parvus_yuu
TRAINING現パロシリーズ。夏バテしたウォロを気遣う、シマボシさんの話。
いつもの通りで甘い。
夏休み前夜夏季休暇前日。定時間際のイチョウ商事は、すでに気分が夏休みモードに移行しつつある社員で賑わっていた。
「…ウォロさん…顔色めちゃくちゃ悪くない?」
ぐるぅり……
エシモに声をかけられた重苦しい雰囲気を纏う男は、目の下にクマをこさえて疲れ切った顔で振り返った。
「暑くて、なかなか眠れなくて…」
八月のお盆前。
夜中になっても気温は三十度近くまで上がったままの日もあり、寝苦しい夜が続いている。
「冷房は?」
「一応つけてますけど、シマボシさんすごく寒がりなんで二十八度が限界なんですよ…。一度ジブンに合わせて二十五度まで下げてもらったら、一晩で風邪ひいてしまったから、これ以上下げるのはちょっと…」
「夏の間だけ寝室を別にしたら?」
2842「…ウォロさん…顔色めちゃくちゃ悪くない?」
ぐるぅり……
エシモに声をかけられた重苦しい雰囲気を纏う男は、目の下にクマをこさえて疲れ切った顔で振り返った。
「暑くて、なかなか眠れなくて…」
八月のお盆前。
夜中になっても気温は三十度近くまで上がったままの日もあり、寝苦しい夜が続いている。
「冷房は?」
「一応つけてますけど、シマボシさんすごく寒がりなんで二十八度が限界なんですよ…。一度ジブンに合わせて二十五度まで下げてもらったら、一晩で風邪ひいてしまったから、これ以上下げるのはちょっと…」
「夏の間だけ寝室を別にしたら?」
as(アス/アズ/エーエス)
DONE◆9/7 4枚追加 供養半分 最後の月島+宇佐美は次の予告編みたいな感じ(未定)----
現場系パロ② 尾→月 杢月? 面倒見の良い宇佐美 自己満足でも楽しいパロディ この続きも描けたらいいなと思っている ◆8/22 入れどころに迷ったやつ3枚追加※若干杉月風味 23
ksg000ksg
MAIKINGオーエン女体化 現パロカインもオーエンも動画配信をやっています。
配信者について詳しくないので描写はゆるふわです・・。
センシティブな彼女間に合わなかったので前半部分までです・・
◇
『カイン君の新曲最高でした!』
『フル配信楽しみ・・!』
『声良すぎ・・!』
「みんな、いつも聴いてくれてありがとうな!今年は作曲に力を入れたいと思っているから、また早く次の曲を出せるように頑張るよ!」
画面を流れていく文字の羅列を見送りながら、カインは配信終了のアイコンをタップした。
カイン・ナイトレイ、現役大学生であり、今若者たちを中心に注目を浴び始めている音楽配信者だ。
SNSのフォロワーは10万人を超え、動画サイトの登録数も数万人単位で増え続けている。
今日は新曲のお披露目を兼ねたライブ配信を行っていたところだった。
「・・・・うん、いい感じだな。」
タブレットを手に取り、配信中には追いきれなかったリスナーからのコメントを読み、新曲への反応の確かな手ごたえを感じ頬を緩めた。
8581◇
『カイン君の新曲最高でした!』
『フル配信楽しみ・・!』
『声良すぎ・・!』
「みんな、いつも聴いてくれてありがとうな!今年は作曲に力を入れたいと思っているから、また早く次の曲を出せるように頑張るよ!」
画面を流れていく文字の羅列を見送りながら、カインは配信終了のアイコンをタップした。
カイン・ナイトレイ、現役大学生であり、今若者たちを中心に注目を浴び始めている音楽配信者だ。
SNSのフォロワーは10万人を超え、動画サイトの登録数も数万人単位で増え続けている。
今日は新曲のお披露目を兼ねたライブ配信を行っていたところだった。
「・・・・うん、いい感じだな。」
タブレットを手に取り、配信中には追いきれなかったリスナーからのコメントを読み、新曲への反応の確かな手ごたえを感じ頬を緩めた。
yuko.
DONE過去作再録。幼い猗窩座と狛治が出てくる昔話調で話が始まりますが、ちゃんと猗窩煉です。andさん( @0530and )の可愛い❄️&🐶イラストを元に書かせて頂いた話。改めて、書かせて頂きありがとうございました❣️(。-人-。) 2368parvus_yuu
TRAINING初デートのウォロシマ。完成したのを間違って全て消したが復活させたぞ‼(自業自得)
初デート「……」
ウォロとシマボシは、互いになんとも言えない表情で向かい合っていた。
黒のビジネススーツに、淡い水色のYシャツ。鮮やかな青地に細い黄色の斜めストライプが入ったネクタイと、黒いプレーントゥのシューズのウォロ。
紺色のリクルートスーツに、清楚な白いYシャツ。飾り気のない黒のプレーンパンプスのシマボシ。
これを見て『初デート』という正解を導き出せる者は皆無であろう。
どこからどう見ても『営業部に入った新人を、先輩が外回りに連れて行く』というシチュエーションであった。
ミーンミンミンミー…ン……
ジーワジワジワジワ……
夏の盛。
すでに気温は三十度を越え、二人の額には大粒の汗が浮かび始めている。
「…とりあえず、涼しい所で何か飲みませんか?」
1990ウォロとシマボシは、互いになんとも言えない表情で向かい合っていた。
黒のビジネススーツに、淡い水色のYシャツ。鮮やかな青地に細い黄色の斜めストライプが入ったネクタイと、黒いプレーントゥのシューズのウォロ。
紺色のリクルートスーツに、清楚な白いYシャツ。飾り気のない黒のプレーンパンプスのシマボシ。
これを見て『初デート』という正解を導き出せる者は皆無であろう。
どこからどう見ても『営業部に入った新人を、先輩が外回りに連れて行く』というシチュエーションであった。
ミーンミンミンミー…ン……
ジーワジワジワジワ……
夏の盛。
すでに気温は三十度を越え、二人の額には大粒の汗が浮かび始めている。
「…とりあえず、涼しい所で何か飲みませんか?」
fkfkmotimoti
DOODLEhttps://poipiku.com/898128/7014866.html上と同じデザキン現パロ世界軸の落書き
描いたら追加していく感じにしたいので、そのうち増えるはず〜はず…わかんない…
趣味独自設定強です
re_o_evenif
DONETwitterでちまちま描いていたやつです。バ○ェラーネタ含む現パロです
⚠転載禁止
8月にこちらの全文プラスもっと🐯に甘えてほしくてすったもんだする5のエロパート含む描き下ろし(15pくらい多分増える)を入れて本を出します。
こちらは書店のみの頒布で通販は8月の第2周あたりを予定してますので
紙でほしい方、描き下ろしも読みたい方向けです。 45
Stilet
PROGRESS闇勇者ボカロインスピレーションシリーズの進捗ですから腐向け(コルチカム/初代ダーク←デルフィニウム/神トラダーク)/学パロ/現パロ/死ネタ注意ですから
[2022/08/02]進捗を加筆しましたから 11903
parvus_yuu
TRAININGボシさんは現パロでも浴衣の着付けできそうだなぁ…(着物も訪問着とかは着付け出来そう)からの産物。原作でも祭あったけど(公式様、ホントありがとうございます)夏祭り…いいよね…
耳元に彩り紺色の角帯をキュッと貝の口に結ぶと、シマボシはふぅと息をついた。
「コレで完成だ」
「ありがとうございます」
シマボシの部屋の姿見の前で、くるくる回って浴衣姿を確認したウォロは、シマボシに礼を言う。
「着付けが出来るなんて、器用ですねぇ」
「実家にいた時に習っただけだ。簡単なものしか出来ない」
「着付けが出来ないジブンからしたら、充分すごいんですけどねぇ」
と言いながら部屋から出る気配の無い彼を、シマボシは睨みつけた。
「着替えるから出ろ」
「えー。シマボシさんが浴衣着るトコロ、見たいんですけど」
「断る」
「うー…分かりました」
すっぱりと断る時は譲歩する気が無い事を、ウォロは経験則で知っている。これから近所の祭に行くのに機嫌を損ねるのは得策では無いので、彼は大人しく部屋を出た。
1191「コレで完成だ」
「ありがとうございます」
シマボシの部屋の姿見の前で、くるくる回って浴衣姿を確認したウォロは、シマボシに礼を言う。
「着付けが出来るなんて、器用ですねぇ」
「実家にいた時に習っただけだ。簡単なものしか出来ない」
「着付けが出来ないジブンからしたら、充分すごいんですけどねぇ」
と言いながら部屋から出る気配の無い彼を、シマボシは睨みつけた。
「着替えるから出ろ」
「えー。シマボシさんが浴衣着るトコロ、見たいんですけど」
「断る」
「うー…分かりました」
すっぱりと断る時は譲歩する気が無い事を、ウォロは経験則で知っている。これから近所の祭に行くのに機嫌を損ねるのは得策では無いので、彼は大人しく部屋を出た。
もちもちクマ
TRAINING💎さん×🔥さん社会人同僚現パロです。
💎さん→→→🔥さん
片想いが書きたくて、初めて書いてみましたが…
難しいですね。
やっぱり💎🔥は、読み専が一番だわ!!
一心[一心]
「ねぇ、ちょっとアレ…」ねぇねぇ…!
スマホを見ていた友人の腕をつつく。
「えー、何? うわ、…やばっ」
あまりの光景に、その二人は口元に手を遣り、言葉を失った。
かっこよすぎない?
この女性たちを始め、周囲の一切の熱視線と興奮を一手に集め、噂話の標的となっている当人たちは、全く意に介さない様子だ。
一人は腕を組み、大きな双眼を見開き、前だけを向いている。金髪というだけでもかなり目立つ毛色なのに、その毛先は炎のように真っ赤に染まり上がっている。
そして、その隣にいるもう一人の男性は、頭一つ抜き出る大柄の長身で、銀髪がこれまた人目を引くが、少し気怠そうにポケットに手を突っ込んでいる。
とにかくこの2人が並ぶと、あまりの美丈夫さに見惚れた行き交う人々全員が、もれなく振り返る程である。『ここまできたら、もはや美の暴力である』と揶揄した友人も居たとか居ないとか。
9773「ねぇ、ちょっとアレ…」ねぇねぇ…!
スマホを見ていた友人の腕をつつく。
「えー、何? うわ、…やばっ」
あまりの光景に、その二人は口元に手を遣り、言葉を失った。
かっこよすぎない?
この女性たちを始め、周囲の一切の熱視線と興奮を一手に集め、噂話の標的となっている当人たちは、全く意に介さない様子だ。
一人は腕を組み、大きな双眼を見開き、前だけを向いている。金髪というだけでもかなり目立つ毛色なのに、その毛先は炎のように真っ赤に染まり上がっている。
そして、その隣にいるもう一人の男性は、頭一つ抜き出る大柄の長身で、銀髪がこれまた人目を引くが、少し気怠そうにポケットに手を突っ込んでいる。
とにかくこの2人が並ぶと、あまりの美丈夫さに見惚れた行き交う人々全員が、もれなく振り返る程である。『ここまできたら、もはや美の暴力である』と揶揄した友人も居たとか居ないとか。
parvus_yuu
TRAININGふぉろわさんの『ボシさんはデパコス使い』なツイから『ォロはコスメカウンターに付いてきて、BAさんと仲良くなりそう』に発展し、更に妄想が斜め上になった話。粧飾ウォロが指定の場所に到着すると、間もなくシマボシが駆け足でやって来る。
「シマボシさん、お疲れ様です」
「待たせて済まない」
「ジブンも今着いたところですよ」
今日は珍しく二人の退勤時間が近かったため、家に近いシマボシの職場の最寄り駅で待合せをする事にしたのだ。
「少し寄り道してもいいか?もうすぐ化粧品が無くなるんだ」
「もちろん」
二人は、駅に隣接するデパートへ入った。華やかな化粧品が並ぶコスメカウンターに、ウォロは興味津々である。
「デパートのコスメカウンターって、初めて来ました」
「男性は、なかなか来る機会がないからな…。嫌ではないか?」
「ウチは化粧品も取り扱ってますし、非常に興味をそそられますね!」
「そうか」
1199「シマボシさん、お疲れ様です」
「待たせて済まない」
「ジブンも今着いたところですよ」
今日は珍しく二人の退勤時間が近かったため、家に近いシマボシの職場の最寄り駅で待合せをする事にしたのだ。
「少し寄り道してもいいか?もうすぐ化粧品が無くなるんだ」
「もちろん」
二人は、駅に隣接するデパートへ入った。華やかな化粧品が並ぶコスメカウンターに、ウォロは興味津々である。
「デパートのコスメカウンターって、初めて来ました」
「男性は、なかなか来る機会がないからな…。嫌ではないか?」
「ウチは化粧品も取り扱ってますし、非常に興味をそそられますね!」
「そうか」
parvus_yuu
TRAINING以前、フォロワー様がスポブラボシさんのマンガ書いていらして、暑い時のボシさんはスポブラで部屋の中を徘徊してォロに怒られそうだな…と妄想が飛躍した産物。無自覚の罪キィ…
シマボシが風呂から上がり、スポーツブラとホットパンツという出で立ちで麦茶をコップに注いでいると、玄関のドアが開く音がした。
そして間もなく、リビングのドアが開く。
「おかえり」
「ただいま戻りまし…」
ドンッ!
言いかけたスーツ姿のウォロが、突然シマボシの両腕を掴んで壁に押し付ける。
「ウォロ⁉」
──何か、気に障るような事をしただろうか?
彼の険しい表情に、シマボシは困惑して動けなかった。
「シマボシさん、コレ…一体どこのどいつにつけられたんです?」
「はぁっ⁉」
ウォロの言葉が理解出来ず、シマボシは素っ頓狂な声を出してしまう。
「この脇腹の所!ジブン、ここに痕を付けてないんですが!」
「…脇腹?」
見ると右の脇腹に一か所、ウォロの所有痕そっくりな小さくて赤い円状の痕が出来ていた。
1187シマボシが風呂から上がり、スポーツブラとホットパンツという出で立ちで麦茶をコップに注いでいると、玄関のドアが開く音がした。
そして間もなく、リビングのドアが開く。
「おかえり」
「ただいま戻りまし…」
ドンッ!
言いかけたスーツ姿のウォロが、突然シマボシの両腕を掴んで壁に押し付ける。
「ウォロ⁉」
──何か、気に障るような事をしただろうか?
彼の険しい表情に、シマボシは困惑して動けなかった。
「シマボシさん、コレ…一体どこのどいつにつけられたんです?」
「はぁっ⁉」
ウォロの言葉が理解出来ず、シマボシは素っ頓狂な声を出してしまう。
「この脇腹の所!ジブン、ここに痕を付けてないんですが!」
「…脇腹?」
見ると右の脇腹に一か所、ウォロの所有痕そっくりな小さくて赤い円状の痕が出来ていた。
キリbB(きりびぃ)
DONE“pixiv本日のお題”『海』で描いたすかむ短編漫画(全7P)※現パロ含
※えちくはないけどちゅう有←いつもしてる
暑いから涼しくなりたくて冬の海のシーンも描いたけど、2人がモコモコの恰好だもんで涼しくなんてならねーしなんなら余計暑くなったわコラ!というのが率直な感想。
前世では色々あったけど現世ではもうただひたすら幸せでいてくれ!な漫画です。
※7/22追記※リアクション感謝です😭嬉泣 7
parvus_yuu
TRAINING前に140文字で呟いたウォロシマの、アイスのフレーバーを選べないボシさんネタに少し肉付けした話。今回は特別行き慣れた近所のスーパー。
アイスクリームが陳列してある棚の前で、シマボシは眉間にシワを寄せて立っていた。
「シマボシさん?」
野菜や肉などの食料品を詰め込んだカゴ二つをカートに載せたウォロが声をかけると、彼女はしょんぼりした顔を向ける。
「どうしました?」
「……新発売のアイス。チョコとイチゴ…両方とも、すごく美味しそうで…」
「次回、買えばいいんじゃないですか?」
冷凍庫の中には、前に買った別のアイスが残っていたはずだ。
ウォロとシマボシは一緒に生活するにあたり『以前に購入したものを消費するまでは、同じものを買わない』ルールを設けている。
食べ物に執着のあるシマボシではあるが、普段ならキチンとルールに則って諦める…はずなのだが今回はどうも様子が違う。
885アイスクリームが陳列してある棚の前で、シマボシは眉間にシワを寄せて立っていた。
「シマボシさん?」
野菜や肉などの食料品を詰め込んだカゴ二つをカートに載せたウォロが声をかけると、彼女はしょんぼりした顔を向ける。
「どうしました?」
「……新発売のアイス。チョコとイチゴ…両方とも、すごく美味しそうで…」
「次回、買えばいいんじゃないですか?」
冷凍庫の中には、前に買った別のアイスが残っていたはずだ。
ウォロとシマボシは一緒に生活するにあたり『以前に購入したものを消費するまでは、同じものを買わない』ルールを設けている。
食べ物に執着のあるシマボシではあるが、普段ならキチンとルールに則って諦める…はずなのだが今回はどうも様子が違う。
k_rinsei
MOURNING体育教師ぎゆう×大学生たんじろうのとある甘々な一日。きめ学とは違う世界なので、たんじろうがぎゆうさんのスパルタ指導は知らない設定。友情出演でうろこだきさんが出てきます。 3690もちもちクマ
TRAINING恋人同士の🔥🎴の日常です。現パロですが謎軸です。
勘違いから始まる攻iめiフェです。
本番はなくてかなりぬるいですが
題材があまりにもアフォなので、
限定にしました🙇♀️ww 5949
k_rinsei
DONE現ぱろ義炭。くっきー片手にいちゃつくふたり。甘えんぼだったり大人の色気でたんじろうを翻弄する狡いぎゆうさんがいます(笑)
食べ過ぎ注意!体育教師を勤める義勇の仕事量は計り知れない。午前中は部活の指導、勤務は半日でも書類整理が残っているらしい。昼食の最中、折角の休みなのにデートにも連れ出してやれないと彼は申し訳なさそうに話をしていた。炭治郎が気にしないでと抱き締め見送ってから3時間が経過している。作業部屋に籠りきりの義勇を気遣い、炭治郎はある作業に取りかかった。
「……クッキー?」
「おわぁっ!」
オーブンレンジから天板を取り出す最中、すぐ耳元で囁き声。さらさらの黒髪が頬を掠めて、美しいテノールの持ち主を睨み付けた。
「もーっ義勇さん!キッチンは危険がいっぱいだからっていつも……っ」
「分かってる、悪かったよ」
「……終わったの?」
「ん。一区切りついた」
1756「……クッキー?」
「おわぁっ!」
オーブンレンジから天板を取り出す最中、すぐ耳元で囁き声。さらさらの黒髪が頬を掠めて、美しいテノールの持ち主を睨み付けた。
「もーっ義勇さん!キッチンは危険がいっぱいだからっていつも……っ」
「分かってる、悪かったよ」
「……終わったの?」
「ん。一区切りついた」
asamag108
TRAININGラーヒュンワンライ「海」のお題で書いたのですがあまり海っぽい話ではなく…。海の近くで生まれ育ったヒュンと内陸で生まれ育ったラー(たぶん結婚してる)の現パロです。 1982
parvus_yuu
TRAINING1200文字以内のSS練習、2つ目。ボシさんは、さっぱりした香りが好きそうなイメージなんすよね…。
泡風呂「泡風呂って、興味あります?」
「は?」
うつ伏せで本を読むシマボシの尻に頭を乗せて横になっているウォロが、可愛くラッピングされたボール状の物を見せる。
「今度うちで取り扱うんですけど、試供品のバスボムが配られたんですよ。感想を提出する必要があって、ご協力頂きたいなと」
黄色いソフトボール大のバスボムからは、シマボシの好むシトラス系の香りがした。
「許可する」
「じゃあ、今晩やってみましょうか」
夕食後、取り扱いの用紙を見ながら二人で泡風呂の準備を始める。
「まずは、細かく砕いて…」
「ふむ」
グシャッ‼
シマボシが右手に力をこめると、バスボムは粉々に砕けて湯船に落ちていった。
「…袋に入れて、棒とかで叩いて砕くモノ…なんですけどね…」
1199「は?」
うつ伏せで本を読むシマボシの尻に頭を乗せて横になっているウォロが、可愛くラッピングされたボール状の物を見せる。
「今度うちで取り扱うんですけど、試供品のバスボムが配られたんですよ。感想を提出する必要があって、ご協力頂きたいなと」
黄色いソフトボール大のバスボムからは、シマボシの好むシトラス系の香りがした。
「許可する」
「じゃあ、今晩やってみましょうか」
夕食後、取り扱いの用紙を見ながら二人で泡風呂の準備を始める。
「まずは、細かく砕いて…」
「ふむ」
グシャッ‼
シマボシが右手に力をこめると、バスボムは粉々に砕けて湯船に落ちていった。
「…袋に入れて、棒とかで叩いて砕くモノ…なんですけどね…」
sikou_ga_maigo
MAIKING1話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=159661182話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15966185
初めてのおでかけ(未完)※注意!※
────
・未完です!取材も兼ねて商店街に行きたいのですが中々実現できないため、完成は遠そうです…
・日本生まれ日本育ちのポップ×帰国子女で実は御曹司のダイの現パロ、15×12です。
以上がOKでしたらスクロール↓
【初めてのお出かけ】
「そうそう、おれはもう頭ン中に入ってっから、コレ、おまえに渡しとくな」
そう言うポップからダイが手渡されたのは、掌に収まるサイズに折り畳まれている、丈夫そうな厚紙だった。歩みを止め、受け取ったそれを開いてみると、A4サイズくらいに広がったので、ダイは目を丸くする。
「すっげえや!これ、もしかして、折り紙?ポップが折ったの?」
「へ?」
ダイがあげた歓声に、隣で立ち止まっているポップが目をパチパチと瞬かせた。この反応からしてみると、どうやらダイの予想は外れたらしい。
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・未完です!取材も兼ねて商店街に行きたいのですが中々実現できないため、完成は遠そうです…
・日本生まれ日本育ちのポップ×帰国子女で実は御曹司のダイの現パロ、15×12です。
以上がOKでしたらスクロール↓
【初めてのお出かけ】
「そうそう、おれはもう頭ン中に入ってっから、コレ、おまえに渡しとくな」
そう言うポップからダイが手渡されたのは、掌に収まるサイズに折り畳まれている、丈夫そうな厚紙だった。歩みを止め、受け取ったそれを開いてみると、A4サイズくらいに広がったので、ダイは目を丸くする。
「すっげえや!これ、もしかして、折り紙?ポップが折ったの?」
「へ?」
ダイがあげた歓声に、隣で立ち止まっているポップが目をパチパチと瞬かせた。この反応からしてみると、どうやらダイの予想は外れたらしい。
parvus_yuu
TRAINING現パロのウォロシマでSS練習。(1200文字以内で1話を目標)
いつもどおり、糖度高いです。
お迎え「今日は遅いですね…」
壁掛け時計を見ながら、ウォロは呟いた。
時刻は夜の十時になろうという所。
事務職のシマボシは、営業職のウォロよりも早く帰宅している事が多い。しかし、今日は家にその姿は無く帰る連絡もまだ無かった。
「大丈夫、だとは思いますけど」
幼少期から武術を習っていたシマボシは並の男よりも遥かに強い。だから誘拐等の犯罪に巻き込まれている可能性は低いと考えていたものの、こうも連絡が無いと不安になる。
「一度、連絡──…」
スマートフォンに手を伸ばしたその時、待望の受信通知が画面に表示された。
反射的にロックを解除すれば、シマボシからいつもと変わらない『今から帰る』という文章。
『お疲れ様です。駅まで迎えに行きますね』と返信すると、間髪入れずに『頼む』と返ってきた。
1181壁掛け時計を見ながら、ウォロは呟いた。
時刻は夜の十時になろうという所。
事務職のシマボシは、営業職のウォロよりも早く帰宅している事が多い。しかし、今日は家にその姿は無く帰る連絡もまだ無かった。
「大丈夫、だとは思いますけど」
幼少期から武術を習っていたシマボシは並の男よりも遥かに強い。だから誘拐等の犯罪に巻き込まれている可能性は低いと考えていたものの、こうも連絡が無いと不安になる。
「一度、連絡──…」
スマートフォンに手を伸ばしたその時、待望の受信通知が画面に表示された。
反射的にロックを解除すれば、シマボシからいつもと変わらない『今から帰る』という文章。
『お疲れ様です。駅まで迎えに行きますね』と返信すると、間髪入れずに『頼む』と返ってきた。
じぇひ
TRAINING月鯉 修作 現パロ毎日何かしら上げていきたいです。文字書き上手くなりて〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
接待線香花火 花火がしたい。仕事中、なんの脈絡もなくふっと浮かんだ願望だった。鯉登は手持ち花火をしたことがあるのだろうか。さすがにあるか、と思いつつも子供のようにはしゃぐ彼を想像してしまう。弾ける火花に照らされる華がある顔だとか、眉間に皺を寄せるほどに真剣に線香花火をする様子だとか。愛しい恋人の喜ぶ姿を空想すれば、月島の中で花火をすることは既に決定事項になっていた。
コンビニにも置いてあるのだから便利な時代なったものだな、と片手に抱えて自宅まで小走りする。潮風にのって生暖かな空気が、身を包むスーツと相まって体感温度を上げていく。額には薄らと汗が滲んで来たけれど拭いもせず一心不乱に足を動かす。健康的な鯉登のことだからそろそろ寝る準備を始めているかもしれない。一層恋しくなって、自分を縛り付けるスラックスが煩わしい。ネクタイを緩めると、はしゃいでるのは俺の方だと自嘲した。そこの角を曲がれば鯉登のいる我が家が見えてくる。
2349コンビニにも置いてあるのだから便利な時代なったものだな、と片手に抱えて自宅まで小走りする。潮風にのって生暖かな空気が、身を包むスーツと相まって体感温度を上げていく。額には薄らと汗が滲んで来たけれど拭いもせず一心不乱に足を動かす。健康的な鯉登のことだからそろそろ寝る準備を始めているかもしれない。一層恋しくなって、自分を縛り付けるスラックスが煩わしい。ネクタイを緩めると、はしゃいでるのは俺の方だと自嘲した。そこの角を曲がれば鯉登のいる我が家が見えてくる。