あまのじゃく
yznoid
DONE10,000字以下なのでこちらへ。そのうち短編で支部へ持っていくかも。
🍱🐝
告白したは良いけどどうしていいかわからなくて思考放棄したあまのじゃくヤスとヤスに言われて肯定したは良いけど自分だけ欲張ってるみたいな罪悪感に苛まれるさびしんぼうハッチンのお話 9841
糸麦くん
PROGRESS29正邪は弾幕アマノジャク枠なんですが、妖精大戦争枠にチルノがいないように、プレイヤーの場合は今回の枠には特別入らない(はたては一応DSのボスでもあるので入る仕組み)のですが、それだとアマノジャク枠がいないのでこんな感じで登場しました。
そしてやってきた董子。まぁこの手の話なら彼女がいたら大分大きく事が進みますよね!みたいな。
こいしが持ってる奴は地霊殿がヒントです。 2
汎用斉藤
DONEワンドロ第42回。お題「偽物」「わらう」のうち前者で参加。ここにあるのは偽物ではなく、新しい眼。
偽物というお題に、皆が彼岸をイメージする中違うネタが浮かぶあまのじゃくな自分です。
ハリスデコイの塩コンに「オリジナルではありませんが偽物でもありません」と言わせるパターンも考えました。そっちも描きたかったなぁ。 2
syadoyama
DONEチェズのお母さんとの素敵な愛があるのね~と思いながらファンチェズを書くアマノジャクさよ。ファントムが当社比可愛いですね。若チェズレイ、心の余裕なくしても人に見せないでくれ。ファンチェズ/スワンプマンの失態 人間の精神を感覚的に理解することはできないとしても、肉体の反応から推測することはできる。瞳孔の開き。発汗。指先の震え。呼吸の深さ。どれもが雄弁に思考を語っていた。前の職場の人間などは、陽気に振る舞う自分を相手に「おまえに比べて彼は人の心がない」と同僚の悪口を言っていた。文学的な情緒も人間臭いためらいも、生物としての抗えない欲望も、全て肉体の反応で学び、再現することができた。
我らがボス――チェズレイ・ニコルズを盗み見る。盗み見ることは気付かれているが、チェズレイは「目的が無く自分に近寄る人間などありえない」という思想を持っているので「ファントム」から視線を向けられることで安心しているように見えた。この男もまた、財力か権力か肉欲かを求めていると、まだ思っている。
1633我らがボス――チェズレイ・ニコルズを盗み見る。盗み見ることは気付かれているが、チェズレイは「目的が無く自分に近寄る人間などありえない」という思想を持っているので「ファントム」から視線を向けられることで安心しているように見えた。この男もまた、財力か権力か肉欲かを求めていると、まだ思っている。
cola_57380401
PROGRESSあまのじゃく初稿……?みたいな……
学パロ軽音部の千ゲがふたりでなんやかんやして楽器触ってお話してるだけ。特別教室棟三階、端っこの視聴覚室。
職員室で借りた鍵をドアノブに突き立て、左に半回転。それを真横に戻してから引き抜いて、ドアを押し開けた。
むわ、と漏れ出す熱気に、もう九月終わんぞ、と顔をしかめて。壁のスイッチでぱっと点った蛍光灯が、白々しく室内を照らして目が痛い。
背負ったリュックを机に置いて、窓に黒いカーテンを引いていく。それからエアコンの電源を入れると、ようやく一息つけた。ワイシャツの背中はじっとりと濡れていて、不快感に眉根が寄る。
適当に机を押し退けて、後ろの方に大きくスペースを取る。五脚の椅子を適当に引っ張り出してから、視聴覚準備室を解錠した。同じようにあふれる熱気が、暑苦しくてやっぱり煩わしい。
隅に固めて置かれたみっつの楽器ケース。その中でも一際大きな、ロケットの缶バッジがついたものを取り出して抱えた。後ろから、穏やかな声が届く。
「──ジーマーで、千空ちゃんは自分の楽器大好きね〜」
「どーも、センパイ。……そりゃ相棒は大事に決まってんだろ」
「そうだねぇ。……あ、シールド多分しまわれてるよ」
「おー分かった」
「探させてメンゴね、シクヨロ〜」
楽器を抱える俺に話 3785
COMOYAMA
TRAININGあまのじゃく ばかっぷるべそと可愛そうなメフィ添えトン、トントン。指先でテーブルを突っつくベリトは不機嫌だった。メフィストがうまい酒があると言うので、連れ立ってはるばる辺境に来て5日。資金には事欠かないので、毎日酒を飲んでダラダラと過ごしていたが、とうとう苛つきが頂点に来たようだ。
「いいじゃねえか、なんの呼び出しもないってことは。平和なんだよ」
「なんの話だ」
「ソロモンがちっとも頼ってこないからヘソ曲げてんだろ」
「曲げてねえ」
声を荒げるベリトをよそに、酒瓶をあおりながらメフィストは笑っている。
「俺は好きだけどなーこの生活。人の金で酒飲んで遊べて、最高」
「そろそろテメェの赤い顔も見飽きてきたんだよ」
「ひどくねえか?んじゃあもう先帰っちまえば」
メフィストの目利き通り、ベリトも好むような良い酒を大量に買い付けることができたのは事実だった。なので、これ以上ここに留まる理由は特にない。
「俺はもうちょっと遊んでから帰るわ」
「荷物の手配ちゃんとできてんだろうな」
「バッチリよ、まかせとけって」
突っ伏してへろへろと手だけ振っている。大丈夫かこいつ。呆れたため息をついてベリトは酒場を出た。ポータルまで歩けば半日とい 2835