サルベージ
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PAST【二〇一六年ポッキーの日】過去作サルベージ。
月。/隼千桜
二〇一六年ポッキーの日兎川千桜「やっほー、白き闇の堕天使!」
隼「今年も今日という日が来てしまったのだけれど……どうする? やるのかい?」
千桜「もちろん! 今年は絶対に負けないんだからね!」
隼「ふふっ、言ったね。後悔しても遅いよ?」
千桜「ふふーん、それはこっちのセリフだよ!」
隼「おやおや、とっても威勢がいいねえ……それじゃあ、お相手しようか」
千桜「望むところだよ、白き闇の堕天使! いざ、尋常に勝負ー!」
隼・千桜「「レッツ・ポッキーゲーム!」」
葉月陽「……おいコラ」
長月夜「ポッキーでチャンバラごっこしちゃいけません!」
卯月新(よかった、俺の知ってるポッキーゲームと違う)
297隼「今年も今日という日が来てしまったのだけれど……どうする? やるのかい?」
千桜「もちろん! 今年は絶対に負けないんだからね!」
隼「ふふっ、言ったね。後悔しても遅いよ?」
千桜「ふふーん、それはこっちのセリフだよ!」
隼「おやおや、とっても威勢がいいねえ……それじゃあ、お相手しようか」
千桜「望むところだよ、白き闇の堕天使! いざ、尋常に勝負ー!」
隼・千桜「「レッツ・ポッキーゲーム!」」
葉月陽「……おいコラ」
長月夜「ポッキーでチャンバラごっこしちゃいけません!」
卯月新(よかった、俺の知ってるポッキーゲームと違う)
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PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 郁麗編】過去作サルベージ。
月。/郁麗
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 郁麗編伊地崎麗奈「いっくーん!」
神無月郁「あ、麗奈ちゃん」
麗奈「電車が遅れちゃって……待たせちゃってごめんね!」
郁「全然大丈夫だよ」
(爽やかな笑みを浮かべる郁)
麗奈「やーん、さすがいっくん! やっぱり男前~♡」
郁「あはは、ありがとう」
(照れくさそうに苦笑する郁)
麗奈「ふふっ、それじゃあ行きましょ! なにから乗る?」
郁「麗奈ちゃんが乗りたいのからがいいな」
麗奈「だったら、まずはジェットコースターね!」
郁「了解! 前みたいにはぐれないようにしなきゃ」
麗奈「手を繋いどけば大丈夫よ!」
(郁の手を握る麗奈)
郁「うん、そうだね」
(にっこり笑って麗奈の手を握り返す郁)
麗奈「よーし! レッツゴー!」
郁「オー!」
333神無月郁「あ、麗奈ちゃん」
麗奈「電車が遅れちゃって……待たせちゃってごめんね!」
郁「全然大丈夫だよ」
(爽やかな笑みを浮かべる郁)
麗奈「やーん、さすがいっくん! やっぱり男前~♡」
郁「あはは、ありがとう」
(照れくさそうに苦笑する郁)
麗奈「ふふっ、それじゃあ行きましょ! なにから乗る?」
郁「麗奈ちゃんが乗りたいのからがいいな」
麗奈「だったら、まずはジェットコースターね!」
郁「了解! 前みたいにはぐれないようにしなきゃ」
麗奈「手を繋いどけば大丈夫よ!」
(郁の手を握る麗奈)
郁「うん、そうだね」
(にっこり笑って麗奈の手を握り返す郁)
麗奈「よーし! レッツゴー!」
郁「オー!」
udnfox
PAST前垢からのサルベージ沼落ち直後に描いたので今とちょっと解釈が違うかもしれませんが沼入り2年の記念で再掲します
ハマって3日のテンションで描いてるので色々目を瞑ってください
※かなりhd←av気味です 3
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PAST【きみとなら】過去作サルベージ。
月。/郁涙
きみとなら神無月郁「あ、雨降ってる」
水無月涙「わあ……けっこう降り強いね」
郁「これじゃ出かけるのはちょっとなあ……ごめんな、涙。せっかく、次のオフの日には一緒に遊びに行こうって約束してたのに……」
(申し訳なさそうに萎れた顔をする郁)
涙「ううん。ぼくはいっくんと一緒ならどこでも楽しいから、出かけられなくても全然大丈夫だよ。だから、そんな顔しないで?」
(心配そうに郁の顔を覗き込む涙)
郁「涙……ありがとう。俺も、涙と一緒ならどこでも楽しいよ!」
涙「えへへ……ありがとう、いっくん」
(照れた表情を浮かべる涙)
郁「じゃあ、これからどうしようか? 俺、久しぶりに涙のピアノが聴きたいな~」
涙「えっと、それならぼくは……いっくんの歌が聴きたい、な」
397水無月涙「わあ……けっこう降り強いね」
郁「これじゃ出かけるのはちょっとなあ……ごめんな、涙。せっかく、次のオフの日には一緒に遊びに行こうって約束してたのに……」
(申し訳なさそうに萎れた顔をする郁)
涙「ううん。ぼくはいっくんと一緒ならどこでも楽しいから、出かけられなくても全然大丈夫だよ。だから、そんな顔しないで?」
(心配そうに郁の顔を覗き込む涙)
郁「涙……ありがとう。俺も、涙と一緒ならどこでも楽しいよ!」
涙「えへへ……ありがとう、いっくん」
(照れた表情を浮かべる涙)
郁「じゃあ、これからどうしようか? 俺、久しぶりに涙のピアノが聴きたいな~」
涙「えっと、それならぼくは……いっくんの歌が聴きたい、な」
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PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 夜あか編】過去作サルベージ。
月。/夜あか
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 夜あか編長月夜「あかねちゃん! お待たせ! ごめんね、遅くなっちゃって……」
朝霧あかね「いえ、私も今来たところなので全然大丈夫です!」
夜「そっか、ありがとう……じゃあ、行こうか」
あかね「はい!」
夜「……」
(あかねの手を握る夜)
あかね「!?」
(驚いて真っ赤になるあかね)
夜「映画、楽しみだね」
あかね「ふえっ!? あ、あのっ! はいっ!」
(さらに真っ赤になるあかね)
夜(や、やっぱり、いきなり手を繋ぐなんてダメだったかな……)
あかね(ど、ど、ど、ど、どうしよう……! 私、今、夜さんと手繋いじゃってる……!)
276朝霧あかね「いえ、私も今来たところなので全然大丈夫です!」
夜「そっか、ありがとう……じゃあ、行こうか」
あかね「はい!」
夜「……」
(あかねの手を握る夜)
あかね「!?」
(驚いて真っ赤になるあかね)
夜「映画、楽しみだね」
あかね「ふえっ!? あ、あのっ! はいっ!」
(さらに真っ赤になるあかね)
夜(や、やっぱり、いきなり手を繋ぐなんてダメだったかな……)
あかね(ど、ど、ど、ど、どうしよう……! 私、今、夜さんと手繋いじゃってる……!)
nagisa_cn
SPOILERネタバレというと違うけど、そうだったのね原作は見たけどコナンの方のアニメはまだ見てない剣道勝負の話。。
YAIBAの方はアニメリアタイしてて原作を愛蔵版で買ったひと…
当時はコナンより好きだった…w
そんなわけで22年前wの絵をサルベージ。
全部パス使って描いたな~~~!
パスはこの文章の中にある5文字
注:別作品キャラによるコスプレです。
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PAST【あか。】過去作サルベージ。
月。/陽祭
あか。〝赤〟が好きだ。
〝赤〟は、私の色。
お祭りの、赤。賑やかな喧騒の色。
〝赤〟が好きだ。
〝赤〟は、あなたの色。
太陽の、赤。今まで知らなかった気持ちをくれた色。
「祭莉」
あなたに名前を呼ばれる度に。
「陽」
あなたの名前を呼ぶ度に。
〝赤〟がどんどん好きになる。
〝赤〟が好きだ。
〝赤〟は、私たちの色。
お祭りの、赤。太陽の、赤。
愛する人の色。
192〝赤〟は、私の色。
お祭りの、赤。賑やかな喧騒の色。
〝赤〟が好きだ。
〝赤〟は、あなたの色。
太陽の、赤。今まで知らなかった気持ちをくれた色。
「祭莉」
あなたに名前を呼ばれる度に。
「陽」
あなたの名前を呼ぶ度に。
〝赤〟がどんどん好きになる。
〝赤〟が好きだ。
〝赤〟は、私たちの色。
お祭りの、赤。太陽の、赤。
愛する人の色。
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PAST【だって、】過去作サルベージ。
月。/陽祭
だって、 いつも、なにかと理由を探している。
「祭莉」
「なに?」
「手、繋ごう」
「なんで?」
「この人混みだ。はぐれたら困るだろ」
「ん、分かった」
お互いに触れるための、理由を。
「陽」
「うん?」
「疲れた」
「おい……」
「手、引っぱっていって」
「しかたねえなあ」
理由がないと、触れられないから。
理由がないと、触れてはいけないから。
(だって、俺たちは……)
(だって、私たちは……)
((〝相棒〟だから――))
221「祭莉」
「なに?」
「手、繋ごう」
「なんで?」
「この人混みだ。はぐれたら困るだろ」
「ん、分かった」
お互いに触れるための、理由を。
「陽」
「うん?」
「疲れた」
「おい……」
「手、引っぱっていって」
「しかたねえなあ」
理由がないと、触れられないから。
理由がないと、触れてはいけないから。
(だって、俺たちは……)
(だって、私たちは……)
((〝相棒〟だから――))
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PAST【眠り姫とヘタレな王子様】過去作サルベージ。
月。/陽祭
眠り姫とヘタレな王子様「ただいま~……って、あれっ?」
葉月陽が仕事から帰ると、プロセラルムの共有ルームに他のメンバーの姿はなく、代わりに珍しい人物がいた。
「祭莉……?」
陽が呼びかけても、相手――元宮祭莉はソファに座ったまま微動だにせず、彼のほうに振り向きもしない。
もしやと思い、正面にまわり込んでみれば、案の定、祭莉は目を閉じてすやすやと寝息をたてながら眠っていた。
「ったく……こんな所で寝てたら風邪ひくっつーの」
そうなる前に起こしてやろうと、祭莉の肩に手を伸ばした陽だったが、普段は拝めない恋人のかわいい寝顔に思わず見入ってしまい、その手を止めた。
伏せられた、意外と長い睫毛。
うっすらと紅のさす頬。
そして、わずかに開いて寝息をこぼす小さな唇。
661葉月陽が仕事から帰ると、プロセラルムの共有ルームに他のメンバーの姿はなく、代わりに珍しい人物がいた。
「祭莉……?」
陽が呼びかけても、相手――元宮祭莉はソファに座ったまま微動だにせず、彼のほうに振り向きもしない。
もしやと思い、正面にまわり込んでみれば、案の定、祭莉は目を閉じてすやすやと寝息をたてながら眠っていた。
「ったく……こんな所で寝てたら風邪ひくっつーの」
そうなる前に起こしてやろうと、祭莉の肩に手を伸ばした陽だったが、普段は拝めない恋人のかわいい寝顔に思わず見入ってしまい、その手を止めた。
伏せられた、意外と長い睫毛。
うっすらと紅のさす頬。
そして、わずかに開いて寝息をこぼす小さな唇。
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PAST【あなたをアンインストール】過去作サルベージ。
月。/陽祭
あなたをアンインストール「陽をアンインストールできたらいいのに」
そう言った祭莉の瞳は揺れていた。今にもなにかが溢れてしまいそうなくらいに。
でも、まだ触れてはいけない気がして。俺は笑って気づかないふりをした。
「俺はアプリかなんかかよ」
くしゃりと頭を撫でてやれば、その瞳の翳りは消えてくれたけれど。俺の胸の重みは増すばかりで。
……なあ、頼むから。
もう少しだけでいいから、この気持ちに気づかせないでくれ。
もう少しだけでいいから、お前は〝妹〟なんだって思わせてくれよ――
◇
「陽をアンインストールできたらいいのに」
そう言った私の気持ちに、気づいていないわけがないのに。
「俺はアプリかなんかかよ」
陽はそう言って、また笑ってごまかした。
464そう言った祭莉の瞳は揺れていた。今にもなにかが溢れてしまいそうなくらいに。
でも、まだ触れてはいけない気がして。俺は笑って気づかないふりをした。
「俺はアプリかなんかかよ」
くしゃりと頭を撫でてやれば、その瞳の翳りは消えてくれたけれど。俺の胸の重みは増すばかりで。
……なあ、頼むから。
もう少しだけでいいから、この気持ちに気づかせないでくれ。
もう少しだけでいいから、お前は〝妹〟なんだって思わせてくれよ――
◇
「陽をアンインストールできたらいいのに」
そう言った私の気持ちに、気づいていないわけがないのに。
「俺はアプリかなんかかよ」
陽はそう言って、また笑ってごまかした。
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PAST【花火色】過去作サルベージ。
月。/陽祭
花火色「あ、花火」
祭莉の声に振り向くと、ちょうど夜空に大輪の花が咲いたところだった。一拍遅れて、どんっ、と重たい音が鳴り響く。
「あー、そういえば、今夜は花火大会だったっけな」
「綺麗……」
俺の話を聞いているのか、いないのか。祭莉の目は花火に釘づけだ。
きらきらと瞳を輝かせて夜空を見上げる横顔がなんだかまぶしくて、俺はそっと目を逸らした。
「……近くだし、見にいくか?」
「えっ?」
「花火」
「いいのっ?」
「ああ」
「行く! ありがとう、陽!」
「……どういたしまして。ほら、行くぞ」
思いがけず向けられた笑顔に、顔が熱くなる。
そのことに気づかれないようにと、慌てて踵を返した俺を不審がることもなく、祭莉は楽しそうにあとをついてくる。
521祭莉の声に振り向くと、ちょうど夜空に大輪の花が咲いたところだった。一拍遅れて、どんっ、と重たい音が鳴り響く。
「あー、そういえば、今夜は花火大会だったっけな」
「綺麗……」
俺の話を聞いているのか、いないのか。祭莉の目は花火に釘づけだ。
きらきらと瞳を輝かせて夜空を見上げる横顔がなんだかまぶしくて、俺はそっと目を逸らした。
「……近くだし、見にいくか?」
「えっ?」
「花火」
「いいのっ?」
「ああ」
「行く! ありがとう、陽!」
「……どういたしまして。ほら、行くぞ」
思いがけず向けられた笑顔に、顔が熱くなる。
そのことに気づかれないようにと、慌てて踵を返した俺を不審がることもなく、祭莉は楽しそうにあとをついてくる。
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PAST【キミに届け!】過去作サルベージ。
月。/陽祭
キミに届け! ああ、自分の鼓動がうるさい。こんなに大きな音じゃ、あいつにまで聞こえちまう。
落ち着け、俺。声が震えたりしたら格好悪いぞ。
ゆっくり深呼吸して。ちゃんと言うんだ。今日こそ、伝えるんだ。
「祭莉!」
ずっとずっと大切にしてきた、この想いを。
「好きだ!」
◇
ずっと待っていた、でも、くれるはずもないと思っていた言葉。
ああ、夢ならばどうかこのまま一生醒めないで!
「私も」
人は嬉しくても涙を流すって、本当だったんだね。
あなたの驚いた顔がぼやけて見えるよ。
「私も、陽が好きだよ」
……上手く、笑えたかな?
283落ち着け、俺。声が震えたりしたら格好悪いぞ。
ゆっくり深呼吸して。ちゃんと言うんだ。今日こそ、伝えるんだ。
「祭莉!」
ずっとずっと大切にしてきた、この想いを。
「好きだ!」
◇
ずっと待っていた、でも、くれるはずもないと思っていた言葉。
ああ、夢ならばどうかこのまま一生醒めないで!
「私も」
人は嬉しくても涙を流すって、本当だったんだね。
あなたの驚いた顔がぼやけて見えるよ。
「私も、陽が好きだよ」
……上手く、笑えたかな?
snow
PAST2020年に描いたちぎれた三日月さん R18Gふと思い出してべったーからサルベージしてきました
↓Privatter+(更新してません)
https://privatter.me/user/botansnow
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PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 陽祭編】過去作サルベージ。
月。/陽祭
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 陽祭編葉月陽「おい、祭莉。あんまりきょろきょろしてっと人にぶつかるぞ」
元宮祭莉「うん……」
(人混みが珍しく、上の空で返事をする祭莉)
陽「……って、危ない!」
(慌てて祭莉の肩を抱きよせる陽)
祭莉「!? びっくりした」
陽「それはこっちのセリフだっつーの! まったく……言ってるそばから人と正面衝突しようとするなよな」
(呆れ顔の陽)
祭莉「あ、ごめん」
陽「ちゃんと前見て歩けよ」
祭莉「うん……ねえ、陽」
陽「ん?」
祭莉「なんで私の肩抱いたまま歩くの? 動きづらいんだけど」
(不思議そうに陽を見上げる祭莉)
陽「あー……離したら、おまえ、また人とぶつかりそうだからな」
祭莉「ふーん……?」
陽(ただ祭莉に触りたいだけとか言えねえ……!)
343元宮祭莉「うん……」
(人混みが珍しく、上の空で返事をする祭莉)
陽「……って、危ない!」
(慌てて祭莉の肩を抱きよせる陽)
祭莉「!? びっくりした」
陽「それはこっちのセリフだっつーの! まったく……言ってるそばから人と正面衝突しようとするなよな」
(呆れ顔の陽)
祭莉「あ、ごめん」
陽「ちゃんと前見て歩けよ」
祭莉「うん……ねえ、陽」
陽「ん?」
祭莉「なんで私の肩抱いたまま歩くの? 動きづらいんだけど」
(不思議そうに陽を見上げる祭莉)
陽「あー……離したら、おまえ、また人とぶつかりそうだからな」
祭莉「ふーん……?」
陽(ただ祭莉に触りたいだけとか言えねえ……!)
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PAST【海の底まであなたとともに】過去作サルベージ。
月。/海瑞
海の底まであなたとともに「海さん……死ぬまで、私と一緒にいてくださいますか?」
「……なに言ってんだ、瑞希」
私の突然の言葉に、呆れたような苦笑を漏らすあなたの瞳は。
「俺たちは、死んでもずっと一緒だろ?」
まるで光の届かない深海のようで。
(ああ……本当に残酷で、どうしようもなく愛しい人……)
144「……なに言ってんだ、瑞希」
私の突然の言葉に、呆れたような苦笑を漏らすあなたの瞳は。
「俺たちは、死んでもずっと一緒だろ?」
まるで光の届かない深海のようで。
(ああ……本当に残酷で、どうしようもなく愛しい人……)
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PAST【人魚姫】過去作サルベージ。
月。/海瑞
人魚姫「人魚姫になりたいわ」
「瑞希ちゃんは、充分お姫様みたいに綺麗だぞ?」
「あら、嬉しい。ありがとうございます、海さん」
違うの。
そんなことじゃないの。
私はあなたの〝一番〟になりたいの。
でも、それはきっと不可能なこと。
それならばいっそ――
(人魚姫のように、泡になって消えてしまいたいの)
156「瑞希ちゃんは、充分お姫様みたいに綺麗だぞ?」
「あら、嬉しい。ありがとうございます、海さん」
違うの。
そんなことじゃないの。
私はあなたの〝一番〟になりたいの。
でも、それはきっと不可能なこと。
それならばいっそ――
(人魚姫のように、泡になって消えてしまいたいの)
nilgirium
DONEサルベージ再掲 名探偵っすか!ヌドゥネーちゃん!モブ視点で探偵の真似事してるぬっちゃんとぬっちゃんの推理を一番近くで見るために助手を買って出ているオムさんの話。「前、よろしいかな」
仕事終わりのエールのジョッキを傾けていた男は顔を上げた。
声をかけてきたのは、ミルクティー色の、淡い茶髪の男だ。その隣には、大人しそうな顔をした、黒髪の男がいる。2人連れのようだ。
「席がなくて」
「ええ、どうぞ」
いかにも困ったように言う茶髪に、にこやかに微笑んで、前の席を促す。
この時間はどこも混雑している。相席になっても致し方ないだろう。
茶髪と黒髪は丁寧に礼を言うと、いそいそと席につき、やがてやってきたメイドにドリンクを注文していた。
男はジョッキ越しに彼らを観察する。
2人とも、同じ神殿騎士団になれば誰もが支給される、簡素なローブを着ている。が、見たことのない顔だった。一応、皇都に配属されている神殿騎士団員は、実戦に出ない聖職者を含めて全員1度は顔を合わせているはずだが、見落としていたようだ。
4153仕事終わりのエールのジョッキを傾けていた男は顔を上げた。
声をかけてきたのは、ミルクティー色の、淡い茶髪の男だ。その隣には、大人しそうな顔をした、黒髪の男がいる。2人連れのようだ。
「席がなくて」
「ええ、どうぞ」
いかにも困ったように言う茶髪に、にこやかに微笑んで、前の席を促す。
この時間はどこも混雑している。相席になっても致し方ないだろう。
茶髪と黒髪は丁寧に礼を言うと、いそいそと席につき、やがてやってきたメイドにドリンクを注文していた。
男はジョッキ越しに彼らを観察する。
2人とも、同じ神殿騎士団になれば誰もが支給される、簡素なローブを着ている。が、見たことのない顔だった。一応、皇都に配属されている神殿騎士団員は、実戦に出ない聖職者を含めて全員1度は顔を合わせているはずだが、見落としていたようだ。
nilgirium
DONEサルベージ再掲 ヌドゥネーに関するちょっと不思議な話。微ホラーっぽいけど怖くない。12.
地下に造られた資料室は、やけにひんやりとしている。
扉を開けた瞬間鼻をついた独特の匂いに顔をしかめて、イニアセルはカンテラをかざした。ぼんやりと黄色い光が、どこか現実離れした光景を照らし出す。
天井近くまである本棚がどこまでも続き、迷路のように口を開けている。この圧迫感には、未だ慣れない。仄暗い室内の黄昏のなかで、幾多の本が眠るように陳列されている。入りきらない本は床に直接、乱雑に積まれており、いくつかは埃をかぶっていた。
この空間は、少し苦手だ。エーテルが吸い取られていくような心地になる。どういうわけだか頭にもやがかかるようで、大きな荷物を乗せられたように肩が重くなる。地下独特の暗さと、閉塞感、そして足元から這い上がってくる冷気のせいかもしれない。
12171地下に造られた資料室は、やけにひんやりとしている。
扉を開けた瞬間鼻をついた独特の匂いに顔をしかめて、イニアセルはカンテラをかざした。ぼんやりと黄色い光が、どこか現実離れした光景を照らし出す。
天井近くまである本棚がどこまでも続き、迷路のように口を開けている。この圧迫感には、未だ慣れない。仄暗い室内の黄昏のなかで、幾多の本が眠るように陳列されている。入りきらない本は床に直接、乱雑に積まれており、いくつかは埃をかぶっていた。
この空間は、少し苦手だ。エーテルが吸い取られていくような心地になる。どういうわけだか頭にもやがかかるようで、大きな荷物を乗せられたように肩が重くなる。地下独特の暗さと、閉塞感、そして足元から這い上がってくる冷気のせいかもしれない。
nilgirium
DONEサルベージ再掲 2.x光ラハテントの中を覗けば、果たして目的の人物はそこにいた。
こちらに背を向けて読書に没頭している。冒険者には気づいていないようだ。
彼の手元にある重厚な装丁の、両手で開くほど大きな本は、第六星歴以前の歴史がまとめられたものだ。付箋があちこちに張られたそれは、一般的に出回っているものよりも詳しい内容が書かれているらしい。応じて記された文字もはるかに細かいのだが、彼の目線は星を読むかのように、紡がれた歴史を追っていく。
冒険者は思わず感嘆の息をついた。
彼とは共に未知の場所へ冒険しに行ったこともあれば、一杯のエールをかけて早駆け勝負をしたこともある。(その時は冒険者の惨敗だった。得意げに笑って勝利の杯を傾ける奴の小憎たらしさったらなかった。再戦したあかつきには必ず勝つと固く心に誓っている)どちらかといえば活動的な印象が際立っていたのだが、意外な一面を見た気がする。賢人は言われるべくして賢人なのだなぁ、と、本人に聞かれたら失礼だと怒られそうな感想を抱いた。
4764こちらに背を向けて読書に没頭している。冒険者には気づいていないようだ。
彼の手元にある重厚な装丁の、両手で開くほど大きな本は、第六星歴以前の歴史がまとめられたものだ。付箋があちこちに張られたそれは、一般的に出回っているものよりも詳しい内容が書かれているらしい。応じて記された文字もはるかに細かいのだが、彼の目線は星を読むかのように、紡がれた歴史を追っていく。
冒険者は思わず感嘆の息をついた。
彼とは共に未知の場所へ冒険しに行ったこともあれば、一杯のエールをかけて早駆け勝負をしたこともある。(その時は冒険者の惨敗だった。得意げに笑って勝利の杯を傾ける奴の小憎たらしさったらなかった。再戦したあかつきには必ず勝つと固く心に誓っている)どちらかといえば活動的な印象が際立っていたのだが、意外な一面を見た気がする。賢人は言われるべくして賢人なのだなぁ、と、本人に聞かれたら失礼だと怒られそうな感想を抱いた。
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PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 海瑞編】過去作サルベージ。
月。/海瑞
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 海瑞編姫川瑞希「か・い・さ・ん♪」
(海の背後から腕に抱きつく瑞希)
文月海「おわあっ!? み、瑞希ちゃん!?」
瑞希「お待たせしました。行きましょうか♪」
海「お、おう……って、あの、瑞希さん?」
瑞希「はい、なんでしょう?」
(無邪気な笑みを浮かべる瑞希)
海「あー……その……腕……離していただけませんかね……?」
(少し赤くなり、瑞希から目を逸らしながら訴える海)
瑞希「あら、腕を組むのはお嫌いですか?」
海「いや、そういうわけじゃないんだけどな……なんというか……その……柔らかいものが腕に当たっててだな……」
瑞希「うふふ、わざと当ててるんですよ♪」
(からかうようにくすくすと笑う瑞希)
海「~~~~~っっっ!」
346(海の背後から腕に抱きつく瑞希)
文月海「おわあっ!? み、瑞希ちゃん!?」
瑞希「お待たせしました。行きましょうか♪」
海「お、おう……って、あの、瑞希さん?」
瑞希「はい、なんでしょう?」
(無邪気な笑みを浮かべる瑞希)
海「あー……その……腕……離していただけませんかね……?」
(少し赤くなり、瑞希から目を逸らしながら訴える海)
瑞希「あら、腕を組むのはお嫌いですか?」
海「いや、そういうわけじゃないんだけどな……なんというか……その……柔らかいものが腕に当たっててだな……」
瑞希「うふふ、わざと当ててるんですよ♪」
(からかうようにくすくすと笑う瑞希)
海「~~~~~っっっ!」
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PAST【からふるのいちばんめ】過去作サルベージ。
月。/涙結
からふるのいちばんめ照瀬結乃「見て見て、涙! 新しいスケジュール帳買ったんだ!」
水無月涙「あ、猫の柄だ。かわいいね」
結乃「だよね! ふふっ……今はまだ真っ白だけど、これから色んな予定でカラフルになっていくんだよ。楽しみだなあ」
涙「……じゃあ、最初の色はぼくが加えてあげる」
結乃「えっ?」
涙「スケジュール帳貸して、結乃」
(結乃に向かって手を差しだす涙)
結乃「はい、どうぞ……?」
(不思議がりながらもスケジュール帳を素直に渡す結乃)
涙「結乃。明日もオフだよね?」
結乃「? うん」
涙「――はい、書けた。明日は、ぼくとデートだよ」
(スケジュール帳を返しながら柔らかく微笑む涙)
結乃「涙……! ありがとう! 明日、楽しみにしてるよ!」
349水無月涙「あ、猫の柄だ。かわいいね」
結乃「だよね! ふふっ……今はまだ真っ白だけど、これから色んな予定でカラフルになっていくんだよ。楽しみだなあ」
涙「……じゃあ、最初の色はぼくが加えてあげる」
結乃「えっ?」
涙「スケジュール帳貸して、結乃」
(結乃に向かって手を差しだす涙)
結乃「はい、どうぞ……?」
(不思議がりながらもスケジュール帳を素直に渡す結乃)
涙「結乃。明日もオフだよね?」
結乃「? うん」
涙「――はい、書けた。明日は、ぼくとデートだよ」
(スケジュール帳を返しながら柔らかく微笑む涙)
結乃「涙……! ありがとう! 明日、楽しみにしてるよ!」
市/Ichi
MEMOカイオエ突発本(R-18)の表紙絵でした
お手にとってくださった方ありがとうございました!
春コミでの突発本だったため、次回イベントでの頒布はしない予定ですが
1年前に描いていた口淫ネタ(1万回は擦られてるであろうもの)のサルベージ分についてはweb掲載しました→https://poipiku.com/6614738/10026554.html
u_tm_275
PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 涙結編】過去作サルベージ。
月。/涙結
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 涙結編水無月涙「結乃」
照瀬結乃「うん? なあに、涙?」
涙「手、繋ごう?」
(手を差し出す涙)
結乃「えっ!?」
涙「……ダメ?」
(小首をかしげる涙)
結乃「ダ、ダメじゃない! 全然ダメじゃないよ! ……私も、涙と手繋ぎたいなって思ってたところだったから、驚いちゃったんだ」
(涙の手を握り、照れくさそうに微笑む結乃)
涙「そうだったんだ。ふふっ、嬉しいな」
(微笑んで結乃の手を握り返す涙)
206照瀬結乃「うん? なあに、涙?」
涙「手、繋ごう?」
(手を差し出す涙)
結乃「えっ!?」
涙「……ダメ?」
(小首をかしげる涙)
結乃「ダ、ダメじゃない! 全然ダメじゃないよ! ……私も、涙と手繋ぎたいなって思ってたところだったから、驚いちゃったんだ」
(涙の手を握り、照れくさそうに微笑む結乃)
涙「そうだったんだ。ふふっ、嬉しいな」
(微笑んで結乃の手を握り返す涙)
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PAST【ろくがつのふたり。】過去作サルベージ。
月。/涙結
つきハピ!【ツキノっ子幸せリレー企画】参加作品。
ろくがつのふたり。「涙! ねえ、涙!」
「どうしたの、結乃?」
「ヤマトが初めて抱っこさせてくれたんだ! ほら見て!」
六月のある日――
プロセラルムの共有ルームでくつろいでいた水無月涙のもとに、照瀬結乃が興奮で目をきらきらさせながら駆けよってきた。その腕の中には、黒猫のヤマトが大人しく収まっている。
「ついこの間までは、撫でさせてもらえるのがやっとだったんだ! それなのに、ほら……!」
結乃は時々、姫川瑞希とともにツキノ寮を訪れる。仕事の打ち合わせのためがほとんどだが、稀に今日のようにただ遊びに来ることもある。そんな時、彼女は決まって寮の動物たちと戯れるのだ。
かわいいものが大好きで、もちろん動物も大好きな彼女に、ほとんどの動物たちがすぐ懐いたのだが、その中でなかなか懐かない子が一匹だけいた。それがヤマトだった。
1325「どうしたの、結乃?」
「ヤマトが初めて抱っこさせてくれたんだ! ほら見て!」
六月のある日――
プロセラルムの共有ルームでくつろいでいた水無月涙のもとに、照瀬結乃が興奮で目をきらきらさせながら駆けよってきた。その腕の中には、黒猫のヤマトが大人しく収まっている。
「ついこの間までは、撫でさせてもらえるのがやっとだったんだ! それなのに、ほら……!」
結乃は時々、姫川瑞希とともにツキノ寮を訪れる。仕事の打ち合わせのためがほとんどだが、稀に今日のようにただ遊びに来ることもある。そんな時、彼女は決まって寮の動物たちと戯れるのだ。
かわいいものが大好きで、もちろん動物も大好きな彼女に、ほとんどの動物たちがすぐ懐いたのだが、その中でなかなか懐かない子が一匹だけいた。それがヤマトだった。
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PAST【# リプ来たCPで140字SS書く(涙愛)】過去作サルベージ。
月。/涙愛
#リプ来たCPで140字SS書く(涙愛) 彼をよく知らない人は、彼のことをこう称するでしょう。〝不思議な人〟って。
でもね、違うんです。私のお兄ちゃんみたいに明るく元気ってわけじゃないけど、とってもお茶目だし、ピアノを弾いている姿はすごく凛々しいし……素敵な男の人なんです。
全然〝不思議な人〟なんかじゃないんですよ、私の大好きな彼は。
150でもね、違うんです。私のお兄ちゃんみたいに明るく元気ってわけじゃないけど、とってもお茶目だし、ピアノを弾いている姿はすごく凛々しいし……素敵な男の人なんです。
全然〝不思議な人〟なんかじゃないんですよ、私の大好きな彼は。
むすび
PAST幻の殿とのんちゃんの本がじゅのんちゃん出てくる展開だったからフェスのサウナでじゅのんちゃん出てきてドキッとしたなっていうサルベージ3枚目はこんなに雑な下書きでも左下でハラキリしてるの分かってウケたみちゅみちゅ 3
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PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 葵若編】過去作サルベージ。
月。/葵若
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 葵若編皐月葵「わ、若葉ちゃん。あのさっ」
結城若葉「はい」
葵「えっと……人が多いから……その……」
(顔が赤い葵)
若葉「?」
葵「は、はぐれないように! 手を! 繋ぎませんか……!」
(さらに赤くなる葵)
若葉「えっ!?」
(真っ赤になる若葉)
葵「……ダメ、かな?」
(不安そうな顔をする葵)
若葉「いえっ、全然ダメじゃないです! 喜んで!」
葵「あ、ありがとう、若葉ちゃん」
(若葉の手を握る葵)
若葉「ふえっ!? あっ、はい!」
(動揺しすぎてさらに真っ赤になる若葉)
葵(本当は、ただ若葉ちゃんと手を繋ぎたかっただけなんだけどね……)
288結城若葉「はい」
葵「えっと……人が多いから……その……」
(顔が赤い葵)
若葉「?」
葵「は、はぐれないように! 手を! 繋ぎませんか……!」
(さらに赤くなる葵)
若葉「えっ!?」
(真っ赤になる若葉)
葵「……ダメ、かな?」
(不安そうな顔をする葵)
若葉「いえっ、全然ダメじゃないです! 喜んで!」
葵「あ、ありがとう、若葉ちゃん」
(若葉の手を握る葵)
若葉「ふえっ!? あっ、はい!」
(動揺しすぎてさらに真っ赤になる若葉)
葵(本当は、ただ若葉ちゃんと手を繋ぎたかっただけなんだけどね……)
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PAST【殺し文句】過去作サルベージ。
月。/新千桜
殺し文句「新っちー! 雪だよー!」
舞い降りてくる雪を、瞳をきらきらさせて眺める少女。
「おいおい、走って転ぶなよ、千桜ちゃん」
今にも目の前の銀世界に駆け出してしまいそうな彼女に、念のため釘をさせば。
「大丈夫だよ~」
くるりと振り返って、ふわりと微笑んで。
「だって、転んじゃう前に新っちが受け止めてくれるでしょ?」
……ずるい。そんな殺し文句、どこで覚えてきたんだよ。
190舞い降りてくる雪を、瞳をきらきらさせて眺める少女。
「おいおい、走って転ぶなよ、千桜ちゃん」
今にも目の前の銀世界に駆け出してしまいそうな彼女に、念のため釘をさせば。
「大丈夫だよ~」
くるりと振り返って、ふわりと微笑んで。
「だって、転んじゃう前に新っちが受け止めてくれるでしょ?」
……ずるい。そんな殺し文句、どこで覚えてきたんだよ。
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PAST【二〇一七年の私服が公開されました。】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一七年の私服が公開されました。卯月新「千桜ちゃんや、千桜ちゃんや」
兎川千桜「なあに、新っち?」
新「俺たちの今年の私服が公開されましたが」
千桜「うん、そうだね」
新「巷では、俺と千桜ちゃんがペアルックではと騒がれております」
千桜「そうなの!? ……あっ、言われてみれば、たしかに上着似てるね!」
新「それについて、今のお気持ちは」
千桜「えっ? すっごく嬉しいよー! 大好きな新っちとお揃いだもん!」
(満面の笑みを浮かべる千桜)
新「……っ、そ、そっか」
千桜「新っちは嫌なの……?」
(顔をくもらせる千桜)
新「めちゃくちゃ嬉しいです」
(食い気味に答える新)
千桜「本当っ? えへへ、よかった~!」
(再び満面の笑みになる千桜)
新(はーーー千桜ちゃん超かわいい。俺の彼女世界一かわいい)
354兎川千桜「なあに、新っち?」
新「俺たちの今年の私服が公開されましたが」
千桜「うん、そうだね」
新「巷では、俺と千桜ちゃんがペアルックではと騒がれております」
千桜「そうなの!? ……あっ、言われてみれば、たしかに上着似てるね!」
新「それについて、今のお気持ちは」
千桜「えっ? すっごく嬉しいよー! 大好きな新っちとお揃いだもん!」
(満面の笑みを浮かべる千桜)
新「……っ、そ、そっか」
千桜「新っちは嫌なの……?」
(顔をくもらせる千桜)
新「めちゃくちゃ嬉しいです」
(食い気味に答える新)
千桜「本当っ? えへへ、よかった~!」
(再び満面の笑みになる千桜)
新(はーーー千桜ちゃん超かわいい。俺の彼女世界一かわいい)
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PAST過去のサルベージ。種運命でフリーダムが撃たれたあたりをアスキラ寄りで。
輪の花びら①高台に咲く白い花は海風に揺られ、さらさらと音を立てた。
この場所にいつ、誰が種をまいたのかは分からない。
そうせずにはいられなかった人は、この地で失われた命の鎮魂を願ったのかもしれない。或いは、己の弱さを覆い隠し、許しが欲しかったのかもしれない。
西に傾いた陽は地平線の向こうへと沈もうとしながら、最後の灯火を与えるように緋に染まり、南海の青を黄金色に染め上げる。
全面のオレンジの中、白い花は決して侵されることなくけれど可憐な姿を調和させた。
キラがこの場所を訪れたのはこの時が初めてだった。
コーディネーター、しかもただのコーディネーターではなく、この世界においてあまりにも過酷な性を生まれながらにして与えられてしまったキラは、当然ながら地球上で暮らせるはずもなく、オーブ国籍こそ持っていたものの、この年になるまで地球上で暮らしたことがなかった。
5489この場所にいつ、誰が種をまいたのかは分からない。
そうせずにはいられなかった人は、この地で失われた命の鎮魂を願ったのかもしれない。或いは、己の弱さを覆い隠し、許しが欲しかったのかもしれない。
西に傾いた陽は地平線の向こうへと沈もうとしながら、最後の灯火を与えるように緋に染まり、南海の青を黄金色に染め上げる。
全面のオレンジの中、白い花は決して侵されることなくけれど可憐な姿を調和させた。
キラがこの場所を訪れたのはこの時が初めてだった。
コーディネーター、しかもただのコーディネーターではなく、この世界においてあまりにも過酷な性を生まれながらにして与えられてしまったキラは、当然ながら地球上で暮らせるはずもなく、オーブ国籍こそ持っていたものの、この年になるまで地球上で暮らしたことがなかった。
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PAST【告白の結末は?】過去作サルベージ。
月。/新千桜
告白の結末は?「なあ、千桜ちゃん」
「なあに、新っち?」
いつから、この想いは俺の中にあったんだろう。
気がついたのは、つい最近だけれど。
自覚したとたん、どんどん溢れてきて。
もう、俺の手には負えないくらい大きくなってしまって。
「俺が……千桜ちゃんのこと好きだって言ったら、どうする?」
だからもう、吐き出してしまおう。
吐き出して、吐き出して。
全部、俺の中から追い出してしまおう。
「付き合ってほしいって……恋人になってほしいって言ったら、どうする?」
冗談でしょう? って、きみがいつもの明るい笑顔で笑い飛ばしてくれたなら。
きっと、これからもずっと、俺たちは今と変わらない関係でいられるはずだから。
それなのに……なんで。
589「なあに、新っち?」
いつから、この想いは俺の中にあったんだろう。
気がついたのは、つい最近だけれど。
自覚したとたん、どんどん溢れてきて。
もう、俺の手には負えないくらい大きくなってしまって。
「俺が……千桜ちゃんのこと好きだって言ったら、どうする?」
だからもう、吐き出してしまおう。
吐き出して、吐き出して。
全部、俺の中から追い出してしまおう。
「付き合ってほしいって……恋人になってほしいって言ったら、どうする?」
冗談でしょう? って、きみがいつもの明るい笑顔で笑い飛ばしてくれたなら。
きっと、これからもずっと、俺たちは今と変わらない関係でいられるはずだから。
それなのに……なんで。
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PAST【# リプ来たCPで140字SS書く(新千桜)】過去作サルベージ。
月。/新千桜
#リプ来たCPで140字SS書く(新千桜) まるで春の象徴のような、とても明るく元気で暖かい少女。
名前のとおり千の桜が咲き誇ったようなその笑顔に、俺は何度も救われた。
俺の大切な相方。そして、俺の大切な……。
願わくば、その笑顔が、翳ることがありませんように。
願わくば、その笑顔が、俺だけのものになりますように……。
143名前のとおり千の桜が咲き誇ったようなその笑顔に、俺は何度も救われた。
俺の大切な相方。そして、俺の大切な……。
願わくば、その笑顔が、翳ることがありませんように。
願わくば、その笑顔が、俺だけのものになりますように……。
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PAST【二〇一六年キスの日】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一六年キスの日兎川千桜「突然ですが、新っち」
卯月新「おう」
千桜「今日は、五月二十三日です」
新「おう」
千桜「キスの日です」
新「……おう?」
千桜「というわけで、ヘイ、カモン! 新っち!」
新「いやいやいや!? ちょっと待って、千桜さん!?」
千桜「?」
新「『?』じゃなくてな!?」
千桜「だって、新っちは豆腐ハンバーグだから、私から行ってあげないとって……」
新「誰だ、そんなこと言ったの……あと、俺が豆腐ハンバーグって、どういうこと?」
千桜「そんな細かいこと気にしない、気にしない!」
新「細かくなくないか!?」
千桜「んも~っ! いいから! 新っち!」
新「っ!?」
千桜「キス、してください……」
新「えっ……」
千桜「いつも私からばっかりだから……たまには、新っちからしてほしい……です」
632卯月新「おう」
千桜「今日は、五月二十三日です」
新「おう」
千桜「キスの日です」
新「……おう?」
千桜「というわけで、ヘイ、カモン! 新っち!」
新「いやいやいや!? ちょっと待って、千桜さん!?」
千桜「?」
新「『?』じゃなくてな!?」
千桜「だって、新っちは豆腐ハンバーグだから、私から行ってあげないとって……」
新「誰だ、そんなこと言ったの……あと、俺が豆腐ハンバーグって、どういうこと?」
千桜「そんな細かいこと気にしない、気にしない!」
新「細かくなくないか!?」
千桜「んも~っ! いいから! 新っち!」
新「っ!?」
千桜「キス、してください……」
新「えっ……」
千桜「いつも私からばっかりだから……たまには、新っちからしてほしい……です」
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PAST【四つ葉が運んだ幸せ】過去作サルベージ。
月。/新千桜
四つ葉が運んだ幸せ兎川千桜「あー! 新っちだー!」
卯月新「おお、千桜。久しぶりー」
千桜「ねえ、見て見て! さっき四つ葉のクローバー見つけたんだっ!」
新「よかったじゃん。いいことあるかもな」
千桜「うん! もうあったよ!」
新「へえ、なにがあったんだ?」
千桜「新っちに会えた!」
新「……えっ?」
千桜「あのね、これ見つけてね、新っちに会いたいなってお願いしたんだ。そしたら、ほら! 本当に会えたの!」
(花咲くような笑顔を浮かべる千桜)
新「……っ!」
(真っ赤になる新)
千桜「あれっ? どうしたの、新っち? 顔赤いよ? 大丈夫?」
(心配そうに新の顔を覗き込む千桜)
新「あー……大丈夫。大丈夫だから、お願い、ちょっと黙って、千桜さん」
408卯月新「おお、千桜。久しぶりー」
千桜「ねえ、見て見て! さっき四つ葉のクローバー見つけたんだっ!」
新「よかったじゃん。いいことあるかもな」
千桜「うん! もうあったよ!」
新「へえ、なにがあったんだ?」
千桜「新っちに会えた!」
新「……えっ?」
千桜「あのね、これ見つけてね、新っちに会いたいなってお願いしたんだ。そしたら、ほら! 本当に会えたの!」
(花咲くような笑顔を浮かべる千桜)
新「……っ!」
(真っ赤になる新)
千桜「あれっ? どうしたの、新っち? 顔赤いよ? 大丈夫?」
(心配そうに新の顔を覗き込む千桜)
新「あー……大丈夫。大丈夫だから、お願い、ちょっと黙って、千桜さん」
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PAST【雪の日のバカップル】過去作サルベージ。
月。/新千桜
雪の日のバカップル兎川千桜「雪だー! 新っち! 雪だよー!」
卯月新「はいはい、あんまりはしゃぐなよ。転ぶぞー」
千桜「大丈夫だよー……あっ」
つるっ、べしゃっ。
新「言わんこっちゃない……千桜。大丈夫か?」
千桜「うん……新っち~。起こして~」
(新に向かって手を伸ばす千桜)
新「しょうがないな……っ!?」
(差しだされた手を取る新)
ぐいっ、つるっ、べしゃっ。
新「……千桜ちゃん?」
(転ばされて静かに怒る新)
千桜「えへへ~、私だけじゃ悔しいから、新っちも道連れ~」
新(なにこいつ……かわいい……怒る気失せたわ……)
千桜「……あれっ? 新っち……怒っちゃった……?」
(不安げに顔をくもらせる千桜)
新「……怒ってないよ」
499卯月新「はいはい、あんまりはしゃぐなよ。転ぶぞー」
千桜「大丈夫だよー……あっ」
つるっ、べしゃっ。
新「言わんこっちゃない……千桜。大丈夫か?」
千桜「うん……新っち~。起こして~」
(新に向かって手を伸ばす千桜)
新「しょうがないな……っ!?」
(差しだされた手を取る新)
ぐいっ、つるっ、べしゃっ。
新「……千桜ちゃん?」
(転ばされて静かに怒る新)
千桜「えへへ~、私だけじゃ悔しいから、新っちも道連れ~」
新(なにこいつ……かわいい……怒る気失せたわ……)
千桜「……あれっ? 新っち……怒っちゃった……?」
(不安げに顔をくもらせる千桜)
新「……怒ってないよ」
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PAST【二〇一五年ポッキーの日】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一五年ポッキーの日卯月新「千桜。今日はポッキーの日だ」
兎川千桜「? うん」
新「そして、ちょうどここにポッキーがある」
千桜「うん」
新「というわけで、ポッキーゲームをしようお願いしますしてください」
(土下座で頼み込む新)
千桜「うえぇぇぇっ!?」
(驚きと恥ずかしさで真っ赤になる千桜)
新「千桜さん! お願いします!」
千桜「い、嫌だよ、恥ずかしい……!」
新「一回だけでいいから!」
千桜「で、でも……」
新「頼む! 彼女ができたら、一緒にポッキーゲームをするのが長年の夢だったんだ!」
千桜「ええ……なにその夢……」
新「千桜~~~! 頼む~~~!」
千桜「ううっ……い、一回だけだからね……」
新「千桜様……!」
(心底嬉しそうに顔を輝かせる新)
700兎川千桜「? うん」
新「そして、ちょうどここにポッキーがある」
千桜「うん」
新「というわけで、ポッキーゲームをしようお願いしますしてください」
(土下座で頼み込む新)
千桜「うえぇぇぇっ!?」
(驚きと恥ずかしさで真っ赤になる千桜)
新「千桜さん! お願いします!」
千桜「い、嫌だよ、恥ずかしい……!」
新「一回だけでいいから!」
千桜「で、でも……」
新「頼む! 彼女ができたら、一緒にポッキーゲームをするのが長年の夢だったんだ!」
千桜「ええ……なにその夢……」
新「千桜~~~! 頼む~~~!」
千桜「ううっ……い、一回だけだからね……」
新「千桜様……!」
(心底嬉しそうに顔を輝かせる新)