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    Hommarju

    メモ帳

    DONEボの神十字。神様と孤児院の職員のお話。派生ってやつだよ。捏造でしかないよ。
    ずべこべ言わずに「Gott/Hommarju」と「croiX/TeamGrimoire+あま猫」を聞いてくれ。そしてゲーセンに行って遊んでくれ。頼む。頼む。

    ―さんには「永遠なんてない」で始まり、「いつか僕を見つけてください」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば12ツイート(1680字)以内でお願いします。
    永遠を信じて「永遠なんてありませんよ」
     当然の事実を口にする。途端、目の前の紅玉が苦々しげに眇められた。
    「さっきはあるっつってたじゃん」
    「子どもの前でそんなことは言えないでしょう」
     大体貴方が一番分かっているでしょうに、と呆れた調子で続ける。う、と濁った音が引き結ばれた唇から漏れた。
     ずっといっしょなんだ。えいえんにぼくがまもるんだ。
     己よりもずっと小さい、妹のような存在を抱き締め宣言する幼子に、そうですね、と頭を撫でたのが十数分前。仲間たちと遊びにいった小さな兄貴分の背を見送った後、神は言ったのだ。永遠を信じてるなんて可愛いじゃん、と。
    「けどよぉ」
    「けども何もないでしょう」
     無意味に食い下がる彼に、ほのかに苦みを含んだ笑みを返す。子どもを諭す時と全く同じだ。悠久の時を生きる存在だというのに、彼は時折こうも幼い姿を見せる。
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