ゼルダ
rara_wcat
MAIKING遥か昔の書きかけSS前半はウルボザとリーバル、後半はリンクとゼルダ姫が出てきます。
リーバルがウルボザに膝枕されてたり色々と捏造設定生えてたりラジバンダリなお話です。
「――ウルボザ、これは一体何の真似だい?」
英傑の間の長椅子で仮眠を取っていた筈の僕の頭は、いつの間にかゲルドの族長の膝の上に置かれていた。
「何って……ライネルを2匹も討伐してきたリトの英傑サマを労ってるんだよ」
「……冗談にしちゃキツ過ぎじゃない? 起きた瞬間、ローストチキンにされるんじゃないかと肝が冷えたよ」
「はっ、起き抜けにしちゃ頭が回るじゃないか」
「フン、あんただって僕に気取らせずにこんなコトしてよく言う」
さっさと女傑の膝から退こうしたが、胸元をトンと押し戻されて引き止められた。
「……ちょっと」
「まだ十分仮眠取れてないだろ? このまま寝ておきな」
「……」
「この部屋は会合がある日はそれが終わるまで御ひぃ様と私らしか入れないよう取り決めがなされてる」
3726英傑の間の長椅子で仮眠を取っていた筈の僕の頭は、いつの間にかゲルドの族長の膝の上に置かれていた。
「何って……ライネルを2匹も討伐してきたリトの英傑サマを労ってるんだよ」
「……冗談にしちゃキツ過ぎじゃない? 起きた瞬間、ローストチキンにされるんじゃないかと肝が冷えたよ」
「はっ、起き抜けにしちゃ頭が回るじゃないか」
「フン、あんただって僕に気取らせずにこんなコトしてよく言う」
さっさと女傑の膝から退こうしたが、胸元をトンと押し戻されて引き止められた。
「……ちょっと」
「まだ十分仮眠取れてないだろ? このまま寝ておきな」
「……」
「この部屋は会合がある日はそれが終わるまで御ひぃ様と私らしか入れないよう取り決めがなされてる」
こま@準備中
DONE「僕と結婚してください!」デクの樹サマ「(森の精霊石はコキリのえんげーじりんぐでは)ないです」
■イケメン描く練習してたら思いのほか真面目な顔になったので
いい夫婦の日にプロポーズさせてみた
bimiusa9931
DONEファイちゃんとギラヒム様の誕生からスカウォ原作までの間に何があったのかを個人的に解釈して語ったお話です。⚠️捏造だらけ
⚠️スカウォと風タクのネタバレあり
⚠️ギラファイ前提
以上OKの方のみどうぞ!!
いつかまためぐり逢うその日までファイが初めて天望の神殿で彼に出会った時、この世の全てを憎む禍々しさしか感じられなかった。彼女は無意識に、彼を倒さねばならないと理由もなく感じた。
「フン、なかなかいいモノだね」
戦闘中彼が「ファイ」に触れてきた時、理由もなく感じた既視感がなんなのか、感情を持たない彼女にはわからなかった。しかし、彼を倒さねばならないと強く思っていたはずなのに、何故か先程まで自分の考えていたこととは相反した思いが心の中を占領した。それは、人の言葉で言うところの「懐かしさ」というものであった。
「さっきのギラヒムとかいう男、ファイに似てたね」
何の気なしにファイの主人、リンクが呟く。
聡明な彼女は悠久の時を生きて初めて感じた既視感とリンクの発言が無関係だとは思えなかった。自分はただ主人リンクのサポートをするためだけの存在でしかなく、感情も持ち合わせていないはずなのに、ファイの心の奥底にはもやもやとした説明のできない『何か』が確かに生まれつつあった。
14732「フン、なかなかいいモノだね」
戦闘中彼が「ファイ」に触れてきた時、理由もなく感じた既視感がなんなのか、感情を持たない彼女にはわからなかった。しかし、彼を倒さねばならないと強く思っていたはずなのに、何故か先程まで自分の考えていたこととは相反した思いが心の中を占領した。それは、人の言葉で言うところの「懐かしさ」というものであった。
「さっきのギラヒムとかいう男、ファイに似てたね」
何の気なしにファイの主人、リンクが呟く。
聡明な彼女は悠久の時を生きて初めて感じた既視感とリンクの発言が無関係だとは思えなかった。自分はただ主人リンクのサポートをするためだけの存在でしかなく、感情も持ち合わせていないはずなのに、ファイの心の奥底にはもやもやとした説明のできない『何か』が確かに生まれつつあった。