msk11170808
PASTpixivにある「波風をたててみた。」の宿直室に向かったふたりの話です。書いた当初いらないなって削除した部分。
波風を立ててみたのその後の黒夜久抱えられて運ばれたもののこの状態じゃドアを開けられそうにない。
夜久はおろせばいいだろと言ったけど、黒尾がそれを聞き入れることはなかった。
誰かいないかなと黒尾が人を探していたら、梟谷のマネ2人と出くわした。
「何それ」
「ウケる」
開口一番そう言って笑った梟谷のマネ2人は、快くドアを開けてくれる。
「じゃ、王子、お姫様布団に寝かせて~」
と笑い混じりに指示を出すので、黒尾の腕の中にいる夜久は本気で憤死するんじゃないかとおもったほどだった。
なのに、黒尾はへーいと適当に答えただけで、姫だの王子だのに堪えた様子はない。よし、あとで蹴り倒す。涼しい顔した黒尾を夜久が睨み上げると、お、元気そうじゃんとにやりと笑われた。
3902夜久はおろせばいいだろと言ったけど、黒尾がそれを聞き入れることはなかった。
誰かいないかなと黒尾が人を探していたら、梟谷のマネ2人と出くわした。
「何それ」
「ウケる」
開口一番そう言って笑った梟谷のマネ2人は、快くドアを開けてくれる。
「じゃ、王子、お姫様布団に寝かせて~」
と笑い混じりに指示を出すので、黒尾の腕の中にいる夜久は本気で憤死するんじゃないかとおもったほどだった。
なのに、黒尾はへーいと適当に答えただけで、姫だの王子だのに堪えた様子はない。よし、あとで蹴り倒す。涼しい顔した黒尾を夜久が睨み上げると、お、元気そうじゃんとにやりと笑われた。
kona_yuki73
DOODLEお題はこちらからお借りしました!→https://twitter.com/rem_odai/status/1638262612256526337?t=9N_riMVDLb39axcX73LPuA&s=19リハビリなので、変なところ・誤字があったらご容赦ください〜
何気に黒夜久の小説を書くのは初です。 1969
hiyo
DONE黒尾鉄朗の悪夢、の後というかおまけで、ハッピー黒夜久エンドでの攻防⚠️物言いが明け透け
元々漫画にしたかったプロットなので、会話文だけです。
いまは遠い国のあなたへ『絶対やだ』
「え、そんなに? いつも前向きなやっくんがそんなに全否定するなんて逆に興味があるんだけど」
『うるせえな、いきなり何言い出すのかと思えばサルかよ』
「サルじゃありませんー、遠いところにいる恋人と、せめて声だけでもそばにいたいっていう恋心ですー」
『下心の間違いだろ』
「いいじゃん衛輔も俺も気持ちよくなれるんだし」
『へーえ、お前は入れられたら何でもいいのかよ』
「んなわけないでしょ」
『お前のせいで、こっちは物足りないんだよ』
「は?」
『お前が俺に教えたんだからな。お前のじゃないと届かない、俺のイイところ』
「……今度会うとき、覚えてろよ。ぜーったい寝かさねえからな!」
『おー、期待してる』
「ちょっとー、もー少し感情込めてくださいよー」
2021「え、そんなに? いつも前向きなやっくんがそんなに全否定するなんて逆に興味があるんだけど」
『うるせえな、いきなり何言い出すのかと思えばサルかよ』
「サルじゃありませんー、遠いところにいる恋人と、せめて声だけでもそばにいたいっていう恋心ですー」
『下心の間違いだろ』
「いいじゃん衛輔も俺も気持ちよくなれるんだし」
『へーえ、お前は入れられたら何でもいいのかよ』
「んなわけないでしょ」
『お前のせいで、こっちは物足りないんだよ』
「は?」
『お前が俺に教えたんだからな。お前のじゃないと届かない、俺のイイところ』
「……今度会うとき、覚えてろよ。ぜーったい寝かさねえからな!」
『おー、期待してる』
「ちょっとー、もー少し感情込めてくださいよー」
hiyo
DONE一度お別れする黒夜久の2023〜2024年⚠️ハイキューマガジンのネタバレ含みます
捏造とわたしの解釈てんこ盛りです
早く日本でも結婚したい人同士が誰でも結婚できる社会になってほしいです💐🏳️🌈
黒尾鉄朗の悪夢(後編)「牛島選手とは上手くやってますか、夜久選手」
「げ」
「げってなんだよ。第一声がそれって、あんまりじゃないですかー?」
パリへの切符を賭けたワールドカップに出場するため、ポーランドから帰ってきた夜久を代表合宿会場のロビーで出迎えると、あからさまに嫌な顔をされた。
ロシアにいた頃と同じようにハイブランドスーツに身を包んだ夜久からは、予想通り前とは違う香りがした。だけどそれは夜久だけのものではなかったことが、俺の意図を含めて夜久にはちゃんと伝わったらしい。満足を露わににっこり笑ってみせる俺に対して、夜久はサングラス越しにもわかるくらい憮然としていた。
「ちょっと話しません?」
「お前、これが話したい顔に見えるか」
23301「げ」
「げってなんだよ。第一声がそれって、あんまりじゃないですかー?」
パリへの切符を賭けたワールドカップに出場するため、ポーランドから帰ってきた夜久を代表合宿会場のロビーで出迎えると、あからさまに嫌な顔をされた。
ロシアにいた頃と同じようにハイブランドスーツに身を包んだ夜久からは、予想通り前とは違う香りがした。だけどそれは夜久だけのものではなかったことが、俺の意図を含めて夜久にはちゃんと伝わったらしい。満足を露わににっこり笑ってみせる俺に対して、夜久はサングラス越しにもわかるくらい憮然としていた。
「ちょっと話しません?」
「お前、これが話したい顔に見えるか」
hiyo
DONE一度お別れする黒夜久〜2022年(スペシャルマッチ)まで
⚠️ハイキューマガジンのネタバレ含みます
黒尾鉄朗の悪夢(前編)「じゃあ、俺は、明日仕事あるから」
海が帰るというので、宴もたけなわに同期会はお開きになった。俺と夜久が言い合いしてる間も淡々とペース変えずに飲み続けてたから、三人の中で一番飲んでたはずなのに、名前の通り包容力のある穏やかな笑顔だった。
高校最後の春高。ゴミ捨て場の決戦。
バレーボールは高校までと決めてたという海にとっては、文字通り最後の試合。大学まで続けた俺にとっても特別な一戦だった。そして現在に至るまでプロとして活躍している夜久にとってもそうなのか、それは直接聞いたことはない。だけど、こうして高校を卒業して10年以上経った今でも、元チームメイトとして三人で集まれるんだから、過去を懐かしむことが似合わない夜久だって、多少は思うところはあるのだと思いたい。
21595海が帰るというので、宴もたけなわに同期会はお開きになった。俺と夜久が言い合いしてる間も淡々とペース変えずに飲み続けてたから、三人の中で一番飲んでたはずなのに、名前の通り包容力のある穏やかな笑顔だった。
高校最後の春高。ゴミ捨て場の決戦。
バレーボールは高校までと決めてたという海にとっては、文字通り最後の試合。大学まで続けた俺にとっても特別な一戦だった。そして現在に至るまでプロとして活躍している夜久にとってもそうなのか、それは直接聞いたことはない。だけど、こうして高校を卒業して10年以上経った今でも、元チームメイトとして三人で集まれるんだから、過去を懐かしむことが似合わない夜久だって、多少は思うところはあるのだと思いたい。