1.5
ruka
DONE🔥❄️ワンドロワンライ「待ち合わせ」 1.5時間くらい。
blaze「お兄さん、そんな所でなにしてるんだい?」
暗い路地。壁に持たれるように居た男に遊女のような服で赤い唇の女が声をかけた。
男はただ淡々と
「人を待っているんだ」
女に振り向くことなく答える。
「そんな奴放っておきなよ、私とイイ所にいかないかい?」
「……」
「最高に楽しいところさ」
男はその時になって初めて女を見た。
「どれほど楽しいところだとしても、俺はお前とは行かない。俺が待っているのは、魂が求める相手だからな」
その相手を思い出したのか、小さく笑った。
女は少し呆けた顔をした後で
「つまらない男だね。そんなにそいつがいいのかい?」
「ああ」
断言した男を見ながら諦めたように息を吐いた。
「じゃ、お先に行かせてもらうよ」
1866暗い路地。壁に持たれるように居た男に遊女のような服で赤い唇の女が声をかけた。
男はただ淡々と
「人を待っているんだ」
女に振り向くことなく答える。
「そんな奴放っておきなよ、私とイイ所にいかないかい?」
「……」
「最高に楽しいところさ」
男はその時になって初めて女を見た。
「どれほど楽しいところだとしても、俺はお前とは行かない。俺が待っているのは、魂が求める相手だからな」
その相手を思い出したのか、小さく笑った。
女は少し呆けた顔をした後で
「つまらない男だね。そんなにそいつがいいのかい?」
「ああ」
断言した男を見ながら諦めたように息を吐いた。
「じゃ、お先に行かせてもらうよ」
lunaarc
MOURNINGバレンタインで失恋して部屋を出たら晴信さんに会って、察せられて泣いちゃったところを追いかけてきた(タケルに言われて)伊織が目撃する伊ぐだ♀…のつもりで書いてたんだけどたぶん最後まで書ききれないと思うのでここまで。
伊織いないけど伊ぐだ。晴信とぐだ子は×じゃなくて+(兄妹みたいな感じ)
サムレムはコラボしか知らない+第一部と1.5部ちょっとしかやってない知識量のマスターです
どうやって部屋に戻ったんだろう。腕いっぱいに抱えた仏像を棚に並べて、立香はしばし立ち尽くす。
わかってはいた。一緒に駆け抜けた偽の盈月の儀の最中、ことあるごとに、傍で見てきた。
片方が記憶を失っていても、あの二人の絆は強固なものであると。その間にぽっと出のマスターが割り込むなんてもっての外だと。わかっていても。
「……はぁ…」
それでもやっぱり、寂しい。
そのやりとりを微笑ましいと思っていたのは確かだ。戦闘時には抜身の刃の化身のような鋭さを持つ青年の雰囲気が、彼の相棒が一緒だと柔らかく変化していく。それを見ているだけで十分だと、最初はそう思っていた。
ただのマスターとサーヴァント。その垣根を超えるような接触をしてきた者は他にもいた。けれど立香はそれでもマスターでいられた。一人の人間としてではなく、サーヴァント全員のマスターとして。そうあることが自分の存在価値なのだと割り切っていたからだ。
1563わかってはいた。一緒に駆け抜けた偽の盈月の儀の最中、ことあるごとに、傍で見てきた。
片方が記憶を失っていても、あの二人の絆は強固なものであると。その間にぽっと出のマスターが割り込むなんてもっての外だと。わかっていても。
「……はぁ…」
それでもやっぱり、寂しい。
そのやりとりを微笑ましいと思っていたのは確かだ。戦闘時には抜身の刃の化身のような鋭さを持つ青年の雰囲気が、彼の相棒が一緒だと柔らかく変化していく。それを見ているだけで十分だと、最初はそう思っていた。
ただのマスターとサーヴァント。その垣根を超えるような接触をしてきた者は他にもいた。けれど立香はそれでもマスターでいられた。一人の人間としてではなく、サーヴァント全員のマスターとして。そうあることが自分の存在価値なのだと割り切っていたからだ。
akishima221z
DOODLE冬島さんと諏訪の第一次の話。何故諏訪は冬島さんを「おっさん」と呼ぶのか、な妄想から生まれた過去捏造。
3/10日:12:00:プロローグまで
追記:3/10日:22:50:8000文字まで
リライト:3/12火:21:30:掲載分まで
追記:3/13水:0:30:1.3万字まで
追記:3/13水:3:30:1.5万字弱でいったん終了
■例えばこんな、冬島さんと諏訪が第一次で実は出会っていたという話。https://www.pixiv.net/novel/show.phpid=21768669
へ移動しました。
書きかけ途中のリアクション
ありがとうございました!
おかげさまで最後まで
書き上げられました!!
109へ移動しました。
書きかけ途中のリアクション
ありがとうございました!
おかげさまで最後まで
書き上げられました!!
えんどうまめもやし
DOODLEお泊まりに来てくれた茶金時先生(@telegraph_11)と狂聡1.5ドロを夜中の1時からやったよ!お互いの壁打ちメモから引っ張り出してお題を出し合いました!!!時間測り用にブルーノマーズをかけながらワンドロしたらオシャレな気持ちになれました(PASS:小英字) 3
音花⚠️
SPOILER正月にまほやく履修した時の1部、1.5部、2部のうめきとらくがきです ネタバレ満載ですだいたい東主従の話しかしてない 東箱推しになりました
最後クロスオーバー(?)もあるのでご注意ください 6
きゃろ
SPOILERときめもガールズサイドをやったので好きになった男をわんどろ(1.5時間)しました。描くのが難しいキャラばかり好きになってしまう
テーマは3年生になったあまち
ちょっと大人になったあまちめちゃくちゃすこ…。
卒業したら私に名札ちょうだいね…。
ここだけの話ですが、あまち攻略の能力値が足らず最初のエンディングでは塔に誰も来てくれませんでした。エンディングテーマがリビングに鳴り響いていました…。
橘田仮倉庫
INFOパスワード:MPの開催日は〇月〇日(〇のところを数字4桁で)+英5文字『LOGS vol.1.5』A5/12P/200円
オンイベで展示した漫画の再録ペラ本。いい匂いのするコンスとおさそいへたくそマークの2本。
サイトで閲覧できるので物質召喚したい人向け。 3
torimizm
DOODLE1.5章の後のカイオエ。毎晩怪我を見に来るオエと、むらむらしてる騎士様。
毎晩夜這いされているので我慢できなくなったケルベロスに腹を喰われて死に掛けてからオーエンが毎晩寝込みを襲撃してくる。
「見せて」
寝ようとしていたところに突然現れて布団を剥いで、乱暴にシャツを捲って腹を確認するのだ。本当に毎晩、一度も欠かすことなく。
酷かった傷も治療の甲斐があり、今はもう包帯も外れている。任務はまだ免除されているものの授業には無理のない範囲で参加しているし日常生活にはもうほとんど支障はない。それを何度伝えても、塞がりつつある傷口を二色の眼で確認しても、オーエンは来るのをやめない。馬乗りになって問答無用で脱がして傷を確認していく。
はじめの頃は見るだけだったその行為も包帯が取れて傷が小さくなってからは腹に直に触られるようになった。白い指が傷口のあたりをいったりきたりなぞって這い回るのは正直変な気分になる。相手はオーエンで、これは夜の闇が見せる錯覚なのだと何度も己に言い聞かせるカインのことなど知るよしもないオーエンの確認作業は夜を経るごとにどんどん大胆になっていく。最近は傷だけでなく腹筋や胸筋にも興味が出てきたようで不思議そうに眺めては撫で回される。本当にやめてほしい。
7224「見せて」
寝ようとしていたところに突然現れて布団を剥いで、乱暴にシャツを捲って腹を確認するのだ。本当に毎晩、一度も欠かすことなく。
酷かった傷も治療の甲斐があり、今はもう包帯も外れている。任務はまだ免除されているものの授業には無理のない範囲で参加しているし日常生活にはもうほとんど支障はない。それを何度伝えても、塞がりつつある傷口を二色の眼で確認しても、オーエンは来るのをやめない。馬乗りになって問答無用で脱がして傷を確認していく。
はじめの頃は見るだけだったその行為も包帯が取れて傷が小さくなってからは腹に直に触られるようになった。白い指が傷口のあたりをいったりきたりなぞって這い回るのは正直変な気分になる。相手はオーエンで、これは夜の闇が見せる錯覚なのだと何度も己に言い聞かせるカインのことなど知るよしもないオーエンの確認作業は夜を経るごとにどんどん大胆になっていく。最近は傷だけでなく腹筋や胸筋にも興味が出てきたようで不思議そうに眺めては撫で回される。本当にやめてほしい。
jinlaw.
MOURNING2024年「お前それ二次創作でやることじゃなくない?」大賞受賞作品です。「小説」と呼ぶこと自体無理があるかもしれない。免罪符はメイン1.5部4章の「だから私は、私たちよりも弱い生き物が好き。そういうものしか怖くて愛せない、私たちを決して傷つけない生き物しか」
薄暗いタイプの思想、こういう日もあるよね~というやつです。
タイトルは「L'absurde」です。 13
多々野
DOODLE1.5部を元にしたヴィタのモノローグです。全てがネタバレです。子ヴィタたちの星を襲った地震や津波について言及します。詳細な描写はありませんがお気をつけください。
小説というより解釈書き下し文になってしまった
解釈が変わったら随時修正します
善人には向かない意識のない七つの器を、方舟の寝室に敷いた毛布の上に横たえる。床で悪いけど、ベッドは一つしかない。こういうときに誰か一人を特別扱いはできないから、僕が座るのに使わせてもらう。
壊滅した町の瓦礫の下から七人を探して運ぶ作業は毎回骨が折れる。有事の際、彼女たちは一つの場所に固まっていない。一人は入り口のバリケードに、一人は避難所の前に、一人は町外れの家の前に。それぞれ町の人々を助けるために働いていたのだろう。しかし神の審判は絶対である。彼女たちに町を救うことはできない。
僕は清潔な布で体に付着した泥を拭いてやった。細い足から靴を脱がせる。いかにも脆そうな、幼く、小さな体だ。しかし、住民は流され家屋は倒壊し、町が完全に壊滅したというのに、この子たちに残った痕跡はせいぜいかすり傷程度で、大きな怪我は一つもなかった。今は気を失っているだけ。嘆かわしいことに、神様はこの星の命に対して不平等だ。
3399壊滅した町の瓦礫の下から七人を探して運ぶ作業は毎回骨が折れる。有事の際、彼女たちは一つの場所に固まっていない。一人は入り口のバリケードに、一人は避難所の前に、一人は町外れの家の前に。それぞれ町の人々を助けるために働いていたのだろう。しかし神の審判は絶対である。彼女たちに町を救うことはできない。
僕は清潔な布で体に付着した泥を拭いてやった。細い足から靴を脱がせる。いかにも脆そうな、幼く、小さな体だ。しかし、住民は流され家屋は倒壊し、町が完全に壊滅したというのに、この子たちに残った痕跡はせいぜいかすり傷程度で、大きな怪我は一つもなかった。今は気を失っているだけ。嘆かわしいことに、神様はこの星の命に対して不平等だ。
yume_tsumo
DOODLE24.1.5 白黒楽描きでもいいよそのこ緩募タグにてなぷさん/鶏崎さん/雨那さん/ふうかさん
ダリアさん/綾斗さん/りりーさん/みもさん
さかがみさん/じんさん/このもちさん米子さん
しゃもさん/ユエさん/シバ助さん/なむさん/かるかんさん
本当にありがとうございました!!! 17
bkg_410
DONE「恋をしただけ03」に収めるか迷ってカットした、最後のページのその後です。お蔵入りしていた2ページ、たった2ページではありますが、せっかくのクリスマスなので(?)完成させました。紙でお手に取ってくださった方、長くお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。
1.5,02,03を未読の方にはこちらはネタバレになりますので(なるのかな…)、閲覧は自己責任でお願い致します。 2