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    MOURNING「6畳半の夢」
    1時間縛りで書いたもの。修正入れてます

    http://sokkyo-niji.com/novel.php?id=182330
    元の文はこれ。↑

    お題は「素人の痛み」でした、めっちゃ難しかった…
    【的夏】6畳半の夢

    お題:素人の痛み



    一人用の布団に二人じゃさすがにせまいね、と笑った。
    今日は藤原夫妻の…いや、夏目くんの家に泊まらせてもらっているのだ。あの猫も隣にいるが、今はそれ以上に夏目くんと一夜を共にできるのが嬉しくてたまらなかった。
    いやらしい意味じゃなく、言葉の意味通りに。

    本当に狭いので、二人でぎゅうぎゅうに抱き合わなければならない。
    足を絡み合わせて遊んでいると、猫からの視線が痛く刺さる。まるで私の獲物に手を出すなとでも言いたげだったが、お構い無しに夏目の細腰を抱いた。
    夏目くんは本当に細っこいですね、と眠たいかすれ声で言う。すると、すぐに抗議の言葉が返ってきた。
    「的場さん。おれ、別に女の子じゃないので。そんなこと言われても嬉しくないですよ」
    そうでしたね、ごめんなさいと謝ると、いいですよと笑い混じりの返答が来る。
    今日は夏目くんもご機嫌だなあと髪を撫でていると、シャンプーの香りが舞った。
    思わずうなじに顔を埋める。ぴくりと跳ねる細腰を片手で押さえつけて、すぅと匂いを嗅いだ。
    夏目くんは無抵抗のまま体を任せきっている。それが可愛くて、愛しくて。もう片方の手 2644