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DONE秋8公演『サウスヒルプリズン』の裏話的個人妄想。臣十前提の『死ん負け』についての万里と臣の話。
2人にとって、十座が特別な存在だということ(同時に十座にとってそれぞれ特別ということ)と『死ん負け≒ヴォルフWヘッド』の関係性について。
甘やかし臣と突き放し万里/秋8公演時刻は日付も変わる少し前。場所は、人気のない談話室。
水を飲みに来た万里は、キッチンに立つ臣を見て、意外そうな声を上げる。
「…珍しいな。臣が料理中も台本持ってるなんて」
「ああ、万里」
声を掛けられて初めて気づいた臣が、少し困ったように笑う。
「いや、ちょと本読みしてたんだが、行き詰ってな。気晴らしにスコーンでも焼こうかと思って」
「気晴らし、ねえ」
そう言いながら臣の手元を覗き込んで、万里は口の端で笑う。
「わざわざ生地二つに分けてるってことは、片方は兵頭の激甘スコーン用だろ」
「はは、よく分かったな。さすが万里だ」
万里の推察に、臣はいつもの笑顔で頷いた。当てた万里が反対に苦笑する。
「いや、本当は否定の言葉が欲しかったんだけどな?」
4122水を飲みに来た万里は、キッチンに立つ臣を見て、意外そうな声を上げる。
「…珍しいな。臣が料理中も台本持ってるなんて」
「ああ、万里」
声を掛けられて初めて気づいた臣が、少し困ったように笑う。
「いや、ちょと本読みしてたんだが、行き詰ってな。気晴らしにスコーンでも焼こうかと思って」
「気晴らし、ねえ」
そう言いながら臣の手元を覗き込んで、万里は口の端で笑う。
「わざわざ生地二つに分けてるってことは、片方は兵頭の激甘スコーン用だろ」
「はは、よく分かったな。さすが万里だ」
万里の推察に、臣はいつもの笑顔で頷いた。当てた万里が反対に苦笑する。
「いや、本当は否定の言葉が欲しかったんだけどな?」
なかた
DONE天馬と万里イベントのミニトークでもブログでも仲良しエピソードが出て嬉しかった記念ちょっと目を離した隙に万里さんが消えた。
いや、もっと詳しく言うなら、俺がトイレに行きたいと声をかけると万里さんはもう少しピアスを見たいと答えた。だから、そこで分かれて俺は用を足し、来た道を戻った。はずなのに、どういうわけか元の場所にたどり着くことはできなくなってしまったというわけだ。
おかしい、俺が途中で道を間違えて迷ったなんてことはないはずだ。決して、それはない。かといってこのまま万里さんをほったらかしておくわけにもいかない。そこで、連絡を取るためにポケットからスマホを抜き出す。
LIMEのトーク画面を開いて、通話のアイコンに指を伸ばす直前、妙に視線を感じて俺は辺りを見渡す。けれど、こちらを見つめる人の姿はない。人でないということはもしや……意識した途端、急に身体に悪寒が走る。嫌な予感を振り払うため移動しようと前に出した足はなぜか動かなかった。何かにひっぱられている。恐る恐るに視線をやるとヒーローのフィギュアを持った少年の姿があった。
「もしかして、俺のファンか?」
特撮作品に出て以降、子供のファンが増えた。もし、同世代やそれより上の世代のファンに声をかけられたのなら、 880
MADOKA
SPOILER※あくまでも美術的な人物デッサン「摂津くんの瞳には何が映ってるんだろう」とか突然ポエム語りだす天美生になりたい人生でした…羨ましすぎるぞ天美生~!!
しかもオープンキャンパスですよね?摂津万里目当てで天美入る子がたくさんできちゃうじゃん!?至さん!頑張れ!!