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    moguo_enho

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    POIPOI 19

    moguo_enho

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    ルケーさんからいただいたこちら(https://poipiku.com/1036026/3736398.html)に恐れ多くも文章をつけさせていただきました!
    にょどブジ―とロターせめのお話。
    炎ホ『予想外の急展開』

    たしかに新しいことしませんか、と言ったのはホークスだった。

     付き合って、初めてセックスをしてから幾年か。時間をかけて微睡むようなセックスもしたし、獣が貪り合うようなをぶつけるセックスもした。
     二人の性交はあくまでも基本に忠実。キスをして、乳首を中心にホークスの肌の温度を上げて、涙を流す屹立に触れて――最後に挿入する。お手本のようなセックスでもエンデヴァーに触れられれば体は燃えるように熱くなり、少しの刺激でも嬌声が止まらなくなるのだから、ホークスは特にこれと言って不満を感じたことはなかった。
     ある日、通販で在庫の少なくなった潤滑油を購入していた時のこと。いつも通り薬局でも取り扱っている潤滑ゼリーを注文しようとして、ふと通販サイトのポップアップが目に入った。『マンネリ防止!』『エンジョイセックス!』と派手な色で書かれたそれをクリックして、ホークスは目を見開く。
     ピンク色の卵、女の子が書かれた膣を模した筒や、球体がいくつも連なったシリコン。パソコンの画面いっぱいに広がったいわゆるアダルトグッズに、ホークスは驚いて飛び上がった。
    「どうした」
     パソコンの前で硬直したホークスを、エンデヴァーは怪訝そうに見つめる。エンデヴァーはノートパソコンの横にやってきて、画面を一瞥して頷いた。
    「なるほど」
    「いや~俺も初めて見ました……。すごいですね、これとか。医療器具じゃないんですか?」
     見られてしまったのなら仕方ないと、ホークスは改めて一覧をスクロールする。
     細い銀色のマドラーは、昔知識として見たことがあった。尿道ブジ―と言われる、泌尿器科で使用される医療器具のはずだ。
    「どうやって使うかわからないものばっかりですけど、そろそろ新しいものに挑戦してもいいかな~とか思っちゃいますね。ほら、ここにマンネリ防止って書いてありますし」
    「……そうなのか?」
    「あ、いえ、今のなしで!」
     口から零れた失言を、ホークスは慌てて訂正する。年とともに刻まれたエンデヴァーの皺が、口角が上がるとともにくしゃりと小さく集まるのを見て、墓穴を掘ったなと冷や汗をかいた。


    「んぅ……ふぁ、あ、ん」
     寝室に淫靡な声が落ちる。注文した潤滑ゼリーが届いたことをきっかけに始まったセックスで、じっくりと燻されるように性感が高まっていく。
     上品な唇を合わせるだけのキスが、舌を絡めて唾液を贈り合う口づけに変わるのに時間はかからなかった。久しぶりというほどでもないのに、一度触れ合ってしまえば止まらない。ぴちゃ、と破廉恥な水音が響くころにはホークスの体の力は抜けきり、くたりとエンデヴァーに凭れ掛かった。
     下肢では屹立が角度を上げて涎を零し始めている。つぅと竿を伝っていく感覚すら敏感に掬い上げて、ホークスはひとりでに喘いでしまう。
     昨日洗濯したシーツはサラサラと気持ちよく、脱力したホークスの手を擽る。
     凭れ掛かった巨木のような体躯が、もぞもぞと身じろぎする。潤滑ゼリーはシーツの上に転がっているし、コンドームはサイドテーブルの上だ。何を探しているのかと体を伸ばして確認すると、彼は黒いシリコンを手に収めている。
    「なんです? それ」
    「あぁ、初めて見るんだったな」
     小さな球体がいくつも連なったシリコンピック。取っ手部分はリング状になっているが、太いエンデヴァーの指は入りきらないのか人差し指の第一関節で止まっている。エンデヴァーの手のひらほどの長さのそれはぷらりと宙を彷徨った。
    「これは、ここに使うんだ」
     見せつけるようにゆっくりとシリコンは降下して、エンデヴァーとホークスの間を通っていく。たどり着いたのは、健気に勃ち上がる屹立だった。
    「は……?! え?」
    「新しいことをしたいんだろう?」
     ぴたひたと触れては離れていくシリコンが、一気に凶器に見えてくる。困惑しているホークスを尻目に、エンデヴァーは潤滑ゼリーのパウチを開けると、シリコンと屹立にたっぷりと垂らした。
    「んひぃ!」
    「まずはしっかり滑りをよくする」
     今回尿道ブジーを使用するにあたって、何かでやり方を確認したのだろう。まるで教本をなぞるような口ぶりにツッコミを入れる余裕なんて、もはやホークスにはなかった。
     これから行われる淫虐に、屹立は元気をなくしている。自分の分身と一緒に震えながら、ホークスはごくりと生唾を飲み込んだ。


    「あ、エンデヴァーさんっ、こわいっ、……やっ!」
     腹の前に当てられたエンデヴァーの腕を、ホークスが掴む。背面座位の姿勢だが、覗き込んでくる彼の横顔があまりにも真剣で、もう逃げられないのだと悟った。
     気休めに、と挿れられた卵型のローターが、胎の中で羽音を立てる。時折前立腺を無遠慮に震わされると、思わず内壁を締め上げて自らを追い込んでしまった。窄まりの縁がきゅんきゅんと収縮するのに合わせて、ローターがしこりを叩く。びりびりと指先まで痺れるような快感に苛まれながら、ホークスは目の前の脅威に怯えていた。
    「もっ、はいらん!」
    「入るからじっとしていろ」
    「うぅ~~~~っっ」
     いやいやと頭を振るホークスを押さえ込み、エンデヴァーはついに屹立を硬い手のひらで包み込んだ。シリコンの切っ先をぱくぱくと開閉を繰り返す尿道に当てられて、ホークスは思わず唸る。
    「いくぞ」
    「そ、そんな覚悟しろみたいに言われても……ってひぃイいぃ!」
     つぷ、ぷつん、と小さな破裂音を立てて、ホークスの屹立にブジーが侵略し始めた。尿道の開閉に合わせて自ら飲み込むようにシリコンが沈んでいくのを見て、ホークスは気を失いそうになる。
     液体しか通ったことのないそこを無機物に犯される。深呼吸しろと低く甘い声で言い聞かされると、異常事態にもかかわらず背筋を痺れが走った。荒い息を繰り返しながら、トン、とシリコンが何かにぶつかる感覚がする。それを認識した瞬間、ホークスは背筋を仰け反らせて悲鳴を上げた。
    「ぁア! ひ、い、なに⁉」
    「前立腺にぶつかったな」
     エンデヴァーが指を動かすたびに腰が跳ね上がる。胎内からはローターで、尿道からはブジーで前立腺を刺激されて、中イキが止まらない。射精しようと精嚢が持ち上がるも蓋をされ、精液が外に飛び出そうと尿道の中で蜷局を巻いていた。
    「も、いゃ! おかしくなる! えんでば、さっ」
    「もうだめなら抜くぞ、いいのか?」
    「いぃ、いいからはやくぅ! だした、だしたいよぉオお‼」
     快感を逃がすように思わず前かがみになると、「危ないからやめろ」と体を起こされる。取っ手のリングだけが間抜けにも切っ先を塞いでいて、もう見ていられなかった。エンデヴァーの太く血管の浮き出た首に縋りついて、ホークスは懇願する。エンデヴァーは心得たようにリングに指をかけて、ゆっくりとシリコンを抜き始めた。
    「う、う゛ぁ、! ヒぃア、やあぁアあァ‼」
     一つずつ球体が出ていくのを見せつけられ、ようやく最後の一つまで抜き出ていく。一思いに引き抜かれると、排尿にも似た解放感が駆け抜けた。そのまま抗うこともできず、ホークスはびしゃびしゃと屹立から体液を噴き上げる。
     息も絶え絶え、チカチカと瞼の奥で火花が散った。
    「どうだ、新しいことは満足したか?」
    「もう……しばらくいいです……」
     マンネリって言ったこと、根に持っていたんだな。
     ホークスは呼吸を整えながら内省する。背中に当たる彼の剛直を欲して収縮する後孔に小さくため息をついて、汚れてしまったシーツをどこか遠くに見つめた。
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    moguo_enho

    DONEルケーさんからいただいたこちら(https://poipiku.com/1036026/3736398.html)に恐れ多くも文章をつけさせていただきました!
    にょどブジ―とロターせめのお話。
    炎ホ『予想外の急展開』
    たしかに新しいことしませんか、と言ったのはホークスだった。

     付き合って、初めてセックスをしてから幾年か。時間をかけて微睡むようなセックスもしたし、獣が貪り合うようなをぶつけるセックスもした。
     二人の性交はあくまでも基本に忠実。キスをして、乳首を中心にホークスの肌の温度を上げて、涙を流す屹立に触れて――最後に挿入する。お手本のようなセックスでもエンデヴァーに触れられれば体は燃えるように熱くなり、少しの刺激でも嬌声が止まらなくなるのだから、ホークスは特にこれと言って不満を感じたことはなかった。
     ある日、通販で在庫の少なくなった潤滑油を購入していた時のこと。いつも通り薬局でも取り扱っている潤滑ゼリーを注文しようとして、ふと通販サイトのポップアップが目に入った。『マンネリ防止!』『エンジョイセックス!』と派手な色で書かれたそれをクリックして、ホークスは目を見開く。
     ピンク色の卵、女の子が書かれた膣を模した筒や、球体がいくつも連なったシリコン。パソコンの画面いっぱいに広がったいわゆるアダルトグッズに、ホークスは驚いて飛び上がった。
    「どうした」
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