AK
虎翼しぎ
DOODLE派生悪魔朱悪魔・AK
通称アキくん
ただの悪魔だったが、天使を倒す為に無理やり改造された悪魔。天使の力の耐性を付けるために天使の力を植え付けたら羽が変化した。でも戦う気は無いし強さが中途半端だったので計画は白紙にされてブラブラしてる。糸目だが本気出すと目を開けるらしい。
馳川.
DONEWIPアニメ塗りに挑戦中…
随時更新します
追記:20210930
できました!!行き当たりばったりで描いていたのでどうなることやら〜と思いながら描いてました。どうにかなっていたら嬉しい。 6
馳川.
MEMO※w様4ネタ注意最期を終えたw様にakgはなんと声をかけるのか妄想してみる
神の域「やっぱり死んだか、鷲巣よ。」
尚香の列の最後尾にいた白髪の青年はそう言った。
彼のあまりの無礼な態度に空気は強く張り詰めた。
「お前も人の子だったってことだ。よく分かっただろう。
ただ、向こうに行っちまってからは分からない。お前なら本当に神になれるかもな…。
俺も昔は、早く死にたかった。死ねば助かると思っていた。でも、お前とやり合ったあの一晩でその考えは変わった。そして今、俺は生きている。
後でー俺がそっちに行った時ー教えてくれ。あの時の俺は正しかったのか、それとも今の俺が正しかったのか。
ただ俺は、お前に拾われたこの命を無碍に扱ったりはしない。その時が来たら、しっかり、俺らしく、その時は綺麗に終わってやるつもりさ。
393尚香の列の最後尾にいた白髪の青年はそう言った。
彼のあまりの無礼な態度に空気は強く張り詰めた。
「お前も人の子だったってことだ。よく分かっただろう。
ただ、向こうに行っちまってからは分からない。お前なら本当に神になれるかもな…。
俺も昔は、早く死にたかった。死ねば助かると思っていた。でも、お前とやり合ったあの一晩でその考えは変わった。そして今、俺は生きている。
後でー俺がそっちに行った時ー教えてくれ。あの時の俺は正しかったのか、それとも今の俺が正しかったのか。
ただ俺は、お前に拾われたこの命を無碍に扱ったりはしない。その時が来たら、しっかり、俺らしく、その時は綺麗に終わってやるつもりさ。
馳川.
MEMO8/31誕生花のネタを今でもウンウカ考えてしまっているプロット的なのを残しておく
アカ鷲
あなたと一緒にいると痛みが和らぐアカギは独り歩いている
道端にレンゲソウが咲いていた
アカギはその一輪を摘み取った
鷲巣邸
玄関には毎日豪華な花が飾られている
白服が百合の花を挿す
玄関の隅々まで甘い匂いが漂っていた
「鷲巣」
アカギが玄関にやってきた
白服が追い返そうとする
赤木は知らん顔で中に入る
鷲巣の部屋
鷲巣はとある企業からの依頼に目を通していた
アカギが部屋に入る
鷲巣はアカギを一瞥してまた書類に目を通した
アカギは無言で目の前にレンゲソウを差し出す
鷲巣は思わず顔を上げる
見上げた先には見慣れたアカギの顔
「そこで見つけてきた。お前に。」
書類の上にレンゲソウを置いて部屋を出る
鷲巣は呆気に取られる
レンゲソウを手に取る
何かに気づいた表情を浮かべたあと、少し微笑んだ
572道端にレンゲソウが咲いていた
アカギはその一輪を摘み取った
鷲巣邸
玄関には毎日豪華な花が飾られている
白服が百合の花を挿す
玄関の隅々まで甘い匂いが漂っていた
「鷲巣」
アカギが玄関にやってきた
白服が追い返そうとする
赤木は知らん顔で中に入る
鷲巣の部屋
鷲巣はとある企業からの依頼に目を通していた
アカギが部屋に入る
鷲巣はアカギを一瞥してまた書類に目を通した
アカギは無言で目の前にレンゲソウを差し出す
鷲巣は思わず顔を上げる
見上げた先には見慣れたアカギの顔
「そこで見つけてきた。お前に。」
書類の上にレンゲソウを置いて部屋を出る
鷲巣は呆気に取られる
レンゲソウを手に取る
何かに気づいた表情を浮かべたあと、少し微笑んだ
馳川.
DONE久々に文章書いてみました。帰る場所がないakgと帰る場所になってやらんでもないw様の話です。
この話で今漫画も描いてます。できたらアップします(できたら…)
アカ鷲。
時計は夜の十一時を回っていた。
外では雨が窓のガラスを強く叩きつけている。大きな雨粒が室内の光に照らされて一瞬輝いたかと思えば、黒に限りなく近い夜空に溶けていく。
「貴様、いい加減にせんか。」
こんな真夜中に鷲巣は人を外に追い出そうとした。腕を組み、仁王立ちしてアカギに体を向けて威圧している。
それもそうだ。アカギは気まぐれに鷲巣邸に姿を顕しては、こんな時間まで居座っているのだから。
アカギが家を出ないと、鷲巣は眠る準備ができない。
「…外、雨が降っているから。」
そんな鷲巣とは裏腹に、アカギは落ち着いた様子でソファーにもたれていた。
アカギは一歩も引かないつもりだ。
そんな彼に鷲巣はもちろん拮抗する。
「言い訳にならん。直ちに去らんか。」
1069外では雨が窓のガラスを強く叩きつけている。大きな雨粒が室内の光に照らされて一瞬輝いたかと思えば、黒に限りなく近い夜空に溶けていく。
「貴様、いい加減にせんか。」
こんな真夜中に鷲巣は人を外に追い出そうとした。腕を組み、仁王立ちしてアカギに体を向けて威圧している。
それもそうだ。アカギは気まぐれに鷲巣邸に姿を顕しては、こんな時間まで居座っているのだから。
アカギが家を出ないと、鷲巣は眠る準備ができない。
「…外、雨が降っているから。」
そんな鷲巣とは裏腹に、アカギは落ち着いた様子でソファーにもたれていた。
アカギは一歩も引かないつもりだ。
そんな彼に鷲巣はもちろん拮抗する。
「言い訳にならん。直ちに去らんか。」
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DONE※ほんのり未来軸※起伏のないほのぼのストーリー
伏から別れ切り出されて一度別れた五伏が一年後に再結成しかけてるお話。
akiyuki様が描かれた漫画の世界線をイメージしたトリビュート的な作品です。
(https://twitter.com/ak1yuk1/status/1411631616271650817)
改めまして、akiyukiさん、お誕生日おめでとうございます!
飛ばない風船 僕にとって恵は風船みたいな存在だった。
僕が空気を吹き込んで、ふわふわと浮き始めたそれの紐を指先に、手首にと巻きつける。
そうして空に飛んでいこうとするそれを地上へと繋ぎ止めながら、僕は悠々自適にこの世界を歩き回るのだ。
その紐がどれだけ長くなろうとも、木に引っ掛かろうとも構わない。
ただ、僕がこの紐の先を手放しさえしなければいいのだと。
そんなことを考えながら、僕はこうしてずっと、空の青に映える緑色を真っ直ぐ見上げ続けていたのだった。
「あっ」
少女の声が耳に届くと同時に、彼の体はぴょん、と地面から浮かび上がっていた。小さな手を離れ飛んでいってしまいそうなそれから伸びる紐を難なく掴むと、そのまま少女の元へと歩み寄っていく。そうして目の前にしゃがみ込み、紐の先を少女の手首へとちょうちょ結びにした。
3152僕が空気を吹き込んで、ふわふわと浮き始めたそれの紐を指先に、手首にと巻きつける。
そうして空に飛んでいこうとするそれを地上へと繋ぎ止めながら、僕は悠々自適にこの世界を歩き回るのだ。
その紐がどれだけ長くなろうとも、木に引っ掛かろうとも構わない。
ただ、僕がこの紐の先を手放しさえしなければいいのだと。
そんなことを考えながら、僕はこうしてずっと、空の青に映える緑色を真っ直ぐ見上げ続けていたのだった。
「あっ」
少女の声が耳に届くと同時に、彼の体はぴょん、と地面から浮かび上がっていた。小さな手を離れ飛んでいってしまいそうなそれから伸びる紐を難なく掴むと、そのまま少女の元へと歩み寄っていく。そうして目の前にしゃがみ込み、紐の先を少女の手首へとちょうちょ結びにした。
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DONE※現パロ※ジャズフェスで演奏する恵に一目惚れした五がピアノを始める話
※さしすバンドでステージ出演したら観客席に恵の姿を見つけて運命感じる五
akiyuki様の元ネタ(https://twitter.com/ak1yuk1/status/1404486850329206784)の一部を抜粋し勢いのまま書き上げたものになります、許可くださりありがとうございます!
行動派悟、大好物です。
ジャズパロ 木漏れ日が心地よい、初夏の季節だった。
公園のような広場に作られた小さなステージで、制服を着た三人の学生たちが音楽を奏でる。さすがに中学生ではないだろうから、きっと当時の俺と同じ、高校生であったはずだ。そこそこ集まった人だかりから上がる手拍子に合わせて紡がれる、小気味良いアップテンポな曲。その中、俺の視線は引き寄せられるように、ただ一箇所から動かすことができないでいた。
エレクトーンの上を滑っていく細長い指先。伏し目がちな瞳。染めたこともないであろう真っ黒い髪は、着ている制服と相まって、まるでモノクロフィルムのように視界へと映り込む。
あぁ、でも、わずかに覗き見える瞳の色は、どこか薄いような、黒とはまた違う色をしているようであった。睫毛が影になって見えないその色だけが、モノクロの中でやけに鮮やかに映るようで。
2832公園のような広場に作られた小さなステージで、制服を着た三人の学生たちが音楽を奏でる。さすがに中学生ではないだろうから、きっと当時の俺と同じ、高校生であったはずだ。そこそこ集まった人だかりから上がる手拍子に合わせて紡がれる、小気味良いアップテンポな曲。その中、俺の視線は引き寄せられるように、ただ一箇所から動かすことができないでいた。
エレクトーンの上を滑っていく細長い指先。伏し目がちな瞳。染めたこともないであろう真っ黒い髪は、着ている制服と相まって、まるでモノクロフィルムのように視界へと映り込む。
あぁ、でも、わずかに覗き見える瞳の色は、どこか薄いような、黒とはまた違う色をしているようであった。睫毛が影になって見えないその色だけが、モノクロの中でやけに鮮やかに映るようで。