眠れる森の美女
kby_4
MOURNING洋流♀ 文化祭するなら劇で白雪姫か眠れる森の美女やってほしいし、ガチ寝かましてほしい・・・というところから生まれた妄想。なんでもいい人向け→ yes/no
序盤は設定をつらつら書いてて、途中から謎の視点(一人称なのか神視点なのか、三人称視点なのか、第四の壁を超えているのか。ぜんぶごちゃまぜ)からの劇中劇(メタい)(ツッコミ多)っぽい感じで書いてる。 4562
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DOODLE⚠️需要のない謎の自分得パロを描く垢ですでぃずにー作品「眠れる森の美女」コス洋三
王子のマントを奪ったフクロウ洋×森で身を隠しながらだれにも知られず育つ三
おーろら姫の森のシーンが好きで、ずっと描きたかったパロです(パロでもない……コスですね😭)
全然描けてないけどなんとか描いとこう、、、と思って描きました
2枚目もめちゃくちゃ描きたかった
森で姫を守りながら育てる妖精さん洋 2
hanjuku870
MAIKINGパージク。眠れる森の美女的な呪いを受けてしまったジークフリートさんと、眠ると死ぬので目覚めるために口付けをして欲しいと頼まれたパー様のお話。朝日の中で眠れ① 遠征から帰った足でパーシヴァルの部屋を訪ねてきた男は、酷い顔をしていた。
明らかに寝不足なのだろう、顔色は悪く目の下には濃い隈ができている。
「……どうした」
グランサイファーにある自室、その窓際で読書をしていたパーシヴァルが思わず駆け寄るほどには、ジークフリートの顔色は最悪だった。
乾いた唇を抉じ開けるようにして、ジークフリートはやっと声を絞り出す。
「……呪いを、受けてな……」
「呪いだと? 何故、解呪しない?」
「……厄介な……呪いでな……眠ると死ぬらしい」
「何だと!?」
うつら、と目蓋を下ろしかけ、ジークフリートは気力で頭を振る。パーシヴァルがゆらゆらと揺れているジークフリートの体を抱き止めるようにすると、初めて聞くような懇願の声音が届いた。
5630明らかに寝不足なのだろう、顔色は悪く目の下には濃い隈ができている。
「……どうした」
グランサイファーにある自室、その窓際で読書をしていたパーシヴァルが思わず駆け寄るほどには、ジークフリートの顔色は最悪だった。
乾いた唇を抉じ開けるようにして、ジークフリートはやっと声を絞り出す。
「……呪いを、受けてな……」
「呪いだと? 何故、解呪しない?」
「……厄介な……呪いでな……眠ると死ぬらしい」
「何だと!?」
うつら、と目蓋を下ろしかけ、ジークフリートは気力で頭を振る。パーシヴァルがゆらゆらと揺れているジークフリートの体を抱き止めるようにすると、初めて聞くような懇願の声音が届いた。
id_ao
MEMO保春アンソロ「Perfect you in my eyes」に載せていただいた「水底のメリーウェザー」の幕間。富久田くんとカエルちゃんのおはなし。(メリーウェザーは眠れる森の美女に出て来る妖精さんなんですけれども、富久田くんが眠り姫っていう……うん……)
はい、と差し出された男のてのひらには、つやつやとした紅い林檎がひとつ乗っていた。
「ありがとうございます」
男の顔を見上げた少女の肩口を、さらりと長い黒髪が滑り落ちる。
少女はワンピースの裾で林檎を軽く磨くと、両手で持った果実にさくりと齧りついた。じゅわ、と甘酸っぱい果汁が口の中に広がる。
男は手を伸ばして枝からもう一つ林檎を捥ぎ取ると、少女にならって紅い実に歯を立てた。
絵画のような真っ青な空の下、半壊した煉瓦造りの壁の上に男と少女は並んで座っていた。辺りは果ての見えない程に広い薔薇園で、二人が腰掛けているような壁がぐるりと迷路のように張り巡らされている、一風変わった英国式庭園だ。辺りは静かで、時々穏やかな風がすぐ脇の樹木から果実の甘い香りを運んで来る。
1361「ありがとうございます」
男の顔を見上げた少女の肩口を、さらりと長い黒髪が滑り落ちる。
少女はワンピースの裾で林檎を軽く磨くと、両手で持った果実にさくりと齧りついた。じゅわ、と甘酸っぱい果汁が口の中に広がる。
男は手を伸ばして枝からもう一つ林檎を捥ぎ取ると、少女にならって紅い実に歯を立てた。
絵画のような真っ青な空の下、半壊した煉瓦造りの壁の上に男と少女は並んで座っていた。辺りは果ての見えない程に広い薔薇園で、二人が腰掛けているような壁がぐるりと迷路のように張り巡らされている、一風変わった英国式庭園だ。辺りは静かで、時々穏やかな風がすぐ脇の樹木から果実の甘い香りを運んで来る。
銀鳩堂
MAIKINGフレーバーテキストが降ってきたので出力します。「ヤング・クロウリー」のアイデアメモみたいな感じ。
※「ディズニー みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか」読了。鏡を木に吊るすエピソードは本作からの本歌取りです。
※映画「マレフィセント」未視聴。
※「ディズニー みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント」 (講談社KK文庫)未読、発注済み。
「ヤング・クロウリー ~始まりの物語~」出会い編ある日、茨の魔女の下僕ディアブロは本来の姿、大鴉に戻り空を飛んでいた。
と、目の隅にキラキラと美しい光が映った。
ディアブロは鴉族の例にもれず光り物に目がない。その光はとてもとても美しく、彼を惹きつけた。
風に揺れ、さんざめく光の群れ。
あれはなんだろう。本当に美しい。もっと近くへ。もっと、もっと!
漆黒の翼の限り羽ばたいて、たどり着いたのは小さな民家だった。
家の周りの木々には、大小の鏡が吊るされて光を反射している。
なんと美しい光景だろう…。
彼は木の一本に降り立つと、降り注ぐ光を浴びてうっとりと黄色い目を細めた。
と、家の中から一人の人間の娘が現れた。
その娘を見た時、ディアブロの下嘴がかくんと落ちた。
1234と、目の隅にキラキラと美しい光が映った。
ディアブロは鴉族の例にもれず光り物に目がない。その光はとてもとても美しく、彼を惹きつけた。
風に揺れ、さんざめく光の群れ。
あれはなんだろう。本当に美しい。もっと近くへ。もっと、もっと!
漆黒の翼の限り羽ばたいて、たどり着いたのは小さな民家だった。
家の周りの木々には、大小の鏡が吊るされて光を反射している。
なんと美しい光景だろう…。
彼は木の一本に降り立つと、降り注ぐ光を浴びてうっとりと黄色い目を細めた。
と、家の中から一人の人間の娘が現れた。
その娘を見た時、ディアブロの下嘴がかくんと落ちた。