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    pixiv

    hajimechannknk

    DOODLE志摩くんの違和感に気付いた燐くんとややバチギレする雪ちゃんです。

    明記していませんが、実際の病の話がでます。


    また同じような話のらくがきができて恥ずかしいのですが、蕎麦屋で蕎麦出てきたら嬉しいじゃんね✌️の気持ちでアップします。

    流石にこのパターン書きすぎなので清書(pixiv)は未来に……。
    らくがきなので細部も心情も時系列も詰まってません🙏
    馬鹿の耳には念仏より甘言「お前さ〜、まだ調子悪ぃの?」
    「へ?」

    塾が始まる少し前、次の授業の範囲をうんうん言いながら確認していた燐が不意に志摩に尋ねた。頬杖をついて見上げる青い目にきょとりとした勝呂と子猫丸が、こちらも同じ顔をした志摩を見る。同じところで暮らしていると表情って似るのかもな、と燐が気付きを得ている間に、「大丈夫か?」「いやなんも?」と京都の面々はわちゃわちゃやりとりして首を傾げた。

    「なんか反応悪ぃじゃん」
    「そぉか?」
    「言われてみれば、最近いつもより寝起き悪い気はしますけど」
    「それは夜更かしのせいちゃいます?」
    「相変わらずやなお前」

    呆れる勝呂が勉強モードに戻ろうとするので、待て待てと燐は頭をひねる。この様子だと気付いてなさそうだが、そろそろ周りは知っておいた方が良いと思っていたのだ。
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    多嘉(わび)

    MAIKING子タろが夜の寮で幽霊大野に会う話。

    こちらは18TRIPオールジャンルWebオンリー『旅の始まりは港町から』にて展示しております。計画性のなさのあまり期間中にしあがる感じがしないので、前半というかたちで載せておきます。後半を書いたらpixivのほうに掲載する予定なので、そちらもぜひ見てください。
    前も似たようなの書いたけど、推しカプの幻覚なんてなんぼあってもいいですからね…
    見たようなかお「だからァ、マージで見たんだって!」

     浜咲椛は通りがかったリビングの喧噪におやっと足をとめた。この底抜けに明るい声の持ち主は、あく太だ。

    「今週でもう何回目? そんなにほいほい心霊現象が起きるわけないでしょ。てか、アホ竹に霊感なんてものあるの?」
    「なんて言う潮は、実は幽霊が怖かったりして」
    「は!? そんな訳にゃい、ない! 言いがかりやめてくれる?」
    「言ってやるな、七基。たしかにうーちゃんは幽霊が嫌いだが、今回ばかりは寮に不審者が出ていることを心配しているんだ」
    「ちょっと、むーちゃん!」
    「不審、者……そっちの、方が、……怖、い」

     リビングの中央、テーブルの周りを囲むように、昼班の面々が勢ぞろいしてやいのやいの騒いでいた。青春の一幕を邪魔しまいと椛はいそいそと通り過ぎ、冷凍庫の中身を漁りはじめる。お風呂上りのアイスを求めて。その最中も、あく太のよく通る声はキッチンにまで聞こえてきた。
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