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    BIRTHDAY

    1YU77

    DONE〜Happy birthday ニャボラさん〜

    ニャボラさんのお誕生日にできることは(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)!!

    と悩み拙いですがSS捧げさせて頂こう!!!
    と初挑戦で書きあげたまさよどまさSSです

    仲良しでできあがってる2人
    ※ヤギシズの影もへばりついています💦
    ものくろせぴあにじのいろ






    「淀野さん、淀野さんかぁ」
     父にもらった名刺を眺め正雄は布団に寝転がっていた。
     淀野さん。父とは違う雰囲気のある大人だった。正直にいうと父より強そうでお洒落だった。都会の人は違うなぁなんて一目に感じた。なんだかすごそうな「おーら」を感じる人でじろじろ見ることは出来なかったけれど視線を引かれてしまった。それよりもテーブルにまさかのライカがあってそっちに釘付けになったんだけど。もう少し話してみたかった気がする。もちろん、父が許さないだろう。どうして父はあんなに焦っていたのかいまだに不可思議だ。淀野さんもなんだかじっとこっちを見ていた気がするけれど気のせいか。
     あの日はとにかく妙だった。
     来るなというのも変じゃないか。知り合いなら息子の自分に自己紹介くらいさせてくれてもいいのに。普段の父なら息子です、と話してくれるはずなのに。
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