夢で見たドラロナちゃんが川の字で寝転ぶ話※※※※※
side ドラちゃん
ギルドの慰労会にお呼ばれし、散々飲まされた挙句
流石にちょっと疲れたのでこっそり退出した
ちかくに死体部屋を用意してあったのも聞いていたので、ひとまずそこに避難する
襖をそっと開けると、いつもの面子がうんうん唸って転がっている
あーもう、みんな、適当なんだから
はだけた浴衣を見て、身震いしてしまう
その辺に転がってる上掛け布団をそれぞれ見繕って、せめてお腹だけ冷えないようにとかけなおす
一番端にどっかり寝転がる退治人までかけ終わって、その顔を見る
いつも見慣れている、整った顔つき
今日ならなんだか許される気がしてそっととなりに滑り込む
天井を向いてくかくか寝ている横顔を眺める
長いまつ毛が綺麗だなとか、しっかりした鼻筋が美しいとか、分厚い胸板が上下するのが愛おしいとか、くふくふ観察した
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