Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    駿

    さめしば

    TRAINING付き合ってる冬駿のSS
    お題「黙れバカップルが」で書いた、井浦と山田の話。冬居はこの場に不在です。
    お題をお借りした診断メーカー→ https://shindanmaker.com/392860
    「そういえば俺、小耳に挟んじゃったんだけどさ。付き合ってるらしいじゃん、霞君とお前」
     都内のとあるビル、日本カバディ協会が間借りする一室にて。井浦慶は、ソファに並んで座る隣の男——山田駿に向け、ひとつの質問を投げ掛けた。
    「……ああ? そうだけど。それがどーしたよ、慶」
     山田はいかにも面倒臭そうに顔を歪め、しかし井浦の予想に反して、素直に事実を認めてみせた。
    「へえ。否定しないんだ」
    「してもしゃーねえだろ。こないだお前と会った時に話しちゃったって、冬居に聞いたからな」
     なるほど、とっくに情報共有済みだったか。からかって楽しんでやろうという魂胆でいた井浦は、やや残念に思った。
     二週間ほど前のことだ、選抜時代の元後輩——霞冬居に、外出先でばったり出くわしたのは。霞の様子にどことなく変化を感じ取った井浦は、「霞君、なんか雰囲気変わったね。もしかして彼女でもできた?」と尋ねてみたのだった。井浦にとっては会話の糸口に過ぎず、なにか新しいネタが手に入るなら一石二鳥。その程度の考えで振った一言に返ってきたのは、まさしく号外級のビッグニュースだった。——聞かされた瞬間の俺、たぶん二秒くらい硬直してたよな。あの時は思わず素が出るとこだった、危ない危ない。井浦は当時を思い返し、改めてひやりとした。素直でかわいい後輩の前では良き先輩の顔を貫けるよう、日頃から心掛けているというのに。
    2975

    ゆみは

    DONE1. タイトルは、宮崎駿先生の「もののけ姫」のアシタカのセリフで引用しました。

    2. 情事の表現が間接的に入れています。
    鄭弓 — 生きろ、きみは美しい‼️名前とクラスなどは日本語で表記されています。







    周瑜は 느리게 눈을 떴다. 아직 어둑한 방의 천장이 흐릿한 시야에 어렴풋하게 들어왔다. 周瑜が 몸을 일으키려다가 멈칫했다. 묵직하고 단단한 팔이 그를 꼭 감싸고 있었다.

    「......」

    무심코 그의 이름을 부르려던 입술이 도로 닫혔다. 鄭が 깊고 평온한 숨을 고르며 달게 자고 있었다. 그가 깨지 않도록, 조심스럽게 몸을 빼낸 周瑜が 그의 팔을 제 무릎 위에 얹어놓았다. 비녀를 풀어내린 옅은 금발의 머리칼이 크고 작은 붉은 자국들로 뒤덮인 등 위로 흘러내렸다.

    「...으음...」

    뒤척이던 鄭が 그의 허리를 끌어안고선 품으로 파고들었다. 곱슬거리는 청록의 머리칼이 판판한 배를 간지럽혔다. 들리지 않도록 조그맣게 웃은 周瑜が 머리칼을 살살 쓸어넘겨주었다. 두툼한 비단 이불 밖으로 드러난 그의 어깨엔 고된 훈련과 전투가 남긴 상흔이 가득했다. 거친 풍파를 온 몸으로 맞으면서도 꺾이지 않은 자만이 얻을 수 있는, 살아남았기에 짊어져야 하는 흉터들이다. 하얗고 작은 손가락이 울퉁불퉁한 흔적들을 가만히 훑었다. 긴 속눈썹 사이로 드러난 금안이 애틋한 색채를 띠었다.
    2957

    さめしば

    DONE灼カバワンドロワンライ参加SS
    お題「山田駿」+90min ⚠️捏造要素あり
    205話のインタビュアー視点
    最果てのトロフィー ——誇れたのは一つだけ、とかカッコつけて言ってはみたけどさ。最年長プレイヤー目指して頑張ってたのなんか、この二年程度の話なんだよなあ、ホントのところ。あ、今のくだりオフレコね。せっかくつけた格好が崩れちまうからな。夢もへったくれもねえだろ。なに、今さらだって?
     んなことは置いといて。三年くらい前だったかな、こっちの馴染みの記者に声掛けられたんだよ。「最年長記録がいよいよ見えてきたな」ってさ、シーズン最終試合のあとに。「へえ、そんな記録があるのか」って、当時の俺の感想はこの程度のモンだったよ。考えてみりゃそういう類の記録くらいあるに決まってんのに、意識したこともなかった。最初はホント、その程度。そっからまた一年、プロの世界でなんとか生き延びて、いったい俺はこの暮らしをいつまで続けられんのかな、もーそろそろ終いかもな、とか考えてみた時にさ。最年長、目指してみてもいいんじゃねーかって素直に思えたんだ。その称号が特別欲しいってわけじゃなかったよ、でもきっと……俺が、俺個人が手にできるかもしれない最後のトロフィーって、「これ」なんじゃねーかって。気付いちまったんだよなあ。
    2560