晴耕雨読
たらpoipiku
DOODLEダイ大 本編終了後の再会後のダイとポップ。再会までの時間に抱えた傷を共有できたらなって話。きっかけがないと辛かったことは隠しそうだな、と。
×か+か微妙なラインで営業中です。
「晴耕雨読」
https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=3116479&TD=4860599
のちょっと前だけども単体でも問題ない内容。
モラトリアムな日々―夢じゃ逢えないから 呼ばれたような気がしてダイは目覚める。ベッドから身を起こしてあたりを見回すが月明り一つ差し込んでいない客間には誰もいない。ふと、予感がしてポップの眠る寝室へと向かう。ダイにとっては勝手知ったるポップの家だ。明かりがなく闇に目が慣れていないままでも問題はない。
寝室に入るとポップのベッドをゆるりと包む魔法の風の幕を感じ取る。寝言がうるさいから防音用にそうしているのだとポップは言っていた。おそらく聞かれたくないのは今の状態なんだろうと考えながらダイは進む。
ベッドの中でポップは胎児のように体を丸めて眠っている。呼吸は乱れ、意味をなさない音を発し続けている。その音に、自分の名前のかけらを聞き取ったダイは、ポップのベッドに潜り込んで向かい合うように横臥する。そしてダイはそっとポップの頬に触れて囁く。
2116寝室に入るとポップのベッドをゆるりと包む魔法の風の幕を感じ取る。寝言がうるさいから防音用にそうしているのだとポップは言っていた。おそらく聞かれたくないのは今の状態なんだろうと考えながらダイは進む。
ベッドの中でポップは胎児のように体を丸めて眠っている。呼吸は乱れ、意味をなさない音を発し続けている。その音に、自分の名前のかけらを聞き取ったダイは、ポップのベッドに潜り込んで向かい合うように横臥する。そしてダイはそっとポップの頬に触れて囁く。