ねこミミサイル
REHABILIヘイン&リアナの幼なじみコンビの小説。初めてスマホでSS書いた~。
画力があれば漫画にしてた。画力があれば。
頭の中ではコマ割り再生されてた話(笑)
なので半分はプロットみたいな小説です。
文字起こしも10年位(以上?)ぶりかも。ーーーこの恋は叶わない。
直感的に、そう思った。それは、恋に落ちた瞬間に。
ーーーこの恋は、報われないーーー
「こんな処でお昼寝?風邪引くわよ」
数日前までの戦禍が遠い過去のように思えるほどの穏やかな午後。抜けるような青空、木洩れ日の元、草むらに寝転がるヘインの顔を覗き込みながら、リアナは微笑んだ。
「リアナ…」
よいしょっとと声をあげながらヘインは上半身を起こすと、ヘラりと笑みを返す。
「おめでとうリアナ。エルウィンと一緒になるんだって?」
「ありがとう。うん…あ、隣いい?」
リアナは幸せそうにその顔を緩めると、ヘインの隣に腰を下ろした。
「…ねえヘイン、別に私にまで無理して表情作らなくても良いのよ?」
「別においら、無理してなんか…」
「シェリーの事、慮ってたんでしょ。違う?」
「!!……~~~っ」
図星を指されたせいか、ヘインは表情を思い切り歪めると、それを隠すように膝を抱えて俯き、くぐもった声で答える。
「…エルウィンとリアナを心から祝福してるよ。これは嘘じゃないからね。自分の事のように嬉しいと、オイラ、ホントに思ってる。…でも…」
「…うん。」
「でも、やっぱり思 2164