花火
d_inuta
MOURNING夏の夜と線香花火とウツハン♀。ちょっと教官が情緒不安定気味です。しんみり作文は難しい…。なんでも大丈夫な方だけお読みください。
「あっ…もう終わっちゃった」
地に落ちた小さな花火の成れの果て。その行方を切なげに見つめて、少女は目をぱちりと瞬かせた。
幼い頃はもう少し長かった気がしたのに。それだけ私が大人になってしまったということなのだろうか。
人知れず時の流れを感じてしまい、ふぅとひとつ溜息をついた。
真夏の夜の縁側。線香花火の柔らかな光が夜闇の境目を暈すように、弟子とその師を照らしている。
「どんな花火もそうだけど、線香花火は一際儚く感じるよね」
隣りに並んで座っている少女の顔をちらりとみて、穏やかな面持ちでウツシが答えた。
そうしている間にも、ウツシの手元の火花もふるふると輪郭を震わせて、燃え尽きる間際、激しく小さな花を咲かせて散り落ちた。
1508地に落ちた小さな花火の成れの果て。その行方を切なげに見つめて、少女は目をぱちりと瞬かせた。
幼い頃はもう少し長かった気がしたのに。それだけ私が大人になってしまったということなのだろうか。
人知れず時の流れを感じてしまい、ふぅとひとつ溜息をついた。
真夏の夜の縁側。線香花火の柔らかな光が夜闇の境目を暈すように、弟子とその師を照らしている。
「どんな花火もそうだけど、線香花火は一際儚く感じるよね」
隣りに並んで座っている少女の顔をちらりとみて、穏やかな面持ちでウツシが答えた。
そうしている間にも、ウツシの手元の火花もふるふると輪郭を震わせて、燃え尽きる間際、激しく小さな花を咲かせて散り落ちた。
猫月しほ
DONE恋に恋れど縁花火に行った福島蒼空の立ち絵つめネタバレはない。保存したやつ全部やったんで使わなかったのとか間違えて保存したのとかもある。気にしないでほしい。
APP17のシンガーソングライター。 25
シン/今年もプロメア見れる嬉しい
TRAINING #GlLo_1draw1write_決戦ワンドロお題【花火/ペリドット/夏と言えば?】
プロメポリスのナンタラ記念日の花火かな。
花火の音でパラパラパラ…と最後にはじけるのが好きです。
ペリドットはにおわせで。
Rxw14C7P5qBa2IM
SPUR ME花火を観に行くイコプリと迅三輪。ギャグでしかない。
花火「今度隣町で花火大会するやんか? 一緒に行けへん?」
王子が面白いと尊敬してやまない生駒からお誘いを受け、空に舞いたいほど有頂天となった王子は即座に「行く!!」と返事した。
「そんでな、迅も一緒やねん」
「え……ふたりっきりじゃないの?」
「ああ、2人やとこの花火大会は過酷すぎる。三輪も連れてくる言うてたから俺ら無敵やで」
「三輪くんも来んの?!」
「数は多ければ多いほどええ」
「ぼく、三輪くん苦手なんだけど!」
「仲良うなれるチャンスやな」
「やだ! イコさんとふたりきりがいい!」
「我儘言いな。俺はオージのためを思うて言うてるんやで? 俺はなぁ、オージにきれいな花火を見て貰いたいんや」
真っ直ぐな瞳でそう訴えられると惚れた弱みからか、王子は目を逸らし「わかったよ……」と頷いてしまう。
3138王子が面白いと尊敬してやまない生駒からお誘いを受け、空に舞いたいほど有頂天となった王子は即座に「行く!!」と返事した。
「そんでな、迅も一緒やねん」
「え……ふたりっきりじゃないの?」
「ああ、2人やとこの花火大会は過酷すぎる。三輪も連れてくる言うてたから俺ら無敵やで」
「三輪くんも来んの?!」
「数は多ければ多いほどええ」
「ぼく、三輪くん苦手なんだけど!」
「仲良うなれるチャンスやな」
「やだ! イコさんとふたりきりがいい!」
「我儘言いな。俺はオージのためを思うて言うてるんやで? 俺はなぁ、オージにきれいな花火を見て貰いたいんや」
真っ直ぐな瞳でそう訴えられると惚れた弱みからか、王子は目を逸らし「わかったよ……」と頷いてしまう。
ネコのさばきは突然にくる
DONE(右から)「見て見て〜純日本産ヤマトナデシコだヨ〜!」
「ヒィッ先輩ヒィ……ていぅか皆かっこいヒィィ………ヤバィ……ウゥ…(語彙力)」
「なんで泣いてんだよオメー」
「花火、もうすぐだぞ」
虎馬😈🍢
DOODLE連隊戦中は海辺の鬼典にしてたんだけど、花火始まったので、去年の花火を引っ張り出して昨日のヘッダーにしたのは良いけど、去年のがあんまりだったので、朝方急遽こさえた主張強めの花火鬼典😊出来上がってみたら、去年と大差なかったwww
ひびき
INFO #ぎゅぅっとしのぶ恋心ぎゆしのWEBイベでやってた企画のペーパラリーとネップリ番号書いたお品書きを、全体公開でアップしますね。8/15 23:59までセブンで印刷できます。ペーパラリーはテーマ『夏』で大正軸の甘めなお話。花火を見る浴衣イラストはそれに繋がるお話だったりします。(前か後か…)個人的にずっと描きたかった、冨岡さんの厄除の面が描けて楽しかったです!
maru
DONEとりあえず座らせた。何で描いたかわからない絵💦ワンドロお題の花火で思い出したのが、米津氏が歌ってる方の打上花火が好きなんだけど。この多分恋人未満の2人の一線越える瞬間?みたいな一瞬の気持ちの揺めきみたいなのがすごい好き。ニクジュでもしたけどめちゃめちゃ伊アオで妄想捗る…✨夏中に描いてみたい気持ちだけある…
渦乃えす
MOURNING(攘夷s過去、花火がしたいと拗ねる杉)高杉さんちの子と花火何処からか手に入れたそれはそれは大量の花火で、皆夢中で咲かせては大いに盛り上がっていた。
それは永遠に続く宴のようで、煙に目が喉が痛くなるのも構わず ずっとこのまま続けていられたらと思った。
しかし時は経つ。疲れが出始めた面子は、夜も更けたことだしとひとりまたひとりと帰宅し 残ったのはとうとう晋助 小太郎 銀時の三人だけとなった。
「なんだよ皆帰っちまって… まぁいいや、俺達三人だけでもまだやろうぜ!」
晋助は構わずにまた新たな花火を手にとり、二人に手渡そうとする。しかし、二人の反応は期待に沿うものではなかった。
「もういいんじゃね?俺達もそろそろ戻ろうぜ。」
若干ダルそうに言うのは銀時。晋助は驚き、小太郎の方を見やったが 花火を受け取ってはくれなかった。
2785それは永遠に続く宴のようで、煙に目が喉が痛くなるのも構わず ずっとこのまま続けていられたらと思った。
しかし時は経つ。疲れが出始めた面子は、夜も更けたことだしとひとりまたひとりと帰宅し 残ったのはとうとう晋助 小太郎 銀時の三人だけとなった。
「なんだよ皆帰っちまって… まぁいいや、俺達三人だけでもまだやろうぜ!」
晋助は構わずにまた新たな花火を手にとり、二人に手渡そうとする。しかし、二人の反応は期待に沿うものではなかった。
「もういいんじゃね?俺達もそろそろ戻ろうぜ。」
若干ダルそうに言うのは銀時。晋助は驚き、小太郎の方を見やったが 花火を受け取ってはくれなかった。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第三十八回 お題:「麦茶」「花火」
司視点 片想い
あの日と同じ、隣同士。ある日の練習終わり。
この日は、えむの方から前日にあるお願い事をされていた。
「夕飯をご馳走したいから、練習後に残っててほしいの!
それから、練習後すぐにご飯食べるから、練習はいつもより長くやってもいいかな?」
えむや寧々の帰宅時間を考えていつも日があまり落ちないうちに終了してしまうので、後者のお願いに関しては願ったりといった状態だった。
そして、当日。いつもよりも長い時間ということも相まって、練習が終わった時にはあまり動くことがない類でさえも少し疲れたような顔を見せていた。
そんな疲れた重い身体を引きずりながら片付けに入ったのだが、えむはご飯のために少し席を外すといって、着ぐるみたちとどこかへ走って行ってしまった。
4565この日は、えむの方から前日にあるお願い事をされていた。
「夕飯をご馳走したいから、練習後に残っててほしいの!
それから、練習後すぐにご飯食べるから、練習はいつもより長くやってもいいかな?」
えむや寧々の帰宅時間を考えていつも日があまり落ちないうちに終了してしまうので、後者のお願いに関しては願ったりといった状態だった。
そして、当日。いつもよりも長い時間ということも相まって、練習が終わった時にはあまり動くことがない類でさえも少し疲れたような顔を見せていた。
そんな疲れた重い身体を引きずりながら片付けに入ったのだが、えむはご飯のために少し席を外すといって、着ぐるみたちとどこかへ走って行ってしまった。
riricopicture22
DONE8/8ぎゆしのWebオンリー用、書き下ろしぎゆしの花火漫画です。コロナで花火大会が中止になっているなか、
花火気分を少しでも味わって頂けたらと
花火をテーマにしてみました😊 5
minato18_
DONEかずこそ湊のかずこその夏。打ち上がる花火に照らされる君の横顔が、どうしようもなく大好きで、平然を装って汗ばむ手を握った。
#僕と君の夏
https://t.co/ZECLE1wukB
花開く煙花「花火くらい二人で見てあげて」
そう遠見さんに言われたから、仕方なく、あくまで仕方なく、真壁一騎と一緒に海岸の中でも人気のないスポットに向かっていた。
しばらく歩いているが、真壁一騎は黙ったままだった。たまにちらっと様子を伺ってみても、いつも通りの無表情で何を考えているのかさっぱりだ。
喜んで、る、のか……? 喜んでいないのなら、とんだ無駄足になってしまうのだが。
「総士」
「え? ぅわっ!?」
名前を呼ばれたと思ったらだき抱えられていた。しかも俗にいうお姫さま抱っこという形で。
いきなり何をするんだという僕の文句は打ち寄せた白波に飲み込まれる。真壁一騎の膝下までを濡らした波が、僕が今し方つけた足跡を消し去りながら返っていく。……いつの間にこんなところまで波が来ていたんだろう。
2833そう遠見さんに言われたから、仕方なく、あくまで仕方なく、真壁一騎と一緒に海岸の中でも人気のないスポットに向かっていた。
しばらく歩いているが、真壁一騎は黙ったままだった。たまにちらっと様子を伺ってみても、いつも通りの無表情で何を考えているのかさっぱりだ。
喜んで、る、のか……? 喜んでいないのなら、とんだ無駄足になってしまうのだが。
「総士」
「え? ぅわっ!?」
名前を呼ばれたと思ったらだき抱えられていた。しかも俗にいうお姫さま抱っこという形で。
いきなり何をするんだという僕の文句は打ち寄せた白波に飲み込まれる。真壁一騎の膝下までを濡らした波が、僕が今し方つけた足跡を消し去りながら返っていく。……いつの間にこんなところまで波が来ていたんだろう。
たんごのあーる
TRAINING8月は頑張ろう、と思っていたのに。出遅れた。夏は、なんだか何しようかな、ってソワソワするな、と思いながら書いた短文。
夏が始まる最近どうもおかしい。おかしい、というよりは調子が出ない。というか、普通だと思っていたのに、調子が狂う。
入学してから、数ヶ月。ようやく環境にも慣れてきていろいろと落ち着いてくるかと思っていたが、現状は落ち着くどころか、なにかと戸惑いがちだった。
「なぁー、なんか調子悪ぃんだけど。治して、硝子。」
誰かに聞いて欲しくなって、ため息まじりに教室の机に突っ伏し、家入に気持ちをこぼしてみる。
「はあ?ワタシに言わずに病院行け、病院。五条家なら、お抱え医師とかいるだろうに。」
咥えタバコのまま、眉間にシワを寄せて鋭く返される言葉に、がっかり感を隠さない五条は素直に口に出す。
「や、病院キライだし、そんなんじゃなくて。硝子って、なんでも治せるんじゃねーの?」
2120入学してから、数ヶ月。ようやく環境にも慣れてきていろいろと落ち着いてくるかと思っていたが、現状は落ち着くどころか、なにかと戸惑いがちだった。
「なぁー、なんか調子悪ぃんだけど。治して、硝子。」
誰かに聞いて欲しくなって、ため息まじりに教室の机に突っ伏し、家入に気持ちをこぼしてみる。
「はあ?ワタシに言わずに病院行け、病院。五条家なら、お抱え医師とかいるだろうに。」
咥えタバコのまま、眉間にシワを寄せて鋭く返される言葉に、がっかり感を隠さない五条は素直に口に出す。
「や、病院キライだし、そんなんじゃなくて。硝子って、なんでも治せるんじゃねーの?」
リク@マイペース
DOODLE0801ゆかたデート中のグレシル
超久々に描いたな…
↓ちょっとした小話↓
「あのりんごアメちゃん美味しそう♡アタシ買ってくるわね♡」
「一人でか!?却下だ!!」
「な、なんでよ!ここは城下町よ!危ないことなんてーー」
「イレブンが潜んでいる可能性があるだろう!!俺も行くぞ!!異論は認めん!!」
「…………はいはいわかりました…(まったくもう…あの子がいてもアタシは貴方しか見ないのに…)」
「欲しいのは飴だけか?他にもないのか?」
「あら?買ってくださるのかしら?」
「勿論だ。屋台の物全て欲しいと言うのなら、部下を使ってでも叶えてみせるが?」
「……他の人に迷惑だからやめなさい」
「残念だ…俺は本気なのだがな」
「(本気でやりそうだから冗談でも言えないわね……)」
さて…あつ森で花火大会楽しんでこよ!
(あ…オウィちゃんとルークのまんがまだ描いてなかった…そろそろやんないと…)
Sυιყσ
DONEもうそろそろ花火だね。ところでこの世界にビニールという概念ないのにシャリシャリ落とさせちゃったね。
群青の空の花ミンミンと煩い虫が大合唱の中、はしゃいだ少女が石段を駆け上がった。
「おねーちゃーん!はやくはやく!」
頭を抱えたくなるほどうだる暑さの中、フレッシュ1000%と言わんばかりの妹が外に跳ねた短い髪の毛をぴこぴこゆらしながら白い階段を駆け上がっていく。
今日はコスタでお祭りがある。
ジェレミーとそろって目を輝かせたケイにいこうよ!!と迫られてはNOとは言えないのが姉の性で、溜息をついたのがつい4時間ほど前。
アスレチックや料理を作って納品したり釣りをしたりと暑さと世話しなさと人の多さに睥睨して限界を訴えかける頃、プライベートビーチがあれば、と言い出した年長者に救われたのは言うまでもない。
人の多いコスタを後にし、ミストヴィレッジに飛んできてみればそろそろ花火が上がる頃だと教えてもらった妹が、どうせなら見晴らしのいいところで、と言い出したのが運の尽きだった。
1386「おねーちゃーん!はやくはやく!」
頭を抱えたくなるほどうだる暑さの中、フレッシュ1000%と言わんばかりの妹が外に跳ねた短い髪の毛をぴこぴこゆらしながら白い階段を駆け上がっていく。
今日はコスタでお祭りがある。
ジェレミーとそろって目を輝かせたケイにいこうよ!!と迫られてはNOとは言えないのが姉の性で、溜息をついたのがつい4時間ほど前。
アスレチックや料理を作って納品したり釣りをしたりと暑さと世話しなさと人の多さに睥睨して限界を訴えかける頃、プライベートビーチがあれば、と言い出した年長者に救われたのは言うまでもない。
人の多いコスタを後にし、ミストヴィレッジに飛んできてみればそろそろ花火が上がる頃だと教えてもらった妹が、どうせなら見晴らしのいいところで、と言い出したのが運の尽きだった。