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    (´・ω・`)

    tokinoura488

    MOURNING現在、編集作業中のリンゼル本に掲載予定で書いた【姫と騎士の百年・試作薬の記憶】の本に掲載しなかった没作です。どうしても気になる部分というか、ストーリー展開自体に納得がいかなかったものの為、下記の点に留意して読んで頂ければうれしいです(´·ω·`) モヤッとしたら止めてね

    ●ジェンダーレスへの気遣い

    pixivに同作のリンゼル本に掲載予定のサンプルをアップしているので、比べてみてくださいませ。
    リンゼル本未掲載の没作【試作薬の記憶】姫と騎士の百年【試作薬の記憶】


    姫と騎士の百年【試作薬の記憶】 一聞いて八を知ればよし


     インパから名指しでプルアを訪ねるよう伝えられたのは、姫様が執務のため護衛の任を解かれている午後のことだった。
     彼女の部屋はそこかしこに書きかけの紙が散らばり、飲みかけのカップが置いてある机にはいくつもの底の輪型が残っている。お世辞にも綺麗な部屋とは言えないが、プルアにはすべて正しい位置にあるらしい。リンクは床にも散らばった紙を踏まぬように留意しつつ、声が届くところまで近づいた。
     プルアはリンクの接近など気にも止めぬように、椅子に腰掛けつつ机に踵を引っかけて書き物をしている。声を掛けようと息を吸い込んだところで、ぬっと手が伸びてきた。
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