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    yaginoura0811

    @yaginoura0811

    キショウタニヤマボイスの世界で13年くらい生かされてます。

    雑多なものの基本は総じて右側。推しの移り変わり激しい人間。推しの右側エロ大好き!!!!!!性癖色々。

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    yaginoura0811

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    ラカムさんGiの話。アオイドス少し出。

    #ラカアオ
    lacao

    最近なんだかんだでドタバタしていた。
    グランサイファー含め、他の艇の修理や製作の依頼で立て込んでいて俺はベッドに入って即堕ちの日々が続いていた。

    体力的にも精神的にもギリギリというところでなんとか落ち着きを見せてきた作業は俺の手がなくても進む所まで来ている。

    やっと、休める。

    俺は数日変えていない自分の臭いの染み付いたシーツを嗅いで思う。

    (そろそろ変えてやらないとな)


    依頼が立て込み始めた時、俺はアオイドスにその旨を伝えなるべくバンドの練習は入れないように頼んでいた。
    特に急ぐ出演依頼もなかったので承認は得られた訳だが。

    アオイドスが決まって俺の部屋を訪れては好き勝手に雑談して戻ることもあれば、そのままそういう行為に流れる事もあった。
    そういう関係になったのはそんなに遠い記憶じゃない。
    普通の恋人同士が行うスキンシップやキスし合う行為を繰り返しては、明確にならない気持ちにモヤモヤしていた時期もあった。
    アオイドスはああいう感じで余裕のある素振りを見せてくるが、肝心の俺はアタフタしてる。

    だが、一方のアオイドスも事を起こした時にはその余裕はどこにと言った感じで健気な反応を見せる。

    「………くそ」

    ぼんやりと天井を眺めていた俺の脳裏にアオイドスの顔が、浮かんできた。
    余裕が崩れたアオイドスの表情は眠っている何かを掻き立てられた。
    それが欲だと知った時には俺は激しく悶絶してしまったが、次第にそれに駆られてしまった事でこれまでに至った行為の回数は何回だったかと思考回路を巡らせる。

    決して柔らかくはない身体に触れて、唇を寄せれば俺の背中に手を回して受け入れたアオイドスが笑う。
    まだ余裕のあるアオイドスに俺は続いて角度を付けてキスをする。
    抵抗もする事なく俺が舌を擦り合わせてもアオイドスは首に腕を回してまた受け入れてくる。


    …少し、衣服が窮屈だ。


    それから徐々に肌を暴いてやれば寒さにふるりと震えるが、俺が弄ってやると顔を赤くして顔を逸らす。
    いつ見ても白い肌に唇を寄せ、胸元に降りていくのをアオイドスが期待を含んだ表情で俺を見ている。
    それを確認して、胸の飾りにたどり着けばアオイドスの妙に色付いた声が聞こえてくる。
    けれどまだどこか余裕があるアオイドスの下に割り込めば少しずつ息も乱れていった。

    ゆっくり手を下に伸ばしてズボンに手をかければ上の方でアオイドスの喉が鳴る。
    俺は早急にアオイドスの下着に掌を忍ばせ、質量を取り戻しつつあるそこを擦り上げた。

    「……っ」

    それを思い出しながら今も自分自身に伸びている手を擦り上げる。
    しばらくぶりの感覚に俺は呼び起こしている記憶と現実の感覚に呻く。

    やがてアオイドスの滲んだものを擦り付け、次に向けての準備をする。
    指先にそれを絡ませて挿入する場所を丹念に解してやる。
    既にモードに入っているアオイドスの声が期待に跳ねる。
    最初はいつも挿入するのに苦労はするが、指をゆっくり中に潜らせ、傷つけないように解し続ける。

    短く息を吐いていたアオイドスは必死にシーツにしがみついてその濡れた瞳を俺に向ける。


    (……アカイドス)


    まるでおもちゃを欲しがる子供みたいに落ちてきたアオイドスの声に俺の下は酷く疼く。

    自ずと本格的な挿入に向けて俺は擦り上げていた掌の動きを速める。
    自分の方もちゃんと濡らしておかなければ、苦しいのはアオイドスの方だからだ。
    きちんと濡らして挿入しても大丈夫な所まで終えると、アオイドスの唇が動く。

    その言葉はお預けを食らった様な求める言葉だった。

    自身を飲み込んでいくアオイドスの中の熱に全てを持っていかれそうになりながら、俺は浅く腰を動かす。
    緩やかな行為に少し焦ったいと言いたげに揺らめくアオイドスの身体を抱きしめて己を押し込んだ。


    「…はぁ…ッ」

    当たり前のように思い出しながら自慰行為を行う俺の口から解放を望む息が漏れる。
    こんな様を見られようものならなんと思うだろうか。
    想像だからと冷静な自分がいる反面、現実として存在するアオイドスとの行為に頭は少し混乱する。

    迷う事なく俺はアオイドスの両脚を抱えてその熱く畝る中を満足するまで突き続けた。
    こういった行為の時だけ呼ばれる自分の名前も頂点に誘うには充分な薬だった。

    掌に感じた熱は想像の中で弾けたものではなく、現に自分の自身から放たれたのだと知って俺は現実に引き戻された。


    「…くそ……中学生か俺は」

    想像だけで、しかも相手がアオイドスってだけで達してしまった俺は少し恥ずかしくなる。
    アオイドスと肌を合わせる行為が恥ずかしいのではなく、なんというか、どう表現しようが迷うが、とにかく恥ずかしくなってそそくさと処理しようとする。

    けれどだ。


    『アカイドス、戻ってるな?実は相談があ……──』
    「え、ちょ、まっ……」

    突然聞こえてきたアオイドスの声に俺は瞬時に隠れたつもりだった。
    だが、気付くのが遅すぎた。いや、アオイドスが部屋に入ってくるのが早いのかどちらにしろ扉の前で固まったアオイドスは少し黙った後「ああ、取り込んでいるようだから後でいい」と言って引っ込んでいった。

    「……ぅわぁあ……!!」


    見られてしまったのは仕方がない。
    しかし、とてもじゃないが、アオイドスをオカズにしていたなんて口が裂けても言えない俺なのだった。
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    yaginoura0811

    DONE再び声が出なくなるアオイドス。その原因は?

    ラカアオシリアス。モブ女の子騎空士登場。名前はない。
    突然、アオイドスの声が出なくなってしまった。
    前触れもなく、本当に当然に。

    歌うことは出来る。何故かステージの上ではいつもの伸びやかな歌声が出た。
    ただ、日常会話をする中での発声は全く出来なくなってしまったのだ。
    人間が自分の意思を伝える上で欠かせない声。

    まるで、ノイズの中で過ごしていた子供の頃に戻ったようだとマネージャーはなんともやるせない顔で言った。
    なんとかこの状況を打開する策はあるのだろうか。

    精神に関わることだとしたら何が原因なのだろう。
    アオイドスはどうするつもりなのだろう。



    「アオイドスさん、お昼にしませんか?」

    ルリアがアオイドスを呼びに部屋まで来ると、その声に手を上げて応えた。
    とことこと走ってきたルリアはアオイドスの手のひらに指で文字を書いて内容を伝えた。
    今日のお昼はオムライスだと。
    アオイドスは笑って分かったと口を動かして答える。
    ルリアがそれを確認して部屋を出て行く。

    普段の日常会話はこうしてやりとりしている。スケッチブックに文字を書いたり短い単語は口を動かして伝えたり。
    なんとかそうやって生活は出来ているものの、アオイドスは人知れず頭を抱え 4545