Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    オリジナル小説

    loveandpeace_kd

    DONE6/25ガスウィル︎︎ ♀Webオンリーの展示小説です。

    ※私設定のウィル︎︎ ♀の妹がメインのほぼオリジナル小説です。

    ※私設定なのでガスウィル︎︎ ♀は婚約しています。(気になる方は過去の小説をお読み頂けると分かりやすいです)

    ※私設定でウィルの妹達は双子設定にしており、名前もあります。

    私設定ばかりの捏造80%ぐらいの小説になりますがそれでも大丈夫だと言う方はお読み下さい。
    アリア色の夜明け 私の名前はアリア・スプラウト。ニューミリオン州のレッドサウスストリートで花屋を営む家庭に生まれた極々普通の女子中学生だ。私には一卵双生児である双子の妹が一人と、父と母、そして少し歳の離れた姉が居る。私の姉は同じニューミリオンに住んでいるが私達とは一緒に暮らしてはいない。何故なら彼女はニューミリオンが誇るヒーローの一人なのだ。一年前にヒーローになる為の試験に見事合格して、サブスタンスに適合し、見事ヒーローとなった姉は今はルーキーとしてエリオス機関に所属している。幸運な事に姉の配属セクターがココ、レッドサウスになったお陰で私はたまにパトロール中の彼女に会えたり、休憩時間や勤務後に店に立ち寄って貰えたりで頻繁に姉の顔を見る事が叶っている。
    20657

    kumo72783924

    MAIKINGオリジナル小説に挑戦します。ジャンルとしては一応BLということになるのかな。大体のオチとタイトル案に浮かんでいるものはありますが、まだ決まっていません。大人(社会人)の、平和で穏やかな中に時折チラつく不安に気持ちが揺れるような、静かなお話になると思います、が、どうなることやら。俺も俺の恋人も、休日はアラームを設定しない。二度寝三度寝を繰り返す俺とは違って、あいつはさっさと起きて散歩に行ってしまう。目が覚めて、隣に残された微かな体温と空洞を確認するとき、俺はいつも言いようのない不安に襲われる。実際は数十分もすればちゃんと帰って来るし、近所のパン屋で焼きたてのクロワッサンを買ってきてくれる。バターとコーヒーの香りに誘われてリビングへ出れば、いつもと同じようにあいつが出迎えてくれる。それが分かっていても、この不安は律儀にやって来る。
    「おはよう。顔洗っといで。今日はチョココロネもあるよ」
     ヨーロッパ系の血が入ったクォーターであるこいつは、背が高く、着痩せはするけど案外骨太で、いつも穏やかな微笑みを絶やさない男だ。平日は仕事の合間にメッセージのやりとりをして、金曜の夜には俺がこの部屋にやって来る。食事をして、風呂に入り、おやすみのキスをして眠る。それ以上のことはしない。こいつは、俺がそれを望んでいないことを理解していて、強要するようなことは絶対にしないのだ。
     洗面所で顔を洗うと、ぼやけた頭に少しだけ芯が入る感覚がする。こいつと付き合うまで、俺は特に意味もなく残業 1930