鴨緑
MOURNING寝たくない時にダラダラ付け足しながら書いてた読み物。アオが夜中の学校に忘れ物取りに行ったりする話。書いてる時はアオ主だと思って書いてた寝たくない夜の話「やっべ」
少年が胸ポケットに手を入れたり、他のポケットや鞄を漁っている。
「少年?」
声をかけると焦りを含んだ様な声でこちらを見つめてきた。
「学校に生徒手帳忘れたかも」
「それは…」
少年が苦笑いしながらどうしよ…どうしよ…と狼狽えながらまた鞄の中を漁っている。焦るのにも無理もない。
縄印の寮の鍵は生徒手帳なのだ。生徒手帳に埋め込まれているICチップで寮の出入りが可能になっている。
今は夜中の八時。訳あり、ベテルに寄った帰りなので遅めの帰りになってしまい、学校はもう門は閉じている。今から取りに行くのは不可能だ。しかし、
「少年、安心してくれ。私なら鍵を開けられる」
読み取り機に手帳をかざすフリをしてくれ。
そう言い、少年に読み取り機にかざすフリをして貰う。防犯カメラにこの光景が写っている状態で私が今からやる鍵開けは少々奇怪に見える可能性があるからだ。少年が手を置いている読み取り機に手を当て、以前少年の生徒手帳のICチップから読み取った情報を送ると難なくエントランスの自動ドアは開いてくれた。合鍵でドアを開けた様な物だ。
6677少年が胸ポケットに手を入れたり、他のポケットや鞄を漁っている。
「少年?」
声をかけると焦りを含んだ様な声でこちらを見つめてきた。
「学校に生徒手帳忘れたかも」
「それは…」
少年が苦笑いしながらどうしよ…どうしよ…と狼狽えながらまた鞄の中を漁っている。焦るのにも無理もない。
縄印の寮の鍵は生徒手帳なのだ。生徒手帳に埋め込まれているICチップで寮の出入りが可能になっている。
今は夜中の八時。訳あり、ベテルに寄った帰りなので遅めの帰りになってしまい、学校はもう門は閉じている。今から取りに行くのは不可能だ。しかし、
「少年、安心してくれ。私なら鍵を開けられる」
読み取り機に手帳をかざすフリをしてくれ。
そう言い、少年に読み取り機にかざすフリをして貰う。防犯カメラにこの光景が写っている状態で私が今からやる鍵開けは少々奇怪に見える可能性があるからだ。少年が手を置いている読み取り機に手を当て、以前少年の生徒手帳のICチップから読み取った情報を送ると難なくエントランスの自動ドアは開いてくれた。合鍵でドアを開けた様な物だ。
il23_01
MOURNINGたぶん全然見えてないし、今日のシーン以降つかわないだろうから見てみて~~~の気持ちで本日の特殊差分投げておきます海枯れ概要以上のネタバレ要素はない!(砂浜に打ち上げられる水も滴るいいAPP18ことHO1の差分のため) 3
513friday
MOURNINGこの作品( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=719808 )で、またあら書けたらなと思い、書き始めたけど、作者さまの支部垢が動いてない?っぽくてパロディーの報告も出来な?い?じゃあ……ココに……あげてみる?みたいな?
酒売りとランプの精ランプの精である荒仁は、次なるご主人様を求めていた
ご主人様の願いを魔法で3つ完遂すれば、己を封印するランプから解放され自らの願いも叶う
荒仁の願いは「童貞を捨てたい」
清い身体である事は願いを叶える妖精として重要であるが、思春期の少年のような願いはランプに封印されていれば一生叶わぬ願いであった
△△
「まほろちゃん!!」
白い壁の大きな建物から出てきた1人の少女は昼前のぬるい風に当たり、不機嫌な顔で荒仁を見下ろす
荒仁は彼女と目が合えば、即座に両腕を上げて「こっちに手を振ってェっ!」と大きく振って見せる
声が届いているのかいないのか、風に靡く黒髪を耳に掛けながら、無表情にほんの少し手を振り返すまほろはこの国を治める王族の姫だ
7862ご主人様の願いを魔法で3つ完遂すれば、己を封印するランプから解放され自らの願いも叶う
荒仁の願いは「童貞を捨てたい」
清い身体である事は願いを叶える妖精として重要であるが、思春期の少年のような願いはランプに封印されていれば一生叶わぬ願いであった
△△
「まほろちゃん!!」
白い壁の大きな建物から出てきた1人の少女は昼前のぬるい風に当たり、不機嫌な顔で荒仁を見下ろす
荒仁は彼女と目が合えば、即座に両腕を上げて「こっちに手を振ってェっ!」と大きく振って見せる
声が届いているのかいないのか、風に靡く黒髪を耳に掛けながら、無表情にほんの少し手を振り返すまほろはこの国を治める王族の姫だ