おやすみ、また明日。くぁ、と今日1番の大欠伸が出た。
酸素を取り込むと同時に、生理的に滲む涙を拭うように目を擦ると、頭上からクスクスと控えめな笑い声が聞こえた。

「これはまた随分と豪快な欠伸ですね」

そろそろ寝ますか？と優しく声をかけながら頭を撫でるジェイドに緩く首を横に振る。

「いい。まだ寝ない。」

寝たくない、と言うのが正しかったかもしれない。
旅行誌やら地図やらが広がったベッドに寝転んでいるオレの脳内から、長く悩んでいた反動からか眠気が顔を出していた。それを裏付けるようにもう一度、今度は先程よりも小さめの欠伸が込み上げてきた。
その姿にジェイドはまた小さく笑うと、頭にやっていた手を頬へと移動させた。

「おやおや、口ではそう言っても身体の方はもう寝たがっていますよ。」

這次我們不要分開好嗎？(二)　　「我為什麼要每個月都來看這個…月亮和寶石嗎？不過這個寶石太厲害了吧！竟然就這樣懸浮在半空中，還不會掉下來！POG！過去的人實在太厲害了！」一個金髮紫眼的少年待在一間和整棟建築物格格不入的和室中，並且看著神龕上代代相傳的聖物。

　　傳說中，Kaneshino家族還是黑手黨的時候，當時的黑手黨首領和一位來自遠東神秘國度的咒術師達成契約，並且護佑他一生順遂。在那位首領死後，那個咒術師只留下一組上弦月和紫色寶玉，並留下一句話就離開了，而那句話是『當未來有和他長得一樣的人在出現的時候，我會回來找他的。』

　　但問題是，當時只有繪畫這個保存圖像的能力，所以導致後來只要有點相符特徵的Kaneshino後人都會被定期帶來這間和室。雖然他不會限制你能做什麼，但被關在一個房間內還是很Unpog的，至少對目前的少年來說是這樣沒錯。