Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    てつ

    subaru_no_iine

    PROGRESS以ぐだ♀ オメガバース β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ご都合主義
    ・メリバの予定
    割と岡田の行動が酷い男寄りです。純情を踏みにじられたと怒っているので、今は見逃してやってつかあさい。βは『男が会計を持つもの』と思っていますがαは『αが持つもの』と思ってそうです。そういう常識のギャップを描くのも楽しいです。
    前半パートと後半の頭をWebで公開して残りは本に入れようと思っています。
    わたしのすてきな夢 5 最寄り駅のロータリーに、知らされていた通りの黒に近い濃紺の色のセダンが滑り込んだ。
    「以蔵さん!」
     車窓から身を乗り出して手を振る立香を危なっかしいと思いながら、以蔵は助手席に乗り込んだ。
    「お待たせ」
    「言うほど待っちゃぁせんよ」
    「じゃぁ、待ってなかったってことにしようかな」
     くすくすと小さく笑いながら、立香はアクセルを踏んだ。
     先日のオフィスカジュアルもフェミニンだったが、私服だとよりその傾向が増すらしい。
     ショート丈の白いジャケットに、紫色のシアースカートを合わせている。メッシュ素材が運転席のレバーなどに引っかかりはしないかと心配してしまうのだが、本人は気にしていないらしい。
    「車らぁ、持っちょったがか」
    4532

    KIFUJIN0812

    DONEお題メーカーからです。
    ☆初のゲタ父・鬼目ですが、目鬼からの成長リバになってます。
    ☆性描写は一応ないですが、内容が教育によろしくないので15禁とします。
    ☆倅可愛さがエスカレートしてついつい手を出してしまっていた父が倅の成長後に100倍返しを食らう…という設定です。全体的に不穏ではありますが、あまり妖怪らしさはなく2人とも人間臭いです。
    もうすぐだね「あの頃はしつこいくらい口吸いしてくれたのに、今は全然ですよね。なぜですか?」
     僕が顔を近づけると父さんは逃げるように顔を反らせた。僕より少し背の高い、細い身体が小刻みに震えている。
    「なんでそうやって逃げるんですか?成長した僕は受け入れられないんですか?」
    「……本来親子ですることではないんじゃよ……」
    「じゃあ親子でしないようなことをなんで小さい僕にしたんですかね?」
     父さんのすべすべの頬に手を添えてこちらを向かせる。その赤い瞳がじわりと滲んで、僕にそっくりなその顔が引き攣るのを見ると何故かゾクゾクとした感覚が肌の上を走る。顔をもっとよく見せて欲しいのに、今度は俯いてしまった。これじゃあ長い髪に隠れて顔が見えない。そんなに僕と目を合わせたくないのかな。
    1073

    BMB_hatomaru

    SPUR ME27階時代の譲テツで、テツ後天性女体化小説です。①は全年齢ですが、これからR18シーンが入る予定なので、18歳未満(と高校生)の閲覧を禁止します。
    トンチキな話ですが、文体は固めです。ハマーが傷つく、カズテツ要素あり。ご注意ください。
    ⑤くらいで完結する見込み。
    2024/5/26 COMIC CITY大阪にて本としてオフラインで発行予定です。
    webに全文公開予定はありません。
    ドクターテツ、女子高生になる。①『ドクターテツ、女子高生になる』



    和久井譲介は正真正銘男子高生であるが、身元引受人である真田徹郎ことドクターテツは、女子高生なんかではない。
    しかし、今目の前にいるテツは、女子高生としか言えない。
    譲介は目の前の景色に、言葉と思考を失った。

    …テツと譲介は三十一も離れている。親に捨てられた譲介は親の顔も年齢も知らないが、今も生きているのなら、親とテツの年齢は近くておかしくはない。テツは親、譲介はその子供。そのくらいの世代の差がある。
    テツは、厳めしい表情が多い。整ったその細眉の尻は鋭角と作って上がり、しかめっ面が基本である。切れ長の目に黒い光と熱が籠って、禍々しいなにかを孕んでいる。笑う時ですらそうだ。少なくとも、明るくはなく、柔らかくもない。そういう表情が常なのだ。
    9011