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    CJ

    setouchCAZ

    DONECJで30日間CPチャレンジ6日目
    Wearing Each Others’ Clothes 衣装交換
    ーーー
    ⚠️現パロ
    大学生でルームシェアをしているCとJが互いの服をシェアしている話
    6:Wearing Each Others' Clothes シーザーとルームシェアを始めてから変わったことは沢山ある。例えば出かけた先から自宅に帰った時に「おかえり」と言ってもらえること。それから家事を分担できるようになったこと。家賃や生活費を折半することで少し生活にゆとりが生まれたこと。少し考えてみるだけでもおれの頭の中には沢山のことが思い浮かぶ。

    その中でも一番良かったこと聞かれれば、おれは間違いなく彼と私物を共用することができるようになったことだと答えるだろう。


    「はあ〜、疲れた! 今日もいっぱい買い物できたぜ」
    「まさかこんなにお金を使うことになるとは思ってなかったが……」
    「とか言っちゃってェ、全然後悔してねぇくせに!」
    「まあな」

     玄関の扉を開けると部屋の中は真っ暗闇に染まっていた。先に家の中に入って靴を脱いでいるシーザーの後ろから腕を伸ばし、おれは廊下に明かりを灯す。よく見えるようになった室内は家を出た時と同じままで、当たり前のことだが少しだけほっと安心する。家に帰ってきたって感じだ。
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    setouchCAZ

    DONE30日CPチャレンジ1日目
    Holding hands 手をつなぐ
    ———
    原作軸(地獄昇柱〜最終試験前)
    CJがヴェネツィアで喧嘩したり仲直りしたり特別な気持ちに気づいたりする話
    1:Holding hands 継続は力なりという諺の通り、アドリア海に浮かぶエア・サプレーナ島に到着してから連日怠ることなくジョセフとシーザーは波紋の修行に励んでいる。これも全てはジョセフの体内に埋め込まれた毒薬のリングを取り除くため、そして現代に復活してしまった柱の男たちを倒すため。限られた時間で最大限の成果を上げるべく、二人は文字通り死に物狂いでリサリサを始めとする師匠たちの厳しい指導に食いつこうと日々もがいている。
     この日も二人は熱っぽい潮風が吹き抜ける炎天下で厳しい鍛錬に励んでいた。朝早くから遠泳に組み手とハードスケジュールでトレーニングをこなせば、まだ太陽は南中すらしていないのに二人の身体はとてつもない疲労に悲鳴をあげ始める。これでもこの島に来た当初に比べれば体力も続くようになった方ではあるが、やはり圧倒的な強さを誇る柱の男たちに対抗するにはまだまだ力不足を感じる。ジョセフにしてもシーザーにしても、一刻も早く力を身につけたいという気持ちは同じで、限界を訴える身体を無視して次の鍛錬は何だと決意に煌めく瞳を自らの師に向ける。
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