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    投稿日

    三苫.

    DONEホラー企画参加作品です。
    投稿日にあげた話が長くなってしまい期限内に書き終えることができず、短編に差し替えさせていただきました。
    (主催様、我儘を快くご承諾くださりありがとうございました)
    (書き終えられてない方もいずれ終わらせたいと思います…)

    ほんのりふゆタケ(最終軸)
    実話を元にしたほんのり心霊系怪異描写ありです。
    苦手な方はご注意ください。
    逢魔時に棲む者 その日はいつもと何ら変わりない一日だった。
     時間はあるけどお金は無い、高校生の夏休み。暇を持て余していた花垣武道は、バイトが休みで何も予定が無いという松野千冬を誘ってファミリーレストランでだらだらと日中を過ごした。
    平日午後の閑散期にパフェとドリンクバーのセットを注文すれば、長時間居座る高校生でも追い出されることなく涼しい店内でしゃべり倒していられる。しかしそれもディナータイムまで。夕刻になり店側の無言の圧力を察して退店した。外に出るとまだむわっと蒸し暑い空気が身体に纏わりつく。

    「大分日は傾いたけどまだまだ暑ぃな、外」
    「俺らさっきまでめちゃ冷房ガンガンかけられてたし、余計だな」
    「わざと寒くして帰らせるっていうのあからさま過ぎねえ?」
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