慈悲深い神として君臨し、完璧超人始祖の創始者にして彼等の一員としてまとめている主、ザ・マン。
完璧超人始祖達もまたそんな彼を敬い、礼儀を弁えていた。
だがそんなザ・マンを超えた者が現れた… 其の名はゴールドマン。
ザ・マンの弟子であり、愛い存在の一人であった彼、ゴールドマンは悪魔超人の中で悪魔将軍として悪魔超人達に慕われているカリスマ的存在。
ザ・マンにとってはいつしか己を超える日を待っており、其れを超えた者が一番弟子としていたゴールドマンであった事を彼自身、内心嬉しくもあった。
「ゴールドマン…」
思わず其の名を口に出す。名を呼べば、かつてのあの頃の様に自身の元へ駆け寄ってやってくる、と…そう思うも現実はそうではない。
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