クシャナ@切り裂きの嫁が好き
MAIKING死にかけのHDDサルベージしてたら純黒の時に書きかけてたヤツ見つけたpart3たぶん有希ベルとキルキュラにする予定だったものだと思う
続きは覚えてない
ベルキュラベルに見えるけどただの母娘設定だと思う
あんまり記憶に
〇ございません……
みーんな言葉足らず「キュラソーっ!血が……」
止まらない。
銃で撃たれた傷。
鉄筋が貫通した傷。
そのどちらからも夥しい量の血が溢れ出ていた。
止血をしても、傷口を押さえても直ぐに真っ赤に染まる。反して、元々白かった肌の色は既に蒼白を通り越していて…
キュラソーが咳き込んで、血が吐き出された。それは傷が内臓にまで達しているという事だった。
早くこの異物を取り除いてやらねばならない。しかし今この場で鉄骨を抜いたとして、すぐに処置できるわけも無くこれ以上の出血は失血死に直結する。
良くも悪くも止血の役割を果たしている鉄筋を睨みつけた。
ベルモットは叫びだしたい衝動を押さえつけながら、如何するのが最適な解なのか混乱しきって空回る脳で考える。
4145止まらない。
銃で撃たれた傷。
鉄筋が貫通した傷。
そのどちらからも夥しい量の血が溢れ出ていた。
止血をしても、傷口を押さえても直ぐに真っ赤に染まる。反して、元々白かった肌の色は既に蒼白を通り越していて…
キュラソーが咳き込んで、血が吐き出された。それは傷が内臓にまで達しているという事だった。
早くこの異物を取り除いてやらねばならない。しかし今この場で鉄骨を抜いたとして、すぐに処置できるわけも無くこれ以上の出血は失血死に直結する。
良くも悪くも止血の役割を果たしている鉄筋を睨みつけた。
ベルモットは叫びだしたい衝動を押さえつけながら、如何するのが最適な解なのか混乱しきって空回る脳で考える。
クシャナ@切り裂きの嫁が好き
MOURNINGいつものごとく唐突に始まって唐突に終わるこれを支部に上げていいものか悩んだ結果こっちに投下
魔女と幻聴とゾンビその日、冷たい雨が降っていた。
寂れた郊外のとある広大な敷地には、敷き詰められた灰色の石畳と白や灰色といった墓碑が並んでいる。そこは弔う縁者のない死者のための墓場だった。
名すら刻まれぬ膨大な死者たちの墓の前を、喪に服した女がゆっくりとした足取りで通り過ぎていく。
墓地の最奥、白くひときわ飾り気の無い墓石の前で女は脚を止め膝をついた。
飾り気の無い墓石には『生年不詳~xxxx/xx/xx没』とだけ刻まれている。
女は墓の前で目を閉じて暫く手を合わせ、ポツリと呟いてから目を開けた。
「…全部…何もかも終わったわよ、キュラソー……」
千の顔を持つ魔女、ベルモット、銀幕の大女優など幾多もの名を持つ女、シャロン・ヴィンヤードが静かに呟いた。
1353寂れた郊外のとある広大な敷地には、敷き詰められた灰色の石畳と白や灰色といった墓碑が並んでいる。そこは弔う縁者のない死者のための墓場だった。
名すら刻まれぬ膨大な死者たちの墓の前を、喪に服した女がゆっくりとした足取りで通り過ぎていく。
墓地の最奥、白くひときわ飾り気の無い墓石の前で女は脚を止め膝をついた。
飾り気の無い墓石には『生年不詳~xxxx/xx/xx没』とだけ刻まれている。
女は墓の前で目を閉じて暫く手を合わせ、ポツリと呟いてから目を開けた。
「…全部…何もかも終わったわよ、キュラソー……」
千の顔を持つ魔女、ベルモット、銀幕の大女優など幾多もの名を持つ女、シャロン・ヴィンヤードが静かに呟いた。
mizuame1302
MOURNING(キルリ)キールの誕生日「キール……その……。お前、今日誕生日だろ。何か欲しいもの言ってくれないか……?」あまりに直球なその言葉に、ぼくは目を丸くした。どこか申し訳なさそうに言うリッドを暫し見たぼくは正直に思ったことを口にした。
「リッド……。それは当日に本人に言って聞くことか?」
「う……」
それはわかっていたと言うかのようにリッドはたじろいで言葉を失った。当日に、それも夜の時間帯になっていて、あと何時間と経てば翌日を迎えるというのにとぼくは思ってしまった
「もっと早く言えば良かったじゃないか。この時間じゃ、まともに店も開いてないぞ」
「ああ……。そう、だよな……」
「……。何故今になって聞こうと思ったんだ?」
「それは……その……」
「……」
「自分で……考えて、お前の誕生日プレゼント、買ってやりたかったから……」
「……!」
「お前が喜びそうなのなんて本ぐらいしか思い浮かばなくて……だけど、何を送れば本当に喜んでくれるかわからなくて……気が付けばもうこんな時間になっちまってたんだ」
「リッド……」
リッドのその気持ちが嬉しくて、さっきまでの気持ちがすべて、簡単に吹き飛んでしまった
「……悪 760