三つ目
ShikarabaNamu
SPOILERすけありすと【S】の感想です。ネタバレに繋がりますので未参加の方の閲覧はご遠慮ください。
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開かなかったらDMください
画像をタップして開くと高画質で見れるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
ぽいぴく詳しくなくてすみませ汗汗 8
リルノベリスト
PROGRESSユメジャン箱イベ三つ目 杏バナーいつアイドルっぽいファンとの交流書くん
今選ぶ、背中合わせの君を
奏はどうやら、雫のことも病室に一度連れてきたらしい。眠る男の瘦せ細った手を握って涙を流す、美しく、しかし憐れな光景だったと言う。憐れなのはその涙に馴染んだ奏もだろう、と杏は思うけれど、何も言わない。
「ね、お見舞いのあとウチ来ない?」
「……? カフェ?」
「じゃなくて、フツーに遊びに来ない?ってこと。街のみんなにもまた顔見せたいし、私ばっか奏のプライベート空間に踏み込んでるからさ」
「ああ……いいのに、そんなの」
いつもの看護師がすれ違いざまにこんにちはと挨拶してきた。二人揃って挨拶を返し、忙しそうな彼女の背を見送って変わらず廊下を進んでいく。ダンス練習のあとに病院まで歩く道のり、誰もいないより隣に杏がいてくれる方がいい。なにより、臆病な自分が踏み込めないところも踏み込める杏は、自分にも父にも、影響を与えてくれる。良くも悪くも、かもしれないが今のところは良い影響ばかりである。
22630奏はどうやら、雫のことも病室に一度連れてきたらしい。眠る男の瘦せ細った手を握って涙を流す、美しく、しかし憐れな光景だったと言う。憐れなのはその涙に馴染んだ奏もだろう、と杏は思うけれど、何も言わない。
「ね、お見舞いのあとウチ来ない?」
「……? カフェ?」
「じゃなくて、フツーに遊びに来ない?ってこと。街のみんなにもまた顔見せたいし、私ばっか奏のプライベート空間に踏み込んでるからさ」
「ああ……いいのに、そんなの」
いつもの看護師がすれ違いざまにこんにちはと挨拶してきた。二人揃って挨拶を返し、忙しそうな彼女の背を見送って変わらず廊下を進んでいく。ダンス練習のあとに病院まで歩く道のり、誰もいないより隣に杏がいてくれる方がいい。なにより、臆病な自分が踏み込めないところも踏み込める杏は、自分にも父にも、影響を与えてくれる。良くも悪くも、かもしれないが今のところは良い影響ばかりである。
hiisan
DOODLE宗教上の都合でクロード編しか遊べない病気にかかってるから孤独な長髪剣士は仲間にならないし、CV阪口大助の不幸属性双龍剣士パワーでえちえち三つ目愛が重い系お姉さんも仲間にならねえんだわ… 23150_lucky
MAIKINGミキクラミキの三つ目です。なんか急展開で色々あったけど支部にあげるときに加筆とか修正とかして整合性をとれたらいいな!(願望)とりあえずもう眠たいからあげるだけあげときますなんとかなぁれ…なぁれ…!
とりあえずあれ入れたいこれ入れたいであんま削らないまま乗っけているのでユルシテ…ユルシテ… 8949
望月@mochitter
DOODLEみつくりらくがき※三つ目描写/外見操作あり、3×3EYESパロディ三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)ならぬ三只眼倶利伽羅を描きたいシリーズ
<シヴァ🍯×パールバティー四世(三只眼幼少期)🌰>
パールバティーは鬼眼王の次期妻でありながら養育役であったシヴァを、己の人格が分かれてもなお300年余り慕い続けているの良き…という気持ちのらくがき
CitrusCat0602
DOODLEこれは厄災ルートのプロチコ(三つ目にカノさんもいる)の何とも言えないさくさく読める文1
ふと目が覚める。外はまだ暗く、起きるには早い時間だ。だが何となく目が冴えてしまって、懐で眠る伴侶に目を向ける。稀に小型犬ほどの大きさの竜体で懐に潜り込んでいるのだが、今日は人の姿のまま眠る気分だったらしい。ぴとりと自分の胸に頬を当てて穏やかな寝顔を見せている彼女を眺める。
「……ぐっすりやなぁ」
自分が彼女の腹の中にいた頃、彼女は周りで少しでも物音がしようものなら即座に飛び起きるほど全てを警戒していた。それが今は、自分に引っ付いて安心しきった寝顔を見せている。それが何とも愛おしくて、プロキオンはそうっと彼女を抱きしめた。
ん、と僅かに少女は声を漏らす。しかし起きるわけでもなく、ぐりぐりと彼の胸に顔を擦りつけた。
1251ふと目が覚める。外はまだ暗く、起きるには早い時間だ。だが何となく目が冴えてしまって、懐で眠る伴侶に目を向ける。稀に小型犬ほどの大きさの竜体で懐に潜り込んでいるのだが、今日は人の姿のまま眠る気分だったらしい。ぴとりと自分の胸に頬を当てて穏やかな寝顔を見せている彼女を眺める。
「……ぐっすりやなぁ」
自分が彼女の腹の中にいた頃、彼女は周りで少しでも物音がしようものなら即座に飛び起きるほど全てを警戒していた。それが今は、自分に引っ付いて安心しきった寝顔を見せている。それが何とも愛おしくて、プロキオンはそうっと彼女を抱きしめた。
ん、と僅かに少女は声を漏らす。しかし起きるわけでもなく、ぐりぐりと彼の胸に顔を擦りつけた。
m3_ytn(みや みつみね)
DONE【魈蛍まんが】黄泉竈食ひ ※相互の吉名さん(@ __ysxf/現在ご活動休止中)より、重ねてのご厚意により、三つ目のお話をお借りして、まんがにさせて戴きました。お口に合いましたら幸いです…!原案拝借のご許諾ありがとうございました! 4野イタチ
DONE包こりゅ/おおこりゅのキス22箇所、三つ目の憧憬です。一応両片想い。付き合ってないのに、キスさせるの大変でした。三、瞼(憧憬) 朝顔が目を覚ます。丸まった花弁が日の出に合わせるように、ゆっくりと開いていく。緑簾のために建てられた支柱には、もう屋根の方まで、蔓が伸びている。
(切ればいいのか?)
大包平は屋根を見上げて、そう思った。
始めたのは短刀たちだった。暑さが本格的になる前に、簾をかけるはずが、いつの間にか朝顔にすりかわっていた。誰かがそうするとただの簾より綺麗だと言ったらしい。短刀たちは初めこそ世話をしていたものの、花が咲いたら飽きたらしく、部屋が近いという理由で、大包平が世話をしていた。今、短刀たちは向日葵に夢中らしい。
(初志貫徹しないとは、どういうことだ)
大包平は深く息をはいた。
大包平はとくに植物が好きというわけでもないし、育て方も知らない。勝手に部屋の前にこんなものを作られた身になってほしい。
1965(切ればいいのか?)
大包平は屋根を見上げて、そう思った。
始めたのは短刀たちだった。暑さが本格的になる前に、簾をかけるはずが、いつの間にか朝顔にすりかわっていた。誰かがそうするとただの簾より綺麗だと言ったらしい。短刀たちは初めこそ世話をしていたものの、花が咲いたら飽きたらしく、部屋が近いという理由で、大包平が世話をしていた。今、短刀たちは向日葵に夢中らしい。
(初志貫徹しないとは、どういうことだ)
大包平は深く息をはいた。
大包平はとくに植物が好きというわけでもないし、育て方も知らない。勝手に部屋の前にこんなものを作られた身になってほしい。
夜中に拾う
DONE宇宙人同士の百合SF。ぽっちゃり三つ目のカリュオーとほっそり四つ目のレパティパの小ネタ。心臓ひとつ止まるほど 彼女の舌はとても長く、クルケオ種の胴の色によく似た暗いみどり色をしていて、食事のときにはその舌が、黒いくちびるを割ってしゅるると突き出してくるものだから、彼女のぜんぶに惚れているカリュオーはついついジッと見惚れてしまう。いっぽう彼女、名前をレパティパ、ひとにはレプと呼ばれているが、レプ本人はそれをすこしばかり恥ずかしく思っていた。あるとき勇気を出したレプは、それをカリュオーに伝えた。そうしていちど口をつぐんだのち、レプは4つの切れ長のつり目を一瞬だけ伏せてから、苦みを含んだ微笑をくちびるに湛えてこう続けた。「恥ずかしい、なんて、私に似合わないって思ったでしょ」
「そ、そんな――そんなことないよ」
1683「そ、そんな――そんなことないよ」