ヒース
英(aya)
DONE【現代AU】コーヒースタンドオーナー兄上×働き過ぎなリーマン澄
2度目のホワイトデーです。
これまでの話はひとまずミントにまとめています。
https://min.togetter.com/kq1SVM4 10
turb_shirotae
CAN’T MAKE五百年後ぐらいの世界でリケ・クロエ・ミチル・ヒースが教育関係者になってる話。なんかもう筆が乗らないので供養。ヒースのターンまで書きたかった。中途半端です。数百年後の君たちはふと、風が止んだ。シンプルなタイルが無機質に並べられた廊下を歩いていたリケは足を止め、近くの窓から外を眺めた。
眩しいぐらいの太陽の日差しが微かに彼の足元を照らす。まだまだ夏を思わせるそれに彼がため息をつけば、遠くから声をかける若者がいた。
「リケ先生!」
リケが呼ばれた先を見れば、まだ幼い顔をした青年が元気に手を振っていた。その手に持っている書籍は数年前にリケが執筆したもので。そのまま落としてしまうのでは、と心配になるほど本を振り回す青年にリケは目を細めた。
「リケ先生ー?」
再度リケは外をちらり、と見た。変わらない景色が広がる。リケが前を見て答えた。
「……いえ、なんでもありません。行きましょう」
その空に、月はない。
5766眩しいぐらいの太陽の日差しが微かに彼の足元を照らす。まだまだ夏を思わせるそれに彼がため息をつけば、遠くから声をかける若者がいた。
「リケ先生!」
リケが呼ばれた先を見れば、まだ幼い顔をした青年が元気に手を振っていた。その手に持っている書籍は数年前にリケが執筆したもので。そのまま落としてしまうのでは、と心配になるほど本を振り回す青年にリケは目を細めた。
「リケ先生ー?」
再度リケは外をちらり、と見た。変わらない景色が広がる。リケが前を見て答えた。
「……いえ、なんでもありません。行きましょう」
その空に、月はない。
MHYKchiika_
DONE展示②●ヒス晶♀(3p)
今年のバレンタインボイスの派生漫画。
付き合ってるけどヒースが成人するまで何もしないと決めている二人の話です。
我慢するヒースくん良いな~って思ってます。 3
英(aya)
DONE【現代AU】コーヒースタンドオーナー兄上×働き過ぎなリーマン澄
2度目のバレンタインデーの話です。
これまでの話はひとまずミントにまとめています。
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okusen15
DONE【ヒス晶♀】厄災の完全討伐に成功するも、元の世界に帰れずまほやくの世界に取り込まれた晶(作中ではアキラ)と領主になったヒースクリフのバチバチ身分差恋愛です!!!大丈夫な人のみどうぞ 6096mavi
DOODLE愛憎とヒースクリフ20211110「あの」
の、一語を発した後、ヒースクリフは俯いて黙り込んでしまった。呼びかけというよりは、自分を奮うために声に出してみたような響きの「あの」だ。彼の決意を台無しにしないように、シャイロックは金色の長い前髪と見つめ合って待つことにした。
賢者の魔法使いの中には、まさに<大いなる厄災>の襲来する一夜にしか姿を見せない者もいるが、シャイロックは前後の幾日かは魔法舎に滞在して、一夜の仕事仲間たちと交流を持つことが多い。紋章が消えるか、あるいは紋章が刻まれた身体が石になるまで毎年顔を合わせるとなれば、自然愛着が湧く。たとえ選ばれたばかりの者であっても、長い付き合いになるという見通しが、シャイロックに愛着を抱かせる。
3243の、一語を発した後、ヒースクリフは俯いて黙り込んでしまった。呼びかけというよりは、自分を奮うために声に出してみたような響きの「あの」だ。彼の決意を台無しにしないように、シャイロックは金色の長い前髪と見つめ合って待つことにした。
賢者の魔法使いの中には、まさに<大いなる厄災>の襲来する一夜にしか姿を見せない者もいるが、シャイロックは前後の幾日かは魔法舎に滞在して、一夜の仕事仲間たちと交流を持つことが多い。紋章が消えるか、あるいは紋章が刻まれた身体が石になるまで毎年顔を合わせるとなれば、自然愛着が湧く。たとえ選ばれたばかりの者であっても、長い付き合いになるという見通しが、シャイロックに愛着を抱かせる。
あいぐさ
TRAININGヒースクリフが潜入捜査で学校に身分を隠して編入して、厄介なモブに絡まれる話無常 その日、この学校に一人の編入生がやってきた。
「ヒース・シャーウッドです。よろしくお願いいたします」
自信なさげで、それでいて優しげな声。長い前髪とメガネで根暗そうな見た目であるものの、どこか上品ですっきりとした雰囲気が漂う。
珍しい編入生、聞いたことのない家柄。きっと関わってもいいことはないだろう。きょろきょろと不安げに辺りを見回す彼を、俺は冷めた目で見つめる。
なんとなく、気に入らない。それが、第一印象だった。
それから数日、俺は編入生のことが気に入らないから嫌いになった。
いつだって一番だった俺の点数は、あいつに呆気なく抜かされた。あの男が困ったように笑えば、女どもが頬を染めて喜んでいる。
1868「ヒース・シャーウッドです。よろしくお願いいたします」
自信なさげで、それでいて優しげな声。長い前髪とメガネで根暗そうな見た目であるものの、どこか上品ですっきりとした雰囲気が漂う。
珍しい編入生、聞いたことのない家柄。きっと関わってもいいことはないだろう。きょろきょろと不安げに辺りを見回す彼を、俺は冷めた目で見つめる。
なんとなく、気に入らない。それが、第一印象だった。
それから数日、俺は編入生のことが気に入らないから嫌いになった。
いつだって一番だった俺の点数は、あいつに呆気なく抜かされた。あの男が困ったように笑えば、女どもが頬を染めて喜んでいる。
yamikoume
MAIKINGカイヒス・まほやく時間軸だけど厄災のこととか傷とか考えてない
・ヒースクリフに人間の奥さんと子供がいた(死別)
・時間的には200年後くらいを想定
・作者の性癖によりヒースクリフには髪を伸ばしていただいた
・最終的にハピエンになる話の途中。盛り上がる前のところで力尽きた
・読み返してないからおかしなところ多数。許して。
・カインとヒースは一度別れてる 13026
s_pon_pon_
DONEカインがヒースのことを無自覚に大好きな話恋心におはよう 随分と冷え込んで来たこの頃は身体を動かすのがより心地よい。起床後、魔法舎の周りをひとっ走りすれば身体はすっかりと温まり、寧ろ少し暑さを感じるくらいだった。腹もいい具合に空いている。部屋へと一旦戻る途中、キッチンからは誘うように焼きたてのパンの香りやベーコンの香りが鼻腔を擽った。……意識すればする程に腹が減ってきたな。支度だけ済ませたらさっさと食堂へ向かおうと自室の扉へと触れようとした刹那、人の気配を感じたと共に控えめなノック音が、しんと静まり返った廊下にやけに大きく響く。反射的に音の方へと振り向けば、そこはヒースの部屋だった。あの控えめなノックは恐らくは晶だろう。そっとそちらへ足を向け直すと片手を差し出した。
3416aka_dori
CAN’T MAKE殺伐王国パラレルです。ちょっと流血表現あります。
国Aの将軍の黒曜、王様のケイ。
国Bの王子様のリンドウ、王子の側近の真珠
占い師のヒース。
黒曜、ケイは二周年衣装。リンドウ、真珠は恒常衣装のつもりで書きました。
拐われた先でのできごとから書けばよかったのかな? 1793
英(aya)
DONE【現代AU】コーヒースタンドオーナー兄上×働き過ぎなリーマン澄
11/5の話です。
ホワイトデーの話で名前だけ出ていたあの人が出てきます。
これまでの話はTwitterのモーメントにまとめています。
https://twitter.com/i/events/1518581518624387075?s=20 12
oioidol
DONEご覧いただきありがとうございます!ちびまほべびまほバンザイ!2枚目以降は僭越ながらwaveboxで募集させていただいたリクエスト絵です。
(2枚目.あかちゃんヒースとあかちゃんシノ
3枚目.ほっぺにフォーカスしたクロエちゃんのイラスト(意に添えてなかったらすみません!)
4枚目.こどもルチルとおとなミスラ)
リクエストを入れていただき本当にありがとうございました! 4
Daisy_mhyk
DONE『ブランシェット城居間に飾られている、ヒースクリフ3歳の肖像画』をイメージして描きました。私の画力では油彩の風味とヒースの天使さを表現しきれませんでした…。ふんわり、雰囲気を感じて頂ければ幸いです…🙈
tono_bd
DOODLEある時から女体化の変身魔法を続けているファウストについて、ヒースクリフ視点で語ってもらいました。妊娠・出産の話です。
※ある年の大いなる厄災の襲来で犠牲者が出ている旨の表記有り。誰が死んだとかは明記しておりませんが、死ネタを含んでいます。苦手な方はお気を付け下さい。
※フィガロのフィの字も出ません。
ヒースクリフによる独白 暫く前からファウスト先生が女体をとっている。
普段から体型の出にくいキャソックにマフラーを掛けていたから見た目には大きな違いが無いが、僅かに縮んだ背丈や一回り小さくなった手の平、喉仏が消えて高くなった声は隠せていない。そもそもファウスト先生本人は隠そうとしていないのだと思う。ただいつも通りに振舞っているだけなのだ。ファウスト先生は何もその体の事を説明はしなかったけれど、俺達も無理に聞き出そうとはしなかった。いの一番に問い詰めそうなシノですら、「変身魔法のやり方を教えろ」と講義を希望するだけだった。
俺達は東の魔法使いだから。突然の変化に驚いたり、騒ぎ立てる事はしない。でも西の魔法使い達だって、ファウスト先生の体の事は誰も核心の部分は触れなかった。変身魔法が得意なムルは面白がって一時期女体で過ごしていたが、それも半月もすれば飽きてしまっていた。
3789普段から体型の出にくいキャソックにマフラーを掛けていたから見た目には大きな違いが無いが、僅かに縮んだ背丈や一回り小さくなった手の平、喉仏が消えて高くなった声は隠せていない。そもそもファウスト先生本人は隠そうとしていないのだと思う。ただいつも通りに振舞っているだけなのだ。ファウスト先生は何もその体の事を説明はしなかったけれど、俺達も無理に聞き出そうとはしなかった。いの一番に問い詰めそうなシノですら、「変身魔法のやり方を教えろ」と講義を希望するだけだった。
俺達は東の魔法使いだから。突然の変化に驚いたり、騒ぎ立てる事はしない。でも西の魔法使い達だって、ファウスト先生の体の事は誰も核心の部分は触れなかった。変身魔法が得意なムルは面白がって一時期女体で過ごしていたが、それも半月もすれば飽きてしまっていた。
chiocioya18
DONE妖異譚時空で好き放題シリーズヒース組と山賊食堂編
月花前日譚 七「ん?」
「カイン、どうかした?」
「今、視線を感じたような…」
尋ねてきたシノにそう返しながらカインは辺りを見回す。昼中の街は多くの妖怪たちが行き交うが、特にこちらを注視するような者は見当たらない。
「さっきヒースにちょっかい出して来た奴か?」
「ああ、いや。そういう感じではなかったよ」
「もう、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。あれは、俺がぼーっとしてただけだし…」
「今度はあんなのヒースに近づけさせない」
「なにか起こってからじゃ遅いからな。用心棒として仕事はしないと」
つい数刻前に不審な妖怪がヒースクリフに接触したばかりだ。幸いヒースクリフに被害はなかったようだが、シノはまだ憤っている。カインとて、自分の仕事を全うできなかった不甲斐なさを痛感した。また奴が現れるかはわからないが、今度は指一本触れさせないと気合いを入れ直したところだ。ただヒースクリフには、例の侵入者のあの笑みと、わざとらしい鳴き真似が妙に引っかかるようだ。
2704「カイン、どうかした?」
「今、視線を感じたような…」
尋ねてきたシノにそう返しながらカインは辺りを見回す。昼中の街は多くの妖怪たちが行き交うが、特にこちらを注視するような者は見当たらない。
「さっきヒースにちょっかい出して来た奴か?」
「ああ、いや。そういう感じではなかったよ」
「もう、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。あれは、俺がぼーっとしてただけだし…」
「今度はあんなのヒースに近づけさせない」
「なにか起こってからじゃ遅いからな。用心棒として仕事はしないと」
つい数刻前に不審な妖怪がヒースクリフに接触したばかりだ。幸いヒースクリフに被害はなかったようだが、シノはまだ憤っている。カインとて、自分の仕事を全うできなかった不甲斐なさを痛感した。また奴が現れるかはわからないが、今度は指一本触れさせないと気合いを入れ直したところだ。ただヒースクリフには、例の侵入者のあの笑みと、わざとらしい鳴き真似が妙に引っかかるようだ。