pagupagu14
DONEお揃いの思い出/伊庭千(薄桜鬼)風ノ章の和装の時のポニテお揃いで可愛いな~~って思ったので、そこからの着想です
お揃いの思い出 「千鶴ちゃん?」
じ、とこちらを見る視線を感じ思わず八郎は千鶴の方へと振り向いた。
「何か僕の顔についていましたか?」
「い、いえっ…そういうんじゃなかったんですけど…」
そう言って千鶴は顔を逸らすものだから優しく八郎はその両手を包むように握った。
「僕と君は夫婦ですよね?」
顔を覗き込むように言えば、額をくっつけているからか千鶴の顔は赤く染まっていく。
「…は、はい」
「だったら何か思うことがあったら、言いたいことがあったら気にせず言ってください。何もなくても、僕は君と話すだけで嬉しいので言ってくれると嬉しいです」
「っ…本当に大したことないことなんです、今更って感じの事ですし…」
「大したことかそうじゃないかは僕が決めるよ。だから…ね?」
1095じ、とこちらを見る視線を感じ思わず八郎は千鶴の方へと振り向いた。
「何か僕の顔についていましたか?」
「い、いえっ…そういうんじゃなかったんですけど…」
そう言って千鶴は顔を逸らすものだから優しく八郎はその両手を包むように握った。
「僕と君は夫婦ですよね?」
顔を覗き込むように言えば、額をくっつけているからか千鶴の顔は赤く染まっていく。
「…は、はい」
「だったら何か思うことがあったら、言いたいことがあったら気にせず言ってください。何もなくても、僕は君と話すだけで嬉しいので言ってくれると嬉しいです」
「っ…本当に大したことないことなんです、今更って感じの事ですし…」
「大したことかそうじゃないかは僕が決めるよ。だから…ね?」
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DONE動きだす時間/伊庭千(薄桜鬼)相馬√の伊庭が辛すぎたので伊庭に幸せになって欲しくて…。伊庭ED後、伊庭√バレがちょっぴしある。伊庭、幸せにな~~~れ☆
動きだす時間 怪我――とはいっても千鶴は鬼であることから傷口は全て塞がっている。だから後は長いこと眠りについてしまったことで引き起こされる弊害、身体の衰えだけだった。漸く体力が戻って来、料理を作れるまでには体力が回復した頃、千鶴は目が覚めて初めて共に過ごす八郎に初めて料理を作った時のことだった。
「勘を取り戻しながらなのでお口に合うかはわかりませんが…ど、どうぞ」
緊張した面持ちの千鶴に八郎は笑顔で応える。
「千鶴ちゃんが作ったものが口に合わないなんてことはありませんよ。君を僕の屋敷で預かっていた時もすごく美味しかったですし。…ふふ、楽しみだなあ。」
そう言って八郎は目をきらきらとまるで宝物でも見るような目で言うものだから千鶴は恐縮して顔を赤くさせてしまう。
1500「勘を取り戻しながらなのでお口に合うかはわかりませんが…ど、どうぞ」
緊張した面持ちの千鶴に八郎は笑顔で応える。
「千鶴ちゃんが作ったものが口に合わないなんてことはありませんよ。君を僕の屋敷で預かっていた時もすごく美味しかったですし。…ふふ、楽しみだなあ。」
そう言って八郎は目をきらきらとまるで宝物でも見るような目で言うものだから千鶴は恐縮して顔を赤くさせてしまう。
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DONE日の光の下/伊庭千(薄桜鬼)伊庭√クリア記念!真改ED後という設定です。伊庭って心配性ぽいからED後は千鶴を想ってわたわたしててほしい
日の光の下 「千鶴ちゃん?」
千鶴が目を覚ましてから暫く、怪我もまだ完治していないというのに千鶴の姿は寝室になくそれを探し回っていたところで八郎は洗濯物を干す千鶴の姿を見つける。
「八郎さん!」
名前を呼ばれてぱっと花が咲くような笑顔を浮かべた千鶴は振り向こうとするが八郎に後ろから抱きすくめられてしまいそれすら叶わなかった。
「…八郎さん?えっと、これじゃ、顔が見えませんが…」
「…いいんです、これで。僕が見られたくないので」
「…はあ」
「…どうして君はじっとしていてくれないんですか?寝室に君の姿がなくてどれほど僕が驚いたのか、怖かったのか君は知らないのでしょう」
「…心配、しました?」
「しました。とても。」
そう言って八郎の千鶴を抱きしめる力がぎゅう、と強まる。
824千鶴が目を覚ましてから暫く、怪我もまだ完治していないというのに千鶴の姿は寝室になくそれを探し回っていたところで八郎は洗濯物を干す千鶴の姿を見つける。
「八郎さん!」
名前を呼ばれてぱっと花が咲くような笑顔を浮かべた千鶴は振り向こうとするが八郎に後ろから抱きすくめられてしまいそれすら叶わなかった。
「…八郎さん?えっと、これじゃ、顔が見えませんが…」
「…いいんです、これで。僕が見られたくないので」
「…はあ」
「…どうして君はじっとしていてくれないんですか?寝室に君の姿がなくてどれほど僕が驚いたのか、怖かったのか君は知らないのでしょう」
「…心配、しました?」
「しました。とても。」
そう言って八郎の千鶴を抱きしめる力がぎゅう、と強まる。