yukimimikime2
SPUR ME五条と夏油のビッチングによってαからΩになった悠仁の話パスは古の数字
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MEMOこんなかんじで始まる五悠+夏虎のオメガバを書きたいビッチング、素敵です
ありがとう「秘匿死刑は決定事項だ」
「だからそれを取り消せっていってんですよ」
「宿儺の指が受肉した人間などもう人ではない」
「さっさと祓ってしまうのが得策だ」
「チッ、ったく……」
五条の表情がどんどんと険しくなっていき、目に宿る光が昏くなっていく。
マズいなと夏油は思った。
このまま話していけば結果は目に見えている。
なんとかこの場を収める手立てはないものだろうか。
(せめて、猶予だけでも……ならば……)
「反対にお聞きしたい。あそこまで制御出来ている人間を何故消そうとするのかを」
「そんなもの決まっている。いつ暴走するかわからないではないか」
「私たち二人が制御出来ていると言っているのに?」
夏油の言葉に相手が言葉を詰まらせる。
「私たちは別に死刑自体を反対しているわけでないのですよ」
「傑っ」
シッと夏油は五条に目配せを送り黙らせる。
「ただ、勿体ないと言ってるだけですよ。アレだけの器はそうは生まれない」
「何が言いたいのだ」
クスッと嗤う。
「全部、集めて食べさせてから祓った方が得策だと言ってるんですよ」
「そ、それは……妙案だが……しかし」
「私たちが、特級の二人がしっ 840