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    ソチ

    mitei

    DOODLEお礼イラストは別で投稿してますのでそちらにて!
    前回と今回共に嬉しいお言葉たくさんありがとうございました!
    ご感想ありがとうございました!
    途中不穏にしがちなのでハピエン宣言しといて正解でしたね!
    耳付きフード着せたい欲で描いた🍑ちゃん気に入って貰えて嬉しいです!=∇=顔は手癖でつい描いてしまう顔で、マホロアに対する懐の深さというか愛や安心を示す顔、なのかも、知れません😄!気に入っていただけて嬉しいです!あと今回は背景や小道具も込みでお話の雰囲気が出せるように試行錯誤してたので、そこも見ていただけてたの大変光栄でした!背景は描くの大変だけどその分物語に入り込んで楽しんで貰えてたと思うと頑張った甲斐がありました!マホロアが記憶を消すシーンのうっすら魔術文字も気づいてくださってる方がいて思わずにやけてたりもして、そうですあそこで既に約束を放棄してるのです!まだ信じる強さを知らなかったマホロアの悪あがき、見届けてくださってありがとうございます!それから体格差やスキンシップもマホカビの魅力ですよね♡マホロアは立派なお手手があるので尚更!徐々に心も体も距離が近くなっていくマホカビの変化楽しんでいただけて嬉しい限りです!🍑ちゃんのド直球な言葉とペースのお陰で順調に絆されていってくれました^^! ラスト数ページはホント迷走しまくって捻り出した台詞だったので、イイ感じの雰囲気で伝わってたら嬉しいなと思ってます!
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    カリフラワー

    DONEあぶ空2023/04/14-15 展示作品
    ルスマヴェ バカンス『Caustics (後編)』
    2人がバカンスに行く話、後編です🏝️『18/36』に繋がりそうな話なので、よかったらそちらもご一緒にどうぞ…(過去作に並んでます)
    ※このホテルはオールインクルーシブです✌️
    Caustics (後編) バーは三方を囲む全てのドアが開け放たれていた。頬を掠める海風は熱気が取り除かれ、その爽やかな空気に安堵する。バーの真ん中には四角形のこぢんまりしたバーカウンターがあり、数人の宿泊客が注文を待っている。バーの角の一つにはデキャンタがいくつか並んでいる。近づいてみると"チリ・ウォッカ"、"フェンネル・ウォッカ"や"シナモン・ウイスキー"などと書かれたタグがかけられていた。かなり興味をそそられる名前だ。後でマーヴに教えてあげよう。
    「ご注文は?」
    「モヒートを2つお願いします」
    「かしこまりました」
    絶えず吹き抜ける風は窓際にもたれかけた身体を後ろから優しく撫でていく。陽に晒された素足はビーチサンダルの形に焼けていて、脱いでもくっきりと跡が残り滑稽だ。この調子ならタンクトップやサングラスの跡も残っているだろう。振り返りマーヴがいるカバナへ目をやると、薄いカーテンの向こう側に寝そべっている姿がぼんやりと見えた。本を読みながら、時折周囲を眺めている。彼は声をかけても聞こえない場所にいて、カーテンの向こうの表情はぼやけている。それでもマーヴの匂いが、感触が、話し声が、遠くから見つめるだけで思い出せる。まるですぐ隣にいるみたいに。
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    ミクシゲ

    DONEエイプリルフール893パロのニノカゲ(未満)です!とある事件から、普通の高校生カゲが893の組長宮と同居することになる話ですが、それの馴れ初め的な話です。続きは出来たら書きます。
    敵モブが出るのと、その敵モブが犯罪を仄めかすようなことを言っているので、そちらだけご注意ください。
    組長の恩返し その日は生憎の雨だった。
     しかし、ありがたいことに店は盛況で、スマホには、学校帰りに買い物をしてきてくれ、という連絡が入っていた。母からのメール通りに、影浦は学校帰りにスーパーに寄って、ディナータイムに間に合うようにと、普段はあまり通らない近道をする。室外機と、業務用のゴミ箱がひしめき合う、そんな道に──

    「……あ?」

    ──その、美しい男は、死んだように眠っていた。

    ◇◆◇

    「ただいま」
    「おかえり雅人、おつかいありがとね。レシートはいつも通りテーブルの上にお願い」
    「おー」
    「雅人、ちゃんと学校行ってっかー?」
    「行ってるっつーの、あんたらも飲みすぎんなよ」

     家の一階部分の店に顔を出し、母にエコバッグを渡せば、母はニッコリと笑ってそう言った。マスクを外して母に返事をしながら、もう既に出来上がっている常連客に会釈をして、影浦は再度マスクをする。それから、店の引き戸に手をかけて、半分身体を出したところで、ふと母を振り返った。
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