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    すっとこ

    もッちょニゃヌくわェ

    DONEザナラーンにあったらいいな 勘定にまつわるすっとこ話
    頭割り4開催中にコリ……コリ……していたものです どこかできちんとなんやかやしたいね
    おひいさんのスープ、或いは量り自慢のスープ売り はてさて、世にあるものはみな失われる定めにございます。そこに形の有無など関係なく、道理なんてのはその最たる物だ。無法者の存在は洋の東西を問いませんし、ましてや勘定を誤魔化そうなんて程度の不逞の輩、それこそ何処にだっておりましょう。いやあだってね、それが聞いて下さいよ。このザナラーンとひんがしっていやあ、どちらもおんなじ商人の街ってのはご存じでしょう? それだけでも仲良くするに不足はないのに、ずいぶんとまあ似たような事を考えるもんだってんですよ!
     ご存じかもしれませんがね、まず、ひんがしのはこうです。飯屋に入った客がお勘定をするでしょう? 店主の前に財布を出して、そら、硬貨を一枚、二枚、三枚、四枚……おっと大将、今何時で? おやもう五つを数えるのかい! おおっと六枚、七枚、八枚……といった具合でしてね。いやはやこれが人情話だったり、それを聞いた間抜けの話だったり……ともあれ、そういう勘定の誤魔化しにまつわる話がありまして。ああ、詳しく聞いてみたいってんなら、そら、周りにひんがし人くらいいるでしょう。どうぞここから人のご縁を広げてみるとよろしい。
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    Kakitu_prsk

    DONE相互フォロワーさんからのリクエストに応える企画第二弾
    富士さんとモブさんのリクエスト(合体)

    『初恋(モブさん)』と『片思い(富士さん)』

    初めての恋にるんるんうきうきしつつ片思いを楽しんでたら、危うく司を壊しかけるすっとこどっこい類のお話&恋を知らない司がふわふわと夢を見ていたら、恋という劇薬に心身を蝕まれ壊れかけるお話(二編)
    恋は盲目 注ぐは劇薬/恋とはどんなものかしら神代類にとって、"恋"とは壁を隔てた先にある感情だった。

    ショーへの熱意を『恋にも似た感情』だと表すことも出来たかもしれないが、そのような想いを誰かに向けられるかと言えば、類はNOと言わざるを得なかった。
    理由は単純明快。恋自体に興味がないのである。そもそも中学時代に進んで孤独を選んだことからも、誰かに特別な感情を向けることなど類は考えられなかったのだ。

    かつてワンダーランズ×ショウタイムで恋愛を題材にしたショーを行った時、ユニット内で恋に関する話をしたことがあった。
    えむは「恋ってほわほわして楽しそうだよね!」と嬉々として言い、寧々は「そういうのはまだわからないけど……悪くはなさそうだよね」とおずおず告げていた。そして司はといえば、「それはそうだろう!恋とは人間が抱く最も素晴らしい感情だからな!」などと胸を張って言っていたのである。
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