錆+義炭「錆兎がいっぱいコレクション」錆兎がいっぱいコレクション
※義炭要素の他に錆義、錆炭要素が含まれます
「拝啓 冨岡義勇様
突然ですが、錆兎が増えました。ご自分の目で確かめて頂きたく、一度蝶屋敷へ来てもらえませんか。
竈門炭治郎」
義勇はその手紙を読んで首を傾げた。
炭治郎とはパァンズゾゾ(※15巻の内容を表す便利な擬音)以来恋仲である。
それにしても、……錆兎が増えた?
* * *
「あ、義勇さん!」
「炭治郎、これは一体どういうことだ」
「それが、錆兎が増えまして」
「義勇」
「あ、原作錆兎」
原作錆兎?
見れば義勇の記憶の中にある錆兎そのままの、宍色の髪をした少年がそこにいた。
「錆兎……!」
「泣くな、義勇。男だろ」
「すまない、あの時…俺を庇ったせいで」
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