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    yaginoura0811

    @yaginoura0811

    キショウタニヤマボイスの世界で13年くらい生かされてます。

    雑多なものの基本は総じて右側。推しの移り変わり激しい人間。推しの右側エロ大好き!!!!!!性癖色々。

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    yaginoura0811

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    ベンアオRです。お互いに身を寄せ合ってます。意味深な意味で。

    ベンジャミンの就寝は早い。
    双子の弟であるアオイドスは深夜を過ぎても就寝する様子はない。

    生活リズムの全く違う二人が対面する時間はあまりない。
    休みもまばらで会話もほんの少し交わすだけで終わってしまう日もある。
    だからこそ、少しでも一緒にいる時間を作ろうとアオイドスは提案をするものの、前記の通りベンジャミンの就寝は早い。
    とにかく寝てしまう前にアオイドスはベンジャミンの部屋を訪れた。

    「……なんだアオイドス。用が無いなら俺は寝る」
    「まぁ待てベンジャミン。久しぶりにこうして話すんだ。たまには就寝を遅らせるのもいいだろう?」
    「俺は眠い」

    寝たいベンジャミンと何としてもベンジャミンとの時間を作りたいアオイドスの攻防が繰り広げられる。
    ベッドに潜ろうとするベンジャミンを阻止するアオイドスが毛布を跳ね除ける。

    埒があかない攻防戦で最初に折れたのはベンジャミンだった。

    「……15分だけだぞ?」
    「それだけあれば充分だ」

    アオイドスが勝ち誇った様子でそう言うのでベンジャミンは深いため息をついた。

    「ところで、15分で何を……何をしている?」

    ベンジャミンが問いかけ終わる前にアオイドスはベンジャミンの身につけていたバスローブの紐を解き始めていた。
    素早い動きに抵抗を忘れてベンジャミンは問い直す。

    「ん?決まっている。ふれあいだ」
    「…ふれあいの意味を履き違えていないか?」
    「ふれあいはふれあいだろう?久しぶりにベンジャミンのパトスを感じたい」

    熱の籠った声で告白されてアオイドスのやろうとしている事が分かってしまった。
    就寝を目前としていたベンジャミンは完全に脱力した状態だったが故に拒むことすら面倒になっていた。

    「…保証はしないぞ?」
    「何の保証だ?」
    「…相変わらず食えない弟だ」

    分かりきったような顔をして笑うアオイドスに諦めの境地な顔をしてベンジャミンは両腕をだらりとベッドの上に脱力した。

    準備完了といったところでアオイドスはベンジャミンの履いていた下着を下ろし、身体を下にズラす。
    入浴したてだったのか爽やかな匂いが鼻腔を擽る。

    「んっ…」

    お辞儀したベンジャミンの性器に触れて奉仕を始めたアオイドスがゆっくり顔を上げて様子を伺う。
    嬉しそうに唇を寄せ、軽く噛み付く要領で上から攻めていく。
    緩やかに頭を動かして舌先を駆使しながら奉仕していけば、ベンジャミンが深く息を吐く。
    手を動かしながら質量を増していくそこを嬉しそうに見つめてアオイドスが満遍なく舐め回して濡らしていく。

    「…ちゃんと勃ったじゃないか」
    「うるさいぞ。あと10分だ」

    きちんと時計を見ながら奉仕されているベンジャミンにアオイドスは相変わらずといった様子で動じることは無かった。
    じわりと滲んだものを舐めたり、啜ってみたり、子供が飴菓子に夢中になるようにアオイドスは奉仕を続けていく。
    それを眺めていれば、僅かに揺れているアオイドスの動きは目に見えた。

    ならばとベンジャミンはアオイドスを無理やり引き剥がし、逆にアオイドスを押し倒して上に跨った。

    「べ、ベンジャミン?」
    「望むなら応えてやるまでだ」

    形勢逆転、ベンジャミンはアオイドスのバスローブの紐を早急に剥ぎ取り、外に放り投げる。

    アオイドスの感じる場所は経験からしてベンジャミンも分かっている。
    半ば強く擦ってやれば華奢な腰がびくりと揺れ始める。

    「ぁ…ベンジャミン…」
    「なんだ。お前も充分濡れてるじゃないか。話は早いな」

    そう言ってベンジャミンは自分とアオイドスの性器を合わせて擦り上げた。
    お互いに昂り熱の籠った性器同士が卑猥に音を響かせて擦られて、アオイドスは開きっぱなしだった口から甘美な声を響かせた。

    「ぁ…あっ…ふぅっ…」
    「お前から誘っておいて俺一人でさせる気か?」
    「んっ…そう…だな……」

    思い出したようにアオイドスは上を責め立てるベンジャミンとは別に根元周辺を擦り始めた。
    アオイドスは腰をゆらめかせ、ベンジャミンに擦り寄るように濡れた性器を合わせた。
    無我夢中で腰を浮かせて双丘も合わせるようにして密着すれば、お互いに堪らず忙しない息を吐く。

    「ぅっ…くっ…」
    「ぁっ…ぁ、ベンジャミ…もう…いきそうっ…」
    「ふっ…あと、5分あるぞ?」
    「もう…もたな…ぃっ…あぁっ!いく、っ…!」

    タイムリミットを待たずしてアオイドスが達すると、ベンジャミンの性器を伝わって滴っていく感覚につられてベンジャミンもアオイドスの手の中で達した。
    同じように伝う迸りにアオイドスの身体が素直に跳ね上がる。

    ベンジャミンは久しぶりに感じたアオイドスの温もりが存外悪くない感覚として肌に残っていた。


    「どうする?あと2分はあるぞ?」

    仕返しの如く返すベンジャミンの問いかけにアオイドスはぼんやりと蕩けた脳内で考えを巡らせ、出した答えと共にベンジャミンの腕の中に収まって額を押し付けるのだった。
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