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    narehate42

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    narehate42

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    なんとなくGoogle翻訳調
    昔こういうノンフィクションを本当に読んだんです!本当なんです!(多分雌ライオンだったけど…)

    江澄がガチでガチの獣なのでご注意ください
    いや本当にこれを曦澄と言い張る勇気な

    #曦澄
    #現代AU
    modernAu
    #獣化
    animalisation

    あるレポート

     彼と出会ったのは吉林省東部でのフィールドワークの最中でした。もともと私の調査対象には彼の種族も含まれていましたが、生活の痕跡ではなく生きた個体に遭遇するとは思ってもみませんでした。
     彼は遠東豹。学名をPanthera pardus orientalisといい、IUCNのレッドリストにも規定された絶滅危惧種でした。
     知っての通り豹は群れを形成せず単独で生活します。彼はまだ若く、母親から離れて間もないように見えました。だからおそらく彼がこのあたりを縄張りにしたのは最近のことだったでしょう。
     幸いにしてそのとき彼はちょうど腹が満たされていたようで、私を見てすぐに顔を背けてしまいました。
     横たわる姿は優美で、狩猟の対象にされ絶滅危惧の原因となった毛皮が夕陽を浴びて輝いていました。彼は本当に美しい生き物でした。

     私は彼の縄張りの近くでフィールドワークを続けました。
     ある晩、私のキャンプに彼が忍び入ってきた時、私は死を覚悟しました。
     しかし彼はおとなしく私の目の前に横たわり、優雅に欠伸をしました。
     どうやら彼はこのコンクリートの建物を根城にすることに決めたようでした。中にいる人間のことは非常食だと思っていたのでしょう。彼は非常食には手を出さず、毎日獲物を捕りに出かけました。
     そのうちに彼はこの非常食に慣れたのか、近寄っても鼻に皺を寄せて唸ることをしなくなりました。
     私は念のためライフルを持っていましたが、私たちはお互いに快適な距離を見つけることができました。

     私は彼に阿澄と名付けました。
     彼はとても賢く、その音の連なりが自分を表していることを理解しているようでした。

     そして私はライフルを置きました。
     彼は阿澄と呼ぶと寄ってくるようになりました。
     彼が近くに来ても、もう恐れることはありませんでした。
     彼は毎晩獲物を捕りに出かけ、昼は私のキャンプに帰ってきて休みました。
     私と彼は毎日夕方になると共に過ごしました。
     いつの間にか私は非常食から世話を焼くべき存在に格上げされたようでした。彼は私に捕ってきた餌を与え、毛繕いをし、死んだ獲物で狩りの練習をさせようとさえしました。
     私は少し困って、彼の親切を受け入れてみることにしました。
     阿澄はとても誇らしげで、夕陽に照らされた毛皮が金色に輝いて見えました。
     私たちは概ねうまくやっていました。

     なにも人と人との愛だけが崇高なものでしょうか?
     私たちは蜜月の恋人同士でした。
     丸い大きな目。柔らかい毛皮。金色の毛並み。同じネコ科の動物のライオンや虎と比べて小さな顔と細くてしなやかな体。今となっては鼻に皺を寄せて唸る顔も可愛らしい。
     彼は時々真っ白なお腹を見せて転がりました。
     彼は猫のように私に体を擦りつけることさえしました。
     私たちの蜜月は一ヶ月と少しの間続きました。

     そして終わりは唐突にやってきました。
     ある日のことです。阿澄が私に飛びかかりました。
     高くジャンプしてのし掛かります。まるで餌を捕るように。
     やはり人間と獣が理解し合うことなどできなかったのだと絶望した私は、ちょうど手に取ったライフルで撃ってしまいました。それはとてもひどい瞬間でした。
     もしも見間違いでないのなら、あるいは希望的観測として、阿澄はとても悲しげな目をして一度だけ私の頬を舐めました。
     そして彼は永遠に去って行きました。
     私は穴を開けてしまった天井をどう直すかということを考えていました。なぜなら他のことを考えていないと耐えられなかったからです。私は彼を信じませんでした。
     彼はただじゃれついただけでしたが、私は彼を恐れてしまいました。
     私は彼を牽制しようとして天井を撃ちましたが、それは私たちの間の信頼を損なうものでした。

     それで私たちの間の蜜月は終わりました。
     That is the end of the honeymoon period between us.





     かれは一度だけその快適な巣を振り返った。
     あのひどい音がするものは危険だ。なにを置いても逃げなければならないし、もう二度と戻ってはいけない。あの音から逃げるうち、かれは家族と離ればなれになってしまった。
     こんなことならあの柔らかくて弱い生き物をもっと早くに食べてしまえばよかった。
     柔らかくて弱くてすぐ死んでしまいそうな生き物を、ひとり立ちできるまで大事に育ててやりたかった。
     あの生き物が不思議な声で鳴いて自分を呼ぶのが好きだった。
     かれはまた元のように一匹に戻っただけだった。どこへでも好きなところへ行ける。
     でも、あの快適な巣にだけはもう二度と戻れなかった。
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