last_of_QED
BLANK診断メーカーよりお題「『笑ってください』で始まり、『必要なのは勇気でした』で終わる物語」。アルティナちゃんが臆病を告白する話。臆病と悪魔【臆病と悪魔】
笑ってください、こんな私を。お赦しください、どうか。
悪魔の居城で祈っていると、まるで自分が幽閉されたか、あるいは堕天してしまったかのような錯覚に陥る。いいえ、身も心も、決してそのようなことは。けれど、何故なのでしょうか。此処は幾分、居心地の良い場所なのです。それ故に、必要以上にこの地に滞在してしまっているのも確かで。地獄が心地良いなんて、本当に可笑しな話。
フロン様、貴女が私に明かしてくださった、魔界で過ごした日々のこと。今も忘れられないのです。お話しされた時の、貴女の優しい表情。「アルティナちゃん。すぐに天界に戻る必要はありませんからね。貴女が為すべきことを、為してから戻って来るように。いいですね?」そう、笑顔で送り出してくれたその意味も、もう少しで分かるような気がするのです。
944笑ってください、こんな私を。お赦しください、どうか。
悪魔の居城で祈っていると、まるで自分が幽閉されたか、あるいは堕天してしまったかのような錯覚に陥る。いいえ、身も心も、決してそのようなことは。けれど、何故なのでしょうか。此処は幾分、居心地の良い場所なのです。それ故に、必要以上にこの地に滞在してしまっているのも確かで。地獄が心地良いなんて、本当に可笑しな話。
フロン様、貴女が私に明かしてくださった、魔界で過ごした日々のこと。今も忘れられないのです。お話しされた時の、貴女の優しい表情。「アルティナちゃん。すぐに天界に戻る必要はありませんからね。貴女が為すべきことを、為してから戻って来るように。いいですね?」そう、笑顔で送り出してくれたその意味も、もう少しで分かるような気がするのです。
last_of_QED
BLANK診断メーカーよりお題『「いっそ消えてしまえばよかった」で始まり、「もう会えないかもしれないと思った」で終わる物語』エロなしネタバレなしギャグ100%(本当にごめんなさい)ディスガイアプレイヤー全員考えたことあると思います。
それは、二度美味しい【それは、二度美味しい】
いっそ消えてしまえば良かったのだ。そうすればこんな葛藤も、くだらない自問自答も、その一切は必要がなかった。
周囲を入念に見渡し、人影がないのを確認すると、俺は改めて自身の手元を見た。回復アイテム「かんだガム」がそこにはあった。それもただのガムではない。「閣下のかんだガム」なのだ。
誰がどうして噛んだガムをもう一度噛もうなどと思いついたのか。消費アイテムが一度使っても消えないなんて、そんなことがあって良いものか。何者かが味わい尽くし、吐き出したガムを後でもう一度味わわされるなどと……想像するだけでゾッとする。とてもじゃないが正気ではない。そもそも何故噛んだ後のガムに微量ながらもHP回復効果があるのか。しかもレベルが低い内はガムよりも噛んだガムの方がむしろ良い塩梅であることも多々あるのが憎い。
670いっそ消えてしまえば良かったのだ。そうすればこんな葛藤も、くだらない自問自答も、その一切は必要がなかった。
周囲を入念に見渡し、人影がないのを確認すると、俺は改めて自身の手元を見た。回復アイテム「かんだガム」がそこにはあった。それもただのガムではない。「閣下のかんだガム」なのだ。
誰がどうして噛んだガムをもう一度噛もうなどと思いついたのか。消費アイテムが一度使っても消えないなんて、そんなことがあって良いものか。何者かが味わい尽くし、吐き出したガムを後でもう一度味わわされるなどと……想像するだけでゾッとする。とてもじゃないが正気ではない。そもそも何故噛んだ後のガムに微量ながらもHP回復効果があるのか。しかもレベルが低い内はガムよりも噛んだガムの方がむしろ良い塩梅であることも多々あるのが憎い。
永 沢
BLANK寝る前の勢いでかさかさ描いてたら全く文字が読めなくて頓挫したやつ夜眠れな委員会🐹🐱
たりょらプール?回で🐹が🐱に覆い被さって押さえつけ、動きを封じるという衝撃的な実話を元にした
2視点
赤いところから別の(🐹の)話、🐹の方は考え終わる前に寝たので未完 11
永 沢
BLANK諦めた自分のおばあちゃん家の風呂から海に連れてってくれる🐯
勧誘してくる幽霊🦄🐯🐰 (他の人たちの設定も一応軽く考えてた)
深夜のいっじんダークモード🐹
犬と🐨
浴槽に入ってる(撮影されてる)🐯🐨
カラーサングラス🦄🐱 6
puricyama_und
BLANK米I津さんの死l神を聞いていて書きたくなった話なのでくらいですし直接描写はないですけど死ネタです「ヴィクトル、おかしな話だと思うかもしれないけど僕には死に神が見えるんだ」
彼に初めて会ったのはいつだったかな?
確かおじいちゃんの亡くなる前だったと思う。
病院の枕元に彼が立っていたんだ。
人間じゃないっていうのはすぐにわかったよ。
だって彼は――。
ううん、そんなことはどうでもいいんだ。
そしたら彼は僕が見えることに気づいたのか、僕の目の前にたった。
『君に死に神を追い払う呪文を教えてあげるよ』
そう言って。
でも使える条件がある。
足下にいる死に神しか追い払えない。
枕元に立っているときはだめだ。
つまり彼はだめってこと。
守らないとペナルティーがあるよって。
おじいちゃんは亡くなったよ。
その後もいろいろなところで彼を見たよ。
838彼に初めて会ったのはいつだったかな?
確かおじいちゃんの亡くなる前だったと思う。
病院の枕元に彼が立っていたんだ。
人間じゃないっていうのはすぐにわかったよ。
だって彼は――。
ううん、そんなことはどうでもいいんだ。
そしたら彼は僕が見えることに気づいたのか、僕の目の前にたった。
『君に死に神を追い払う呪文を教えてあげるよ』
そう言って。
でも使える条件がある。
足下にいる死に神しか追い払えない。
枕元に立っているときはだめだ。
つまり彼はだめってこと。
守らないとペナルティーがあるよって。
おじいちゃんは亡くなったよ。
その後もいろいろなところで彼を見たよ。