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    サザ

    KAMOMEYAMA02

    DOODLEお題はhttps://odaibako.様から

    主とペパーが課題しつつ中身のない話をしている、
    放課後にだらだらしょうもない話をしてる学生2人がかきたかった。

    主人公は自機設定(名前 サザンカ)
    容姿に関する表現無し。
    主ペパ表記だけど、どちらかとちえば主+ペパ。
    恋愛要素ほぼなし。

    誤字脱字や間違った表現があるかと思いますが、各自脳内補完して読んでいただければ幸いです。
    考えすぎた結果ハルトの呼び方を大量に生み出してしまったペパー。ここはオレンジアカデミー エントランス3階。
    本棚に囲まれたエントランスは1階から3階まで学生が自習できるように各所に机が設けられていた。

    太陽が西に傾き、大きな窓から夕陽が差し込む頃。
    少年2人が大きなテーブルに教科書とノート広げそれぞれ課題をこなしていた。

    「サザンカって名前、カッコいいけど長えよな」
    「人の名前になに言ってるの?」
    ペパーの唐突な発言に、ノートから顔を上げずサザンカは黙々と目の前の問題を解いていた。

    ペパーは課題に飽きたのか聞き手でペンを回し、窓から差し込む夕陽を眺めている。

    「4文字ってよびづらくねぇか?なんつーなニュアンス的に」
    「…確かにそうかも…?ネモもボタンもペパーも僕の周りの人たちは3文字くらいだね」
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    hiehiereitoko

    DONEサンタクロースを知らない要と、そんなことも知らねぇのか……と思いつつ自分にも来たことがないから「いい子にしてるといいらしいっすよ」と曖昧で語気が弱まっていくさざなみのクリスマス話。
     はいはい。あんたはいい子だよ。オレが保証する。
     未来軸。さざなみ、要両方とも19。退院してふたりで過ごしている。Merry Xmas
    過去も想い出も一緒に食っちまおうぜ「さざなみ、この赤いひとよく見るのですけどクリスマスと何か関係あるんですか」

     これを言われたとき、オレは古典的にずっこけそうになった。

     季節はすっかり冬で、気温は一桁台が日常化していき、吐いた息がすっかり白くなった12月。
     リハビリがてら散歩というか。気取った、少しの期待を込めた言い方を許してもらえるのなら、デートしていたときのことだった。
     
     街中はいつのまにか赤や白、または緑に彩られ、あたりには軽快なクリスマスソングのイントロが流れている。夢みたいに平和そのものの世界だった。
     
     そんななか、デフォルメされたサンタクロースを指しながら要は不思議そうな顔をしていた。
     
    「嘘だろ……」
    「今すごく失礼なこと考えましたね。さざなみの考えることくらいぼくにはお見通しなのですよ」
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