sakura_3548
PROGRESS※20230815追記4pにある注意書き及び以下確認の上閲覧してください
・サンプル部分にはありませんが
本文内ヒロイン想定の宮瀬と恋仲の女性を出しています
こちらの女性に固有名詞は付けておりません
・如龍と宮瀬の距離が近いです
作成した当方は腐を嗜んでいますが
あくまでプラスの関係性で書いています
ご留意願います
その他詳細はTwitterかpixivにて確認ください 35
saya_stmylove
MOURNING白い部屋に閉じ込められる関玲まだ、付き合っていない設定です
激しい描写はないですが
ほんのりそう言うシーンがあるので🔞です
リス限です。リスインの募集はしないと思います🙇♀️ 9
uta_stmydrmt
DONE「一光一世界」渡玲エアコレ展示用小説です。
────ずっと、あなたの“たった一人”にたりたかった。
*付き合ってます
*本編要素あります
*泉玲視点
*クリスマスイブの二人のお話 20
katasecco
DONE6/26のAgentMeeting5でノベルティとして配布した小話本からオルフィネーゼのイツキ玲さん。ありえたかもしれないいくつかのお話_Orufinese(イツキ玲)「いたな"ローズ"」
背後からの声に、思わず肩が跳ねた。振り返った先にいたのは、案の定ここ、オルフィネーゼ国第二王子のイツキ殿下だ。
「ごっ、ご無沙汰しておりますイツキ王子」
慌てて立ち上がり、居住まいを正す。あの一件からこうしてしっかりとお会いするのは初めてで、様々な感情が去来し、表情が紙芝居のように変わっているのが自分でも分かる。
何も悪いことはしていないのだけれど、いや身分を偽った時点で有罪と言われれば有罪で、でもそれはあの時に片付いたはず?
「おい。それはどういう顔だ。悩みがあるなら聞くぞ」
「いえいえそんな恐れ多い……! コホン。失礼いたしました。なにかご用事でしょうか」
4139背後からの声に、思わず肩が跳ねた。振り返った先にいたのは、案の定ここ、オルフィネーゼ国第二王子のイツキ殿下だ。
「ごっ、ご無沙汰しておりますイツキ王子」
慌てて立ち上がり、居住まいを正す。あの一件からこうしてしっかりとお会いするのは初めてで、様々な感情が去来し、表情が紙芝居のように変わっているのが自分でも分かる。
何も悪いことはしていないのだけれど、いや身分を偽った時点で有罪と言われれば有罪で、でもそれはあの時に片付いたはず?
「おい。それはどういう顔だ。悩みがあるなら聞くぞ」
「いえいえそんな恐れ多い……! コホン。失礼いたしました。なにかご用事でしょうか」
katasecco
DONE6/26のAgentMeeting5でノベルティとして配布した小話本からヴェリールのマキ玲さん。ありえたかもしれないいくつかのお話_Verrie(マキ玲) 六つの国を旅し、それぞれの縁を結んで母国であるイニシェントに戻って数か月。
一年を通して比較的温暖な気候が続くこの国も、気を付けて過ごしていると季節の流れを感じられる。緑の色の濃さ、風が連れてくる湿り気に含まれた匂い。足元に伸びる影だって、同じ時間でもそれぞれで長さが違う。ととん、と子供のようにステップを踏んで数秒の追いかけっこをし、市場に並ぶ素材でも季節を知る。そうして過ぎる季節と二人三脚でオネイロスの研究を進めつつ、本来の生業である薬師の腕を磨く。
そんな、以前と同じようで違う日常は、何もオネイロスの研究だけに限ったことではない。
「相変わらず見事だなあ」
無事に入国を済ませ、街道から気の遠くなるような階段を経てたどり着いた浮遊城。空に浮かぶ透明な箱庭とも謳われるここヴェリール国の王城は、国一番の高台にあり、見上げても見下ろしてもため息の出る景色が広がる。
4168一年を通して比較的温暖な気候が続くこの国も、気を付けて過ごしていると季節の流れを感じられる。緑の色の濃さ、風が連れてくる湿り気に含まれた匂い。足元に伸びる影だって、同じ時間でもそれぞれで長さが違う。ととん、と子供のようにステップを踏んで数秒の追いかけっこをし、市場に並ぶ素材でも季節を知る。そうして過ぎる季節と二人三脚でオネイロスの研究を進めつつ、本来の生業である薬師の腕を磨く。
そんな、以前と同じようで違う日常は、何もオネイロスの研究だけに限ったことではない。
「相変わらず見事だなあ」
無事に入国を済ませ、街道から気の遠くなるような階段を経てたどり着いた浮遊城。空に浮かぶ透明な箱庭とも謳われるここヴェリール国の王城は、国一番の高台にあり、見上げても見下ろしてもため息の出る景色が広がる。
katasecco
DONE6/26のAgentMeeting5でノベルティとして配布した小話本からギフトヴォールのイクト玲さんありえたかもしれないいくつかのお話_GiftWohl(イクト玲) イクト王子は口が悪い。決して性格が悪いわけではなく――ないはずだ。あくまでも心根は優しく、ただ少し素直じゃないというか言葉の使い方が独特なために、時折私の心がダメージを受けるだけで、基本的には面倒見がよく親切な方だと思う。
言葉だけを聞いていれば嫌われているとしか思えないのだけれど、あの一件以来ギフトヴォール国を自由に行き来できるようになった私が、時折訪れるたびに文句を言いながらも何故か相手をしてくださるのだから不思議だ。薬草を取りに行くと言えば付き合ってくれ(迷った挙句野垂れ死にされたら迷惑だと言われた)、文献を見せてほしいと言えば一緒に探してくれた(任せておいたら日が暮れるお前はここに住み着くつもりかと言われた)。
6732言葉だけを聞いていれば嫌われているとしか思えないのだけれど、あの一件以来ギフトヴォール国を自由に行き来できるようになった私が、時折訪れるたびに文句を言いながらも何故か相手をしてくださるのだから不思議だ。薬草を取りに行くと言えば付き合ってくれ(迷った挙句野垂れ死にされたら迷惑だと言われた)、文献を見せてほしいと言えば一緒に探してくれた(任せておいたら日が暮れるお前はここに住み着くつもりかと言われた)。
katasecco
DONE6/26のAgentMeeting5でノベルティとして配布した小話本からタカオミ玲さん。ありえたかもしれないいくつかのお話_PeschouxPesce(タカオミ玲) 今までも不思議なことはたくさんあった。
血のつながりのないミモリと家族のような師弟関係を結び、共に暮らしたこと。
そのミモリから託された夢を実現させるべく旅に出て、本来なら関わりのないまま一生を終えるであろう人たちと縁を結べたこと。
そしてその縁が、今も続いていること。
(けれどこれは、その最たるものだ)
美しすぎるご尊顔――オネイロスを求める道中で出会った王族の面々は、誰も彼もが信じられないほど整った顔立ちをしていたため、彼だけに限ったことではないが――が、玲をまっすぐに見つめる。会話をするときには相手の顔を見る、というコミュニケーションの基本であるそれも、彼にかかれば動作以上に求められるものが多いように感じるのはなぜだろう。
5750血のつながりのないミモリと家族のような師弟関係を結び、共に暮らしたこと。
そのミモリから託された夢を実現させるべく旅に出て、本来なら関わりのないまま一生を終えるであろう人たちと縁を結べたこと。
そしてその縁が、今も続いていること。
(けれどこれは、その最たるものだ)
美しすぎるご尊顔――オネイロスを求める道中で出会った王族の面々は、誰も彼もが信じられないほど整った顔立ちをしていたため、彼だけに限ったことではないが――が、玲をまっすぐに見つめる。会話をするときには相手の顔を見る、というコミュニケーションの基本であるそれも、彼にかかれば動作以上に求められるものが多いように感じるのはなぜだろう。
katasecco
DONE6/26のAgentMeeting5でノベルティとして配布した小話本からシュン玲さん。ありえたかもしれないいくつかのお話_Andorinha(シュン玲) ――一体誰が予想しただろうか。
「シュンさん、今日はお天気が良くて遠乗り日よりでしたね!」
馬から降ろしてやったとたん、顔面どころか全身に花を咲かせてソイツが笑う。
(予想外すぎんだろ)
見るからに平々凡々。よく見積もっても中の上。特別な後ろ盾があるわけでもなく、他人より少しだけ薬学の知識があるだけの女。取り得といえばそれくらいで、あとは物怖じしない性格と諦めない根性くらいか。
「あの、お天気にそぐわないお顔になっていらっしゃいますが」
「うるせー」
「お元気なようでなによりです」
イニシェントの薬師、玲。一年ほど前に初めてこの国を訪れ、『千年の夢』を片手に六国を渡り歩きオネイロスの材料をそろえきった女。
6190「シュンさん、今日はお天気が良くて遠乗り日よりでしたね!」
馬から降ろしてやったとたん、顔面どころか全身に花を咲かせてソイツが笑う。
(予想外すぎんだろ)
見るからに平々凡々。よく見積もっても中の上。特別な後ろ盾があるわけでもなく、他人より少しだけ薬学の知識があるだけの女。取り得といえばそれくらいで、あとは物怖じしない性格と諦めない根性くらいか。
「あの、お天気にそぐわないお顔になっていらっしゃいますが」
「うるせー」
「お元気なようでなによりです」
イニシェントの薬師、玲。一年ほど前に初めてこの国を訪れ、『千年の夢』を片手に六国を渡り歩きオネイロスの材料をそろえきった女。
sakura_3548
PROGRESS【宮玲】Agent meeting 5 頒布予定の本の冒頭部分サンプルになります「君の花言葉」宮玲漫画本 28p/500円程度予定
表紙・タイトルは暫定、本文作業中なので加筆修正あるかもしれません
ハッピーエンドです。大丈夫です!! 11
にしはら
DONE耀玲お花見話、『融けない淡いあまやかさ』https://poipiku.com/4976035/6519347.htmlの一年後。付き合ってから日が浅い二人。
わたしたちの春がくる 二人きりの花見をしてから一年後、再来の機会は訪れる。都市圏近郊の某河川敷、その堤防沿いに百はくだらない本数の桜が立ち並んでいる。咲き誇った花々の下には屋台が出回り、休日なのもあって大変な賑わいを見せていた。
「耀さん耀さん! すごいです! 満開の大盛況です!」
玲の見えないしっぽがぶんぶんと振り回されている。目一杯に見開いた紫苑の瞳はきらきらと、薄淡の桜花と屋台の行列を忙しなく右往左往。繋いだ左手を離してしまえば、何処へなりとも駆け出してしまいそうで言わずもがなに苦笑がこぼれる。
「前見てないと転ぶよ。随分と大はしゃぎしちゃってまあ」
「だってわくわくしませんか? 去年は結局……わっ!」
いきなり何もないところで玲がつんのめり、ぐらついた重心はリードを引っ張る要領でこちらに引き戻す。
3628「耀さん耀さん! すごいです! 満開の大盛況です!」
玲の見えないしっぽがぶんぶんと振り回されている。目一杯に見開いた紫苑の瞳はきらきらと、薄淡の桜花と屋台の行列を忙しなく右往左往。繋いだ左手を離してしまえば、何処へなりとも駆け出してしまいそうで言わずもがなに苦笑がこぼれる。
「前見てないと転ぶよ。随分と大はしゃぎしちゃってまあ」
「だってわくわくしませんか? 去年は結局……わっ!」
いきなり何もないところで玲がつんのめり、ぐらついた重心はリードを引っ張る要領でこちらに引き戻す。
saya_stmylove
DONETwitterフォロワー100人突破記念リクエストいただいた内容をもとに書きました。
あり得ない日常(親戚組+玲)
親戚サンドをリクエストいただきました。
かなり捏造。
どんなことも許せる人向けです 10