ろうとする刀剣もいた。 1480 まろんじPROGRESS2023/05/16短刀の小夜左文字、脇差のにっかり青江、打刀の陸奥守吉行と宗三左文字、太刀の大典太光世と鬼丸国綱、隊長は大典太光世。 2037 まろんじPROGRESS2023/05/15早朝である。静まり返った桃園学園の学生寮を、朝日が柔らかく照らす。宵っ張りの学生の眠りを妨げないよう、廊下の東側の窓はブラインドが下ろされていた。 2494 まろんじPROGRESS2023/05/14-2その日の買い物当番は、大典太光世と鬼丸国綱だった。他に行きたいと希望する刀剣もいなかったので、二振で行くことになる。 2040 まろんじPROGRESS2023/05/14【完】「おれを何だと思ってる」 盃を持ったまま、鬼丸は大典太を横目で睨んだ。 3062 まろんじPROGRESS2023/05/13-2その日の晩酌は、大典太光世が酒を用意する番だった。彼が持って来たのは桃色がかった春酒で、桜のような色に見えた。 1501 まろんじPROGRESS2023/05/13その海辺から街までの帰り道、実悟たちが乗った軽自動車は、ワゴン車と正面から衝突した。ワゴン車が中央線を越え、対向車線から突っ込んで来たのだ。 2002 まろんじPROGRESS2023/05/12私用で願い出た休憩を埋め合わせるように、実悟は三人分ほども働いた。あるいは、「テキトーな奴」と言われたのを、どこかで気にしていたのかもしれない。 1536 まろんじPROGRESS2023/05/11「まあ……緋那汰さん自身、ほとんどプライベートがないような人なので、あんまり心配いらない気もするんですけど」 1457 まろんじPROGRESS2023/05/10「でも、そんなの今どき珍しいか」「え〜、じゃあなになに〜?」 3932 まろんじPROGRESS2023/05/08大学の共通講義棟には、売店や学食、カフェのように洒落たテラス席などがある。一階の売店前の広いスペースにステージを設営すれば、文化系サークルのコンサートなども可能だ。 2104 まろんじPROGRESS2023/05/07壇上は返事を待つべく口を閉じた。書斎の振り子時計の、秒針の音だけが響いて聞こえた。 3289 まろんじPROGRESS2023/05/06柏餅をたいらげると、七緒は買い物に出た。しかし、程なくして大樹のスマートフォンに電話をかけて来た。 3106 まろんじPROGRESS2023/05/04亜蓮が置いて行った紅茶が、陽射しに透けている。それを一口飲み、壇上は書斎のテーブルに戻した。 1674 まろんじPROGRESS2023/05/03-2「あの子とは前から知り合いでね。幼稚園の頃から」 「へえ、幼馴染なんですね」 1861 まろんじPROGRESS2023/05/03大樹と七緒の触れ合いはいつも、至極静かなものである。それは、体を重ね、あるいは繋げる行為においても変わらなかった。 1196 まろんじPROGRESS2023/05/01「──よろしいですか? 妃奈子さん」妃奈子は依然として、両方の口角をくいっと上げていた。 2114 まろんじPROGRESS2023/04/30望んでいないの? でも、少しも願ってないなら、あなたは『雛人形』にはならないはずだもの。 2359 まろんじPROGRESS2023/04/29妃奈子の向こう、壁際のフラミンゴのつがいと視線が合った気がした。もしかしたら、彼らの方では妃奈子を見ていたつもりだったのかもしれない。 2433 まろんじPROGRESS2023/04/27チャットルームに、待っていた通話相手が入室したらしい。妃奈子のパソコンも相手のパソコンも高性能なのか、映像はかなり鮮明だ。 2269 まろんじPROGRESS2023/04/25「……これが、高三のインターハイの時のです」実悟は、指でスマートフォンの画面をスワイプした。 1734 まろんじPROGRESS2023/04/23「このような時刻にお集まり頂き、大変恐縮です」 壇上緋那汰は、立ったまま一礼した。 4761 まろんじPROGRESS2023/04/22 【完】それから僕は、犯人の男と共に警察病院に入院しました。共にと言っても、同じ病室ではありません。どうやら病棟が違うようです。 2115 まろんじPROGRESS2023/04/20用は済みました。では、脱出しましょう──教授殿が空けた穴まで戻らないといけませんね。 1358 まろんじPROGRESS2023/04/19どこへ向かっているのか、君にはもう分かっているんでしょう? その部屋にも爆弾か何か仕掛けられていそうですが、水が入ってしまっていたら爆発しないかもしれませんね。 1573 まろんじPROGRESS2023/04/17彼がまだ何かを仕掛けている可能性を、僕たちは考慮すべきだったのでしょう。気が付いた教授殿が、エルフの一機にスマートフォンを奪い取らせましたが、遅かったようです。 1597 まろんじPROGRESS2023/04/16実悟が平日に錦屋旅館で働くのは、概ね午後から夜の十時か十一時までだ。その日の講義が終わった時刻によっては、もう少し早く帰ることもある。 10755 まろんじPROGRESS2023/04/14講義室の後ろ側のドアをこっそりと開ける。座席が階段状になった広い講義室は、学生でいっぱいだった。 4324 まろんじPROGRESS2023/04/13──ねえ。わたし、どうしてこのお靴をはくの? これじゃ、歩けない。これは何? おなかが苦しいわ。どうして真っ白なの? わたし、あの青のおようふくがいい。 2391 まろんじPROGRESS2023/04/13それとも、正義に属するとされる名探偵が犯罪を教唆するようなことを言い出したので、彼もまた僕に呆れていたのでしょうか。 2428 まろんじPROGRESS2023/04/11白い機体の中に人がいることが、直感として分かりました。プログラムならこんな無駄な間を置かないでしょうし、何となく──視線の動きを感じたのです。 1865 まろんじDONE宇奈七ピッカピカの高校1年生 2834 まろんじPROGRESS2023/04/09スピードは緩めていても、僕は足を止めませんでした。教授殿もしがみついたままでした。 1282 まろんじPROGRESS2023/04/08一瞬だけ、足が止まりそうになりました。慌てて床面を再び蹴り、同時に頭を巡らせます。 1079 まろんじDONEうななな・ファーストコンタクト 1579 まろんじPROGRESS2023/04/03脱出経路とは言いましたが、歩いても歩いても同じような石造りの通路が続くばかりです。本当に出口まで辿り着けるのでしょうか。 1989 まろんじPROGRESS2023/03/31ぱっと石造りの壁に丸いライトが当たります。一通り壁や床を照らしてから、灯りが僕たちに向けられました。 970 まろんじPROGRESS2023/03/25数分間空を飛んだ後、教授殿はとある地点に降り立ちました。何もないじゃないかと思っていたのですが、教授殿が視線を向けると、大きなワゴン車が徐々に姿を現しました。 1200 まろんじPROGRESS2023/03/21 耳が破裂するような水音が立ち、白い飛沫が上がり──零度を遥かに下回る海水に、僕は呑み込まれました。 1211 まろんじPROGRESS2023/03/17カーネリアン。赤色や橙色のカルセドニーですね。網目模様があるものは瑪瑙と呼ぶとか。 1710 まろんじPROGRESS2023/03/16国際警護警察機構、略してISPOのパリ支部から連絡が来たのです。怪盗行為に及んでいたファントム・エクス・マキナことヴィクター・モリアーティを逮捕した。 1396 まろんじPROGRESS2023/03/15「死は誰にでも訪れるものですよ。それに……」 僕は一瞬、内心でその先の言葉を口にするのを恐れたのでしょう。それは教授殿に伝わったでしょうか。 1010 まろんじPROGRESS2023/03/11……お話は分かりました。書類が戻って来て、安心しましたよ。ただ、少し訊きたい……いや、確認したいことがあるのですが。 1170 まろんじPROGRESS2023/03/08数分後、僕たちは向かい合ってテーブルに座っていました。 1557 まろんじPROGRESS2023/03/07「……案外、早かったのですね」彼の顔色は悪いとか青白いというより、暗く見えました。隈が濃くなったようにも思えます。 1288 まろんじPROGRESS2023/03/06ピンチです。危機です。この前訪れた終末など可愛いものでした。今度こそは一貫の終わりです。 1285 34567