ウルボザ
rara_wcat
MOURNINGウルボザとリーバルが喋ってるだけのお話。ちょっとだけDLCのネタバレ有り神獣の一撃を放つ時のポーズにこだわるリーバル君の話「なぁ……あんたさ、神獣の一撃を厄災に食らわす時、どうするの?」
いつかの英傑同士の会合後、リトの英傑が変な事を聞いてきたことがあった。
「どうって……そりゃ、こう雷を放つ時みたいに指を鳴らして」
「右手か、右手だね」
右手を振り上げて指を鳴らすフリをすると、リーバルは私が答え終わる前にまた変な確認してくる。
「そうだけど……一体どうしたんだい?」
「…………」
どことなく焦ってるようにも見えるが、今度は何を気にしているのやら。
悪い奴じゃないとは思うのだが、リンクとのリトの村での一件から見ても如何せん若いのに気難し過ぎるのではと最近常々思う。
「土壇場になって左手でやったりなんて事……しないよね」
「…………」
1336いつかの英傑同士の会合後、リトの英傑が変な事を聞いてきたことがあった。
「どうって……そりゃ、こう雷を放つ時みたいに指を鳴らして」
「右手か、右手だね」
右手を振り上げて指を鳴らすフリをすると、リーバルは私が答え終わる前にまた変な確認してくる。
「そうだけど……一体どうしたんだい?」
「…………」
どことなく焦ってるようにも見えるが、今度は何を気にしているのやら。
悪い奴じゃないとは思うのだが、リンクとのリトの村での一件から見ても如何せん若いのに気難し過ぎるのではと最近常々思う。
「土壇場になって左手でやったりなんて事……しないよね」
「…………」
rara_wcat
MAIKING遥か昔の書きかけSS前半はウルボザとリーバル、後半はリンクとゼルダ姫が出てきます。
リーバルがウルボザに膝枕されてたり色々と捏造設定生えてたりラジバンダリなお話です。
「――ウルボザ、これは一体何の真似だい?」
英傑の間の長椅子で仮眠を取っていた筈の僕の頭は、いつの間にかゲルドの族長の膝の上に置かれていた。
「何って……ライネルを2匹も討伐してきたリトの英傑サマを労ってるんだよ」
「……冗談にしちゃキツ過ぎじゃない? 起きた瞬間、ローストチキンにされるんじゃないかと肝が冷えたよ」
「はっ、起き抜けにしちゃ頭が回るじゃないか」
「フン、あんただって僕に気取らせずにこんなコトしてよく言う」
さっさと女傑の膝から退こうしたが、胸元をトンと押し戻されて引き止められた。
「……ちょっと」
「まだ十分仮眠取れてないだろ? このまま寝ておきな」
「……」
「この部屋は会合がある日はそれが終わるまで御ひぃ様と私らしか入れないよう取り決めがなされてる」
3726英傑の間の長椅子で仮眠を取っていた筈の僕の頭は、いつの間にかゲルドの族長の膝の上に置かれていた。
「何って……ライネルを2匹も討伐してきたリトの英傑サマを労ってるんだよ」
「……冗談にしちゃキツ過ぎじゃない? 起きた瞬間、ローストチキンにされるんじゃないかと肝が冷えたよ」
「はっ、起き抜けにしちゃ頭が回るじゃないか」
「フン、あんただって僕に気取らせずにこんなコトしてよく言う」
さっさと女傑の膝から退こうしたが、胸元をトンと押し戻されて引き止められた。
「……ちょっと」
「まだ十分仮眠取れてないだろ? このまま寝ておきな」
「……」
「この部屋は会合がある日はそれが終わるまで御ひぃ様と私らしか入れないよう取り決めがなされてる」