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    yaginoura0811

    @yaginoura0811

    キショウタニヤマボイスの世界で13年くらい生かされてます。

    雑多なものの基本は総じて右側。推しの移り変わり激しい人間。推しの右側エロ大好き!!!!!!性癖色々。

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    yaginoura0811

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    闇夜に横たわるベリジャミンR。

    この眼が焼き付けたいのは悪魔のベッドシーン。

    その男は決まって闇の深い夜に現れる。

    前触れはなんとなくだがベンジャミン自身感じ取っている。
    いや、向こうが仕向けていると言って良いだろうか。

    もはや無抵抗。退屈そうに瞼を閉じるベンジャミンを組み敷いた漆黒の男はニヤリと口の端を上げて笑う。

    「相変わらず君は退屈そうだね」
    「アァ…全部お前のせいだ」
    「そう噛みつかないでよー。せっかく塗ってあげた口紅が崩れちゃうじゃないか」
    「その時はお前の血で代用してやる」
    「良いねぇ。そういうの嫌いじゃないよ」

    交わす言葉同士が噛み合わない、というよりベンジャミンにとってこの男の言葉に翻弄されるのは不本意であるだけである。
    わざとかわしつつも重くのしかかって来るベリアルの身体を押し除ける。

    半ば噛み付く形で唇を奪われてまた退屈そうにベンジャミンがベリアルの背中を足で蹴り落とす。

    「いったいなぁ。骨が折れるじゃないか」
    「折れるぐらいならまだマシだと思え」
    「おいおい、まさか砕くつもりかい?砕かれるのは理性だけで充分なんだけど?」

    口説き文句の様で泥臭さの残さも感じる言葉にベンジャミンが苦虫を噛み潰したての顔で唾を吐く。

    「いっそ魂まで砕いてやろうか?」
    「そんな事まで出来るのかい?出来るなら見てみたいもんだね」


    くつくつと笑うベリアルには余裕さえ感じる。ベンジャミンはそれが気に食わない。
    早く殺してしまいたい。

    「でも、今見せている君は本当の君じゃない。もっと貪欲な筈だよ?俺には分かる」

    ねっとりと絡みつく様な目を向けながらベンジャミンの間に割って入り、形を潜めているそこに手を差し込む。
    焦らすように這わされる指先が服越しに双丘へと伸びる。
    そこで再び蹴りを入れようとベンジャミンが足を振り上げる。

    だが、2度目は通用しないと言った様子で足首を掴んで両脚を開かせる。

    「威勢がいいねぇ。そっちの方が話が早い」

    軽快にほくそ笑んだベリアルがベンジャミンの首筋に牙を立てるみたいに噛み付いた。
    ぐっと痛みに声を上げるベンジャミンがベリアルの髪を強く引っ張って引き剥がそうとする。
    だが、バンパイアに血を吸われた様に力を失った手がパタリとベッドの上に落ちる。
    何が起きたのか理解する前にベリアルがベンジャミンの肌を寛げて舌で嬲り上げた。

    「っ…」
    「甘い香りに甘い肌。内側から欲してるのが漏れてるみたいだぜ」
    「ほざくな…ッ、」
    「はは…隠したって無駄さ。君の欲しがってる姿は媚薬以上の毒さ。君自身もそれに犯される羽目になる」

    まるで呪文を唱えるようにベリアルの口から魅惑の言葉がつらつらと並べられる。
    意識までも乗っ取られたみたいにベンジャミンの視界が熱に歪む。

    そしていつの間にか下まで暴かれたベンジャミンは頭を擡げ始めた性器を擦り上げられる感覚に軽く電流が走る。

    「ぅ…ぁ、ア…」
    「ほぉら、毒が回ってきた。此処は酷く求めてる様だけど、味見程度にこっちも暴いてあげようか?」

    ベリアルの手が溢れた精液をベンジャミンの窄まりに擦りつける。痺れた身体では抵抗することさえままならず、ベリアルの指を受け入れてしまう。

    「あァ、ッ…やめ、ろ…抜け、ッ」
    「どうして?ヒクヒクして欲しがっているのにやめちゃって良いのかなぁァ?」
    「抜かなきゃ、ころ、す!」
    「殺されるのは君だよ。この俺に身体の芯から殺されるんだ」

    まだ閉じたままの内壁を押し拡げて来る指先にベンジャミンが息を不安定に吐く。
    ぐずついた内側を惜しげもなく抉られて酷く頭がグラつく。

    身体。精神。欲。

    全て支配に近い形でベンジャミンの理性が積みすぎた積み木が崩れ落ちるみたいに音を立てて崩れ去る。
    卑猥に響く粘着質な音がベンジャミンのプライドまで打ち砕く。

    「はぁ、ゥッ…ぁっ、」
    「さぁ、堕落と快楽に満ちた君の顔を見せてくれ」

    音を立てて引き抜かれた指先をペロリと舐めたベリアルはすっかり膨張したベンジャミンの性器を強く擦り上げた。
    ただ喉元を曝け出して喘ぐベンジャミンの目に滲む涙が頬を伝って唇に塗られた唇に流れ落ちる。
    白いシーツに涙と共に滲んだ口紅が色を付けた。

    「あっ、あ…ぅ…あァ、ッ!!」

    視界が一瞬でスパークしてすぐ、ベンジャミンが芯を貫く絶頂に身体が脆くも崩れる。
    ベリアルの手の中で弾けた性器がまだ物足りないと快感に痙攣する。
    ベリアルがベンジャミンの涙で濡れた唇を口紅ごと舐め取って、収縮を繰り返す窄まりに昂りを押し付けてベンジャミンに折り重なり内壁をぐちゅりと押し拡げた。

    「アァッ!あ…ぐぅっ…」
    「んんっ…サイコーな気分だ。想像以上に毒回りが良いみたいだ」

    容赦なく打ち付けられる腰つきにベンジャミンが屈辱に呻く。
    それと同時に絶えず湧き上がって来る酷く甘い快楽にベリアルの昂りを締め付ける。

    策略などそこにはない。
    ベリアルの言葉通りベンジャミンの身体を蝕むのはどうしようもなく欲している絶頂への期待。
    意に反して揺らめくベンジャミンの身体は次第に訪れる頂きに戦慄いて声を枯れるまで鳴き続けた。
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